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15の扉 神の領域
剥がれ出した世界
しおりを挟むもにょもにょと
「うごき」「形を 変え」
「あるべきところへ 戻るチカラ」
その「変化」の際に。
発生する「段差」
「ガクンと落ちる場所」
「ふわりと上がる場所」
そのそれぞれのチカラの動きが
「現象として 現れている」。
ふぅ む 。
そう
その
「三人の会話の中身」
それが「表すもの」を一言で言えば
「バランスが是正されたから バランスを崩している」
そんな表現に なる。
「 まあ。 「悪い部分」、な 訳じゃないけど。 「本来そうあるべきでないもの」が戻ったって ことだよね。」
そう
「これまでは 表面に見えていなかったこと」が。
「私の深呼吸」に触れて拡大し
拡散し
その「新しい光の充満」から無意識に影響を受けた人々が
「本来あるべきかたちで自分のエネルギーを使った」から。
それが 波及して
「起きている事実」
要するに「見える化しただけ」なんだ。
ふぅむ。
「生きて」いれば、感じる 変化
エネルギーの流れ
その「場所での違い」
「スムーズな流れ」と「滞る 場所」。
それは
これまでの世界では「意識されることのなかったもの」で
勿論 私の光を無意識下で受け取った人々も 「そんなことは 思ってもみなかった」ろう。
「私達は お互いに影響し合っていること」
「だから その「存在の仕方」が
世界に影響を及ぼすこと」。
それは「意識していなかっただけ」で
普通に私達の周りに蔓延っているものだ。
例えば「喧嘩の場」のイガイガしたエネルギーを
感じる 様に。
「世界へ蔓延る 新しいいろ」は
確実にすべてへ影響を齎していて 無意識にいろんなものを「底上げ」して いたんだ。
その「ちょっとの勇気」
「やる気」
「明るい 方向へ」
「上を向く」
「下を向く」
そんな感じの 「見えない 後押し」で。
それがどんな方向であっても。
せかいは そう、いつでも「全力で」
「私達を応援している」のだ。
「 ふぅむ。 成る程 少しずつ、いろんな 「もの」が。 ゆっくりと、その方向へ動き出したと いうことで。」
そう それは
例えを一つ言うなら「慣習をやめること」で
「男だから」「女だから」
「母親だから」
「何歳だから」
「~に言われたから」
「世間では そうなっているから」
「決められていることだから」
そんな「微細なこと」から「大きなこと」まで
多岐に渡る「べき」が 徐々に瓦解してきて。
それが「形として現れている」
その「状況」が今で
それが「やりたいこと」で
「超えたいもの」ならそのまま流れればいいが
「やるべきだから やっていること」ならば。
"その 手を離して"、「今 自分に使う ということ」
その「結果として」、「沢山の支え棒が失われる状況になっている」
そういう ことだ。
「 手を 「引く方」と「引かれる方」。 ふむ。」
そう呟く「私のなか」では
「その全体像」が 緩りと展開し始めている。
天から "降った 一滴"が
徐々に降り積り 山へ染み込み
木々を潤して
そうして世界を循環させていたバランスが
時と 共に 段々と崩れてきて。
「その 微細な違和感」
「名もなき光の こえ」
「無数にあった 瞬間のいろ」
「それ」を受け取った集合点が
「機会」を開き
「旅を 導き」
「タイミングを図り」
その「すべて」が「今」に集約されて。
"その 役目"を 果たし
「そう した」ことで
今
「天へ 昇った悲しみ」が「大雨」「豪雨」
「雷鳴」と成り 共に降り注ぎ
それは「天の意思」として世界を押し流して。
"すべてのタイミングが揃った 今"と
"崩壊から 再生"
"その 後に齎される 新しい光"
それを表して いる。
「 集約、 集積 。 だって 月まで。 届いた、もんね。」
その「いつかの景色」が浮かんできて
思うけれど。
「ほんとうの景色」を視れば
すべては「全ての結果」で あり
「私達が受け取るべき こたえ」であるもの
それは
「元々 ◯のものが」
「凹になったり」「凸になったり」、していたもので
だから「余分に出している方が 引くと」
「補ってもらっていたものが 凹む」
その「結果」が露呈しただけに過ぎない。
そう
それは
「元々そうじゃなかった」のだ。
だから「酷い」も「辛い」も「大変」もなくて
「ただ 自分の形を整えるだけ」
「自分の事は自分でやる」それだけの "当たり前の状況"で
だけど「エネルギー」は 見えないから。
それに「納得できない」人がいて
あらゆる所に摩擦が起きているだけだ。
いろんな「浮かぶ景色」、それに目を閉じて
そっと 胸に手を 当てて。
ただ静かに「祈り」
そのすべてに敬意と感謝を送って。
その「私が記すべきもの」への「最高の祝福」を 送る。
ゆっくりと「感じて」、受け入れ 変化してきた者と
全く「閉じていて」、いきなりそれが「起きた」者。
それが「開くのか」「閉じたままなのか」、それは本人の自由だけれど
なにしろ
「真実を受け入れるのに 時間が必要」
それは 言えるだろう。
「 かも知れない。」
「 だが よな?」
「だが、向こうは一杯だろう?」
「まだレシフェの所に空きがある。あまりに酷い者は、そちらの方が良いだろうな。」
「ああ、本体に近い方がいいだろう。」
ふわりと
「耳に」戻ってくる感覚
その「詳細を聞かせてくれる」、私の持つ 感覚と体。
その話題の行き先が気になって「基点」をこちら側へパッと移すけれど
極彩色が「本体呼ばわり」しているのは勿論「私」のことで
しかし こうやって実際対処してくれたり、全体の采配を見てくれる人がいるのは 本当に有り難いと 思う。
だから
"わかって ますよ"
そう紫の視線に 返事をして。
その 「見通す眼」が示す様に
みんなは私が「自分の場所」を きちんとやれる様に
いつも 気を配ってくれていて。
やはり 有り難い な。
そう、幾重にも思うと共に
だからこそ きちんと自分の位置を 馴染ませる為に
ポンと椅子から 下りる。
「 ご馳走様でした。」
「はい。いつも、ありがとうございます。」
「こちらこそ、美味しかったよ。」
そうして ふんわりとトレーを受け取ってくれる
マシロにニコリとして。
静かに過ごせる場所へと 歩き出した足に任せ
進んで行ったので ある。
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