透明の「扉」を開けて

美黎

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14の扉 星の領域

天の 計らい

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      "光の 繋がり"


 光の 約束

 光の 関係性


それは

 「体」や「言葉」等の。

 「形あるもの」「見えるもの」を超えて
 「歴然として存在している 繋がり」で

だから
 なるほど 「今」は。


「「それ約束」が。  「本来のかたち」へ 戻ろうとしてる途中 って ことか 。「真実の かたち」へ 向かって。」



 あれから。

あの
みんな光達」との繋がり
 「見取りの瞬間」の繋がり意思の疎通
 その「両方の場に 
 それを「経験体感してから」。


「   ふぅむ。」

  その
   「光のいろ」に「差がない」

そこに気付いて

 「ああ 
 「成る程 」
 「レシフェと金色のも だし」
 「あらゆるものの繋がり」
 「本質であること」
そう それは
 「「見えるもの」を 」。

   "存在する 繋がり約束


       「光の絆」

 その「ことば」が。

私の なかへ「ポン」と浮かんできたのも おかしな事では
 ないのだろう。


「    でも。 そうでもある、って ことだもんね 。」

 そうやって一人 呟きながら。

私は 今
 「とても久しぶりの 礼拝室」で 唸っていた。




    程良い 広さの 白い場

 落ち着く 「白い土」の 丸天井

  どの 区画にもある「繋がる場所」

その「古の 礼拝室」、そこが思い浮かんだのは。

 私の中へ眠っていた「光で繋がる図形」が
 呼び起こされたからで

それはやはり「いろんなもの」と 繋がっていて。


「   てか。初めの、「白い部屋」も。 あの、扉の位置とか 「同じ形」だもんね ?」

 そう一人ブツブツと言いながら
ぐっと低い 天井を見上げる。



    「形 の 意味」

  「シンボル と いう 使い方」

      「重なり合う 符号」

  「焦点の 位置」

     「惹かれる もの」「こと」

   「大切にしている こと」

   「生き方」   「生き様」

 「その 繋がりの 意味」。


今回「いろんなことが 重なって」。

 結果「ああなった」せかいからのこたえだけれど
それが齎した「ほんとうの意味」を
 今ここで 思えば。

「   うん。   そうだね。 」


 それは
  "私が 最も 大切にするもの"
     "大切にしてきたもの"
   "大切にしたいもの"の真理

それが「自分の生き方」でもあるし
 「その人一人一人の中にある光を大切にすること」
 「その光は 「尊厳」でもあること」
 「だから 本当は無視できないもので」
 「そのを消さぬこと」
 「光の繋がりを大切にすること」で あり
「見えぬけれどもその繋がりを 構築していくこと」で ある。


 「すべてにとっての 最善最高」
 それは。

確かに「その場」で あれば「簡単に成せる」ことで
 私はきっとその「繋がり基盤」が欲しかったんだ。

 だけど
 それを「言葉にできるほど はっきりと見えていなかったから」。


   「様々な」「ヒント」
  「カケラ」   「景色」「色」
   「数々の扉」や「キー

それを投げて 「せかいは私に認識させたかった」のだろう。


「 「させたかった」、と 言うと。 ちょっと ずれるけど まあ、そうなんだろうな。」

 でもやっぱり。

「私のなかみ」は 「それを観て」「とても落ち着いている」からして
 それは「せかいが観せたかった景色」で
 「私はそれをきちんと観れた」んだ。


 なんだか とても。

    それが  いい気分 だ。
 
 
「      ふぅむ。」


そうして また
 目を閉じ「重なるかたち」を感じて みて
 その「呼応するひかり」
   その中でも「調和している部分」と
        「不協和音の部分」

 それをじっと観て 自分の中に「納得」が落ちる。



 それは
「何もかもが 表面と違う」
「どれを 信じていいのか」
「なにを 見れば」
「何処へ 行けば」
「誰に 訊けば」と いう
 「実際 表面に出てきた「エネルギー」の映像」で

 その 「どれも」は
「これまでも明らかに」もの
 しかし多くの者が「その 意味を認識できなかったもの」である。


 しかしそれは「御多分に洩れず私も同じ」で
あの ずっと前に感じていた
「実際」の「形の部分」を 今し方。

 実際感じて
 その「崩れる権威」を 鍵として使い
また更に一段上がった位値が
この「既にヴェールの捲られた世界」を「完全で観ている観照する」場

 そして 「その場で私のやること」は
  「ただ いつも通りに存在する」
 やはり それだけで。


 「信じる」のでは なく
 「知ってそこに在る」のが 私の役目で
 ただ 「そうであること」
  その「当たり前」「自然」の 大切さを。

 「表現体現してゆくこと」
  真の光を 顕現すること。


 やはりそれは「どこまで行っても同じ」「私の在り方存在の意味」で
ただ それだけのことであると みんな光達は 言う。


「    うん。 」


 結局 なにをどう しても 
    なにが どう なっても。

その「最善を指すこと」を生業としている私が導き出す「結果こたえ」は そこで

 「わかってくれるかな」や
 「わかって欲しい」と特殊な場所

 それは
 真実の領域からしか齎されない 「ほんとうのふるえ」だ。



  ずっとずっと その「片鱗」が
「私の奥で 囁いていた」のが 今わかるし
その「カケラ」を繋いできて こうして「観える範囲」が拡がり
 その「構図なかみ」もまた 格段に上がって。

「在り方」の整合性が ピタリと合ってきた 今
 「自分の創り上げている基盤」の光が 眩しく光り
「唯一無二の場所」
「自分の場所」
「始まりの 場」
「なにもが 生まれるところ」
 それを、やれるのがわかるのだ。



 だから
この頃 感じる「世界の震え動揺」も
「変化の風」も
「なにをも 自分の最善の為に使」、その 姿勢を崩さずに。

  「在る」

そうしてすべてを「上がる為の扉とキー」として 利用し 
すべてで上がる、「光の創世神話の舞台」は ほんとうに出来始めて いる。


「    有り難い よね。」

 その「譲渡してくれた 区画」も。

「光と光の約束」で ある限り それは守られるものであるし
 だが私は「約束などなくとも」。


「  まあ 実際。 「言葉」、じゃないし 「そう、すれば」「そう してくれる」「私はそうする」って。     でも、わかってくれるって そう考えると有り難いな 。」

 確かに。

そこまで 想像して気付くけれど
私はずっと「わかるから わかって欲しい」と思っていたし
「その期待」はせかいへ還したけれど、「光同士」で繋がれば。

 もう そんな「心配」は要らず
  「すべては すべてにとっての 
     より 良き様に」計らわれるのだ。


「   成る程  確かに。「天の 計らい」。」

 だからまた そう ポツリと呟いて。

大きく 息を吐き
  白き祭壇を すべすべと撫でで いたのである。






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