透明の「扉」を開けて

美黎

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15の扉 神の領域

己の最善

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 轟く 雷鳴

  迸る 光と  吹きつける雨風

 
 「あそこだ」
 「あれも」
 「あそこもだ」
 「いけ」
 「そうだ」
 「徹底的に 浄めよ」
 「塵ひとつ 残すな」


 そんな 「こえ」を 聴きながら 。


 「己の領域わたしのせかい」を浄化してゆくひかり

  その網羅している範囲は「すべて」で「せかい」
  「光の創世神話の舞台」で
    「新しい 仕組みが生まれる領域」

その「浄められてゆく 世界」を 眺めながら。

 
   "ああ そうか  こうして 。

  わたしは  己で 己を 浄めて

      ここまで 来て。


   やっと 「神話それ」が 始まるのだな"


 そう自然と 思う。



   
    "取り戻した バランス"

      "本来の 位置"

   "己が なにを しに来たのか"
    それを思い出して 
   "自らの秩序を全適用してゆく道"


そう それは
「己で」
「はっきりと 要不要を決断し」
「すべてを浄めていくこと」

  

 きちんと「境界」を引き
 「己の場へ留まる在ること」

 そしてそれを。

 "全開で 表現してゆく顕してゆくこと" 。





そして
 これは
  きっと「」で

 だから私は「光の獣」の中に入り
           雲間を駆け巡って。


  「実際に 雷光にて 大地を浄め」

  「不要を浄化し」

     「焼き払い 再生を促して」
   
  「新しい 光の種を 撒いている」のだ。




その「夢だけれど」
  「夢では ない」
   「ほんとうエネルギーの 光景」

 それを 漠然と捉えながら。


  ああ それならば やはり。


  「これからは その ように 
        振る舞うと いうことだ」

   そう 思って 観て いたんだ。




  「くうを走る 金色の 光」

   「ピシャリ」という 「おと」

  
 それは
「祈り」「浄め」「敬意と感謝」で創られた光で
 次々と
 「流されてゆく送られてゆく世界の」を しっかりと受け止めながら。


 「一等 美しい」で 送って いたんだ。










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