透明の「扉」を開けて

美黎

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15の扉 神の領域

創造者

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 あの色
       その色

           この色

  いろんな 色

 
 しかし
   私の観る いろは「透明」で
   「観る」というより
    「共に在ること」


     「全で 在ること」


  「どちらも」    「含むこと」


    「観て」「観られていて」

  「すべてと 同等であること」。

   

「  ぜんぶで 在るって。」

 その みんなからのいろんないろの光線を感じながら

   「いろんな 色」
   「いろんな意味」 

 せかいに溢れている「その 様々な面」が
 スピリット達と共に キラキラと舞っている けれど。


 その「数多ある方向性」
 それは勿論「段階の違い」も表していて。

 私は その「どの段階にも存在する」からして
 ピントを 合わせて視ると
自分の範囲内せかいには「輝き始めた光」
 「喜び」「辛さ」や「苦しみの光」、いろんな段階の光があって
 それが何色であっても「輝き 謳歌している」のが わかる。


     ふぅ む。


そうして 視えてきた「ぜんぶである いろ」を ただ眺めていると
 その「なかみ」が共に 深く 落ちてくる。


 それは
  「すべてが観えること」の意味で あり
 そして
 「それと対で在る」のが「という対価」
 "せかいと対であることの意味"、その なかみだ。


「  なるほど。 そう、だから。 何があっても 大丈夫。 いいんだ。」

くるくると 寄越された光を回して
 チラリと「あり得る場面」 それを
  試しに想像して みるけれど。

確かに
 「実際 いろんな所を彷徨いている私」が
 様々な場面に出くわすことは ないことも ない。


「   ふむ?」

 試しに 出してみたそれは
  「不足を感じている場面」だったり
   「不安」「恐怖」
   いろんな「一見 負の場面」で
だけど例え
 「その状況」に耐えられない人に 
 エネルギーを ぶつけられたとしても
  触れたり
  感じたり
  見たり聞いたり しても。


「  なるほど。」
 
 それは「せかいへ記録される」からして
 「その正当な対価」は必ず発した者へと還るのだ。

 それが「相互の祝福」で 
私達が光を送り合っていることに付随する「光の約束」
 「お互いを観ていること」の なかみ意味で。

私が 小さな頃から「なにかにと思っていた感覚」、それ そのものなんだ。



     なる   ほど 。


 そう「思って」、顔を上げれば
みんなこの場のすべてが私に「自然と意識を向けている」のがわかるし
私も「同じく意識を向けて」「それを自然と認識していて」。

 それその状態が 「自然」過ぎて気付かなかっただけで
 そもそも「私はそういうもの」で
 「だからこそ この位置中心点」がまた押印され
「小さな頃の楔」が回収され 自分が補完されるのが わかる。
 

  だから だ。

       やっぱり


     なるほど 、


「そう、それは 見えなくとも。 「」。」


 今 それが「落ちた」から
 「安心」でいられるし
それが「すべてとのバランス」「関係性」で
 「お互いをということ」
 「軸であるということ」

 「ぐるっと廻って わたしはせかい」の なかみ理由

 そしてそれは 「私もそうである」ことも今
 新たに示して いて
「これまでよりも深く」
「それは」「そう なる」ことを 示している。


「    んん ん?」

   それ って。

  どういう  こと ? ? ?


 今し方「ポンと寄越されたいろ」、それは。

 「これまでよりも ストレートに実現できる」
 そんないろを 示して いて
  だがしかし「その 意味」が深くにあり
 まだぼんやりとしか 視えない。


  うん?  でもな 。

 そう なんか  それって。


  "もっと 純粋な なにか"

    "私の のオーダー"

  それを表していると 思う。

 「感じる」んだ
 その「摩擦のない」が。

  「スルリと 顕現の過程を通る」のが わかる。


「    これも また「感覚」のはなし だけど 。ふむ。 」


 言ってみれば これからは。

   どんな 「荒唐無稽なこと」で あっても

  「私がきちんとせかいにオーダーすれば」
   「それは 成る」。

 そしてそれは「新しいチャレンジ」でも あるのだ。



   「どんなことでも」

       「できる」

  「叶えられる」

     「いや 「叶えられる」じゃなくて」

 「

    「そう なる」


  「新しく」 「より 


 「本来の位置で ということ」。


     ?  ふむ


  ポンポンと 光達から齎されることばに
  やや
   混乱気味のわたし本体


「    うん ? 」

  しかしそこへ すうっと 齎される景色は。

  「これまでの慣習に躊躇している自分の場面」だ。


   大きな 机の前に座る 「偉い人」
   その前で「自分の意見を言いたい私」
    胸の中にあるのは「でも」「だって」
    「無理かも知れない」そんな感情いろ

  だけど その「躊躇いろ」は。

  「本来 不要なもの」
  「そこにあるとおかしいもの」
 そしてその
 壊せること変えられること
 その「感覚」を示して いる。


「      ぅ ん。あ  でも 。」
  

 ふと 訪れた「ずっとずっと知っていた感覚」
 そして私はそれを
  「やっていただった」けれど。

 だけど「少しだけずれていて 完全ではなかったピース」が
 更にまた ピタリと嵌って。

  
  「ここだ」
         「そう それ」

   「そこだ」とみんなが煌めくのがわかり

 「残っていた恐れいろ」が 今
      のが わかる。



     "胸の 奥
      黒い靄の様な「わだかまり」
    ずっと自分みんな
     「押し込め耐えてきたもの」"
 

  その 瞬間「景色映像」が パァッと融けて。

  
  その「言葉にできなかったもの」
    「かたちではないもの」
    「最奥に残っていたもの」が 。
   今 霧散したのだ。


「    ああ。  そうか。    そうね、それは。 「想像でも しっくりいかなかったもの」、深いところにある それだ。」

 意外と なんでも「躊躇なくやる」様に見える、私だけど。

 それは「えいやっ」と 勢いでやるものも多く
 「やらない方が後悔する」とか
 「我慢が無理」など
「そうでない方が辛いから やること」も多かったのが 本当だ。

 だけど 
 そう それは「根本から違っていて」。

 、「目を閉じている」という事であり
 「乗っ取られている」
 「取り憑かれている」と いうこと

 そう 「その時」、私は。

 「正常本質」では ないんだ。


 だから
「ああでもない」「こうでもない」とをぐるぐると回していて
 そもそもの前提基盤が違う。


「   なる ほど。 「気付いてない」、「意識してない」んだ? そう、それ前提が「当たり前常識ではない」と いうことに。 」

  
     さらさらと
      落ちてくる 「納得」


 そして これからは
「そもそもの基盤がわたし」だから
 その「想像の段階でもスムーズ」で

「 表でも 裏でも。 「抵抗がない」って こと ?かな。 そうか。」

 そう 
 既に
 「これは 本当は違うからこうする」
 「それも 本来の形は違うよね?」
  そんな感じの「前置き」が適用されていたんだ。

 だけど 今の私は
 「なんでも言ってオーダーしてよくて」。

 「やりたい」
 「これじゃ駄目」
 「それは嫌」
 「これがいい」そんなことを
 "自分がせかいであることを 顕してゆく"んだ。


 そして もっと言えば。

 その「想像の時点で 私が
   即ち「古い場所」にいると
  「せかいは真っ直ぐ顕現しない」。

 そうなんだ 「それ想像」が
  一旦「古い地点」を経由するから。
 その「実現」に「余計な過程」がからだ。


「     やはり 。」

 いつだって そう「ほんとうの始まり起点は 私」で。
 
 だからこそ「どこまでも純粋に」
      「自分せかいの最高最善で」
      「在れば」
  それは
    "真っ直ぐに そう 成る" 。



    なる   ほど  。


 そうして そこまで行き着いて落ちて

 ようやっと「自分が まだ囚われていたこと」に 気付く。

 その「前提」がまだ残っていて
 「無意識のうちに」、「それを覆すエネルギー」を使っていたということ
 それ 即ち「無駄」で ある。


「   ?? だから、? それが 解消されれば  また。 」

 そう それが実際「どう なる」のかは まだ視えないけれど
 「限りなく薄い抵抗」を霧散させた私は
 また違う景色が見える筈で。


 だからこそ やって来た
  "新しい チャレンジ"というワードカケラ


 それを 御旗に掲げながら。

 また 観て みんなすべてと進めばいいので ある。


「   なるほど   成る程。」

 そうして ぐるり、一巡の納得を 得て
 ひとつ 深く息を吐いて。


 その スッキリの「爽快感」を回しながら
  足に任せ
  テクテクと薄闇の通路へ 入って 行った。




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