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16の扉 私の奥
開闢
しおりを挟む"抜けたな"
いつの間にか
瞑っていた 目を開けて 。
「眼前に広がる 青空」を 観る。
ふんわり もわもわと
広がっていた雲海から
すっきりとした 青空へ
そう「思う」と 共に
「雲海」から「流れ」、龍の形に姿を変えた雲達が
青い海の中を 駆け回るのが わかる。
そう それは「私の光の獣」と「同じ」、
「エネルギーのかたち」で
「流れ」「突破」「変化」を表す
「自然のかたち」
「それが 目の前に現れたこと」、それをまた 受けて。
自分の「なか」いっぱいに拡がっている
「満足感」それを 観る。
そうなのだ 「この 変化した景色」は
再びぐるぐる もにゃもにゃしていた「狭間」を抜けて
「新しい領域が拓けた」それで
「深いところにいるみんな」が 齎した新しい光は
「煌の光」が統合された「私の光」で
それはやはり「真のチカラ」を 気付かせる ものだったのだ。
「私の 持つ 真のチカラ」
「その中でも 秀でた 特性」
「特徴」
「得意」で「特異」
「縦横無尽に狭間を駆ける 想像の光」。
だから先ず
「その明け」を充分に味わおうと 伸びをして。
ゆっくりと開口へ向かい 歩いて 行った。
久しぶりの 抜けた 青空
全体の 明るい ひかり
飛び回る風
描かれる軌跡
走り回る龍達と
そこへ いつの間にか混じっている 光の獣。
その「自由に光を走らせている姿」を眺めながら
「すっきりしている自分のなかみ」、それを振り返って ぐっと 伸びを する。
そう ここからがまた「新たな始まり」で
私はまたそれを「きちんと据えて」。
「理解し」
「落とし」
「自分のものにして 充満を埋め」
「己の領域を拡大していく 存在である」。
「 だから、結局「何故反射的に想像がそっちの方向へ行くのか」って。 やっぱり、私が自分の観たいものを 創ってないからってことだ。」
そう
「それ」に まだ「かたち」はないけれど。
しかし「いろ」はあるし、なによりそれを持ち前の想像力で創造し 「そこへ焦点を当て続けること」
それが言いたかったんだ 「煌の光」は。
そして「拡大すること」「広がること」で
生まれる隙間
それを「埋めていくこと」
「わかること」
「理解して」
「満たす」
「充満にすること」を ふと思う。
そう 多分
私はまだ「私達は光」が 芯まで沁み込んで なくて
どうしても「ねばならない」に囚われがちなんだ。
「取り憑かれる」「乗っ取られる」
「本来の自分ではない」その状態
ずっとずっとコントロールされてきたという「経験の重み」、それはパッと手放せる様なものではなくて
「あらゆる角度から解体し」「それについての真相を理解せねば成らない」。
そうなんだ その「どれもこれもが望んで遊んでいたこと」、「だから辞めようと思えば辞められること」
そのだいぶ軽くなってきた「記録」を縮小して
点にして
「私達の貴重で希少な経験の一部」へ 加えておけばいいのだ。
「 ふむ。確かに。 こうして、観ると 「そんな訳ないのに ものの見事に思い込んで泣いたり 怒ったりしてた」のが ようく、わかる。 ちゃんと観れば。」
それは ある角度から観れば「滑稽」
しかし別の角度からは「楽しそう」
そしてまた別角度からは「見事の一言に尽きる」で
決して「悲惨だけがあった訳ではない」んだ。
だって 「悲しんだ分」、「喜んでもいた」のだから。
「だからそれを。 理解し もっと深くに 落とす。 でもそれも、そう 「本来の理由」に 戻れば。 そんな「前置き」「言い訳」すら、要らないんだけどな。」
そう「ポロリ」と
「本質」が出てくるけれど。
結局
私がこうして「自分に言い聞かせながら理解を促している」のすら、「本来必要のない行為」で
そもそもの そもそも論
「私達は光」なのだ。
それ以外「なにもないし」
「理由はなくて」
「本来 自由であるし」
「縛られる事などあり得ない」。
そして
「この体は自分で選んだ「最高をやれるツール」でもあって」
「放っておけば 「自分の道」を きちんと歩んで」。
「そうなるように できている」のだ。
「 でも それを。 わかんなかったのが、「これまで」で でも ホントは。」
ふぅむ?
「存在のチカラ」、そう思ったけど。
「子供達の熱量」の 様に。
「私達の存在自体」が「エネルギー」で
「せかいの充満の一部」だから
「存在することと満たされあることはセットで」
「表裏の世界ならば それは必然で」。
「不足」や「働かなければ得られない」は
「正しくは なくて」
「一部の本当なだけ」
「みんながみんな 満たされて存在していたならば」。
「不足の感覚」は「あり得ない」のが わかる。
だからそれも、やはり ずっと前に思った「自分で自分を救えばいい」
それと同じで「思い込みを落とす」、それでしか ない。
「 なんか 難しいことは わかんないけど。 「在るということの保証」は 私達を保証していて 役に立たないとか そういう問題じゃない。」
やっぱり 「そうだ」。
そして「そう 思う」と共に。
世界へ在らば いつの間にか「そっちに寄って行って」、「取り憑かれる」それも わかる。
だからこそ せかいは今
私に「想像せよ」と 言っていて。
持ち前の「想像力」を使い「新たなるせかい」をもっと具体的に描けと。
言っているんだ ここで。
ふ む 。
そう して
また静かに 青に包まれながら。
眼前の「新たなあお」を眺めていると
ふわりとやって来た「煌の光」
その「私のいろ」を含んだ「新しいいろ」は
「具体的に描く内容」について明示していて
「それは 場所や建物 家具や物体そのもの」で なく
「その 本質を描け」そう言っているのが わかる。
そして「それは なんでなんだろうか」
そう 思って。
「パラリ」と スペースへ「景色を展開すると」
「それは 場面で」
「音も香りも ついている」。
そして その光景は
世界と同じではなくそれ以上の鮮やかな景色で
私の胸に迫る、「光の等価交換の場面」で。
せかいの「言いたいこと」を理解した私は
再びその内容に 唸っていたので ある。
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