透明の「扉」を開けて

美黎

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13の扉 創造

ただ ただ「内なる声」に 従うこと

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  「表裏」の 裏側で ある

      「見えない もの」 それは。



     「嘘」


    「偽り」


       「虚構」



    「幻想」


       「ただの 夢」

  「叶わない もの」


そう 
 ずっとずっと 言われてきた ことで
        笑われてきた ことで

だがしかし「私の中にはずっとあった もの」
 その「真実の光」でも ある。


 「ただ 優しさで存在すること」
 「温かい言葉を話すこと」
 「約束を守ること」
 「ありのまま 存在すること」
   それ即ち「繋がりを通すこと」

 私達の、「見えない繋がり」を構築してある 基本的項目
 それが欠けては「ならない成らない」。

 本当は 最も大切な「部分全体」である ものだ。



「   ふむ  しかし。」

そう 「それエネルギー」は 見えないから。

 「表 だけ」
 「形だけ」に囚われ 反故にされ
 打ち消され続けてきたもので
だがしかし


  いつだって 燦然と輝いて「そこにあった」し
 「それ」はいつだって 「私達を観ていた」んだ。


そう 「私の中には いつも「一番高い私」が いて」。
 自分が「そうであった」から、わかる。



 それは
ずっとずっと 「私が言ってきたこと」でもあり
「繰り返していること」
言い換えれば「飽きた」と言われそうなことでしかし
 まだ「そうではない」から
 それは歴然とした事実だ。


 だけど それも。

また「私が変われば上がれば」。

 自ずと 変化してくるものだから
きっと「これお知らせ」は その為に光達が寄越したのだと わかる。


 そう 「時間が必要」なのだ。

 「それ」を 顕現させる には

 「材料質の良い光」を溜めねばならぬ からだ。




「    その、「溜まって出来上がるもの」が 。 「新しい 私の場所」か 。」

 きっと
 それは そうで
この「みんなとの流れ」も「観てきた景色」も
その「必要を成らせる為」に せかいが提示している景色で
 私はその中からパン屑を適切に拾い
 その「全体像」を完成させる 必要がある。


  「新しい 私の在処住処

それはきっと。

「自然に 成る」ものでもあるのだけれど
「私が創るもの」でもあるからだ。

 そう 私は 今 「生身の人間」で。

 「その 場所」「在る ところ」
 それを創る為には「自分で動く必要もある」からで ある。




   ふぅ む。


 そう  ゆらゆらと流れながらも

 メモ達を 観て思う

    いろんな いろ

        いろんな  こと



  その 様々な ひかりを 混合し

  掻き混ぜ  濾過して
     「私の必要」を 取り出し

  美しく 描く為の「材料」として つくり


 その「パーツ材料」 ひとつ ひとつが
    "象徴 して いるものいろ


  それを 

   "一番高いの感覚"で 読み取ってゆく。


そう
 「数多の選択肢」の なかで
 「最善最高」を選ぶことのできる「今の私」

  それはせかいにある 星屑可能性の中から
    「自分の最も 好きないろ」

 それを選ぶ行為だからして
 「私はそれが好き」だし「得意」で
 そして「それをできる 自信がある」。


 小さな 頃から。

「とびきりを選んで 後から自分を追い付かせる」、
 その「勢い」に親しんだ自分にとって
それは 今 「簡単なこと」だし
視界が開けている今 「それが何故難しかったのか」それもわかる。

 そう
 やはり
 「制限」が あったから

それは簡単なことでも「難しく」ただそれだけで
 「ほんとうは なんてことない」のだ。


 すべての 中から。

  "一等 美しいものを 選べばいい"
    だけなの だから。



「   「象徴」。  」

 それも 「好きなことば」の一つで
押し付けがましくないところが いい。

 その「ばっくり感」
   「抽象的なところ」
   「はっきりと していなくて
    見る人により 違うものに見えること」

その「曖昧さ」はこれまでの世界ならば役に立たず 敬遠されていたかも知れないが

 私にとって「象徴」とは
  「なんでもありの可変領域にある 美しいもの」
 それであり
「シンボルとして 使えて」。

 且つ 「変幻自在な もの」

 そんな素敵なものなのだ。


だから 自分を「限定」してしまわない様に。

 まだまだ
 緩やかな流れを観ながら

 メモ紙を前に 椅子をゆらゆら させていた。






   "ここが また 大きな「分岐点」"


   "一旦 立ち止まる ところ"


  "すべてを 傘下に 入れながら"



    "すべてに 光を 透し


  満たしてから 出る 大きな 「点」"



自分の中の 「光」「カケラ」「ごちゃごちゃ」「少しの迷い」
 そんな「チラチラと顔を出す 複雑さ」
それが 「なんでなのか」、ふと 思った頃に
光達は そうタイミングよく囁いてくる。


 そうなんだ 今「世界は混乱 混沌としていて」、
「見かけ」はそこまでではなくとも
「なかみ」は既にごっちゃごちゃの混乱中で あるからして
 いつも眺めてある私がその澱を感じるのも 普通のことだ。

 「自分の 位置」
 「世界との 距離」
それは
 「物理的距離」と「エネルギーの距離」
  二つがあって

「場所を違えど 風は同じ」、その「自然の摂理」が働いているからして
 私は「それを 理解して」。

やはり 都度都度修正しながら 進めばいい。


「   てか、そう ね。 天邪鬼 ?」

 そうやって 観れば
「迷い」や「抵抗」も なんだか可愛らしくて。

そう
私が今 自分の中で拡大している「古いもの」は
「夢が幻想であった頃の自分」で あり
 しかしならば
 別の視点で観れば
 「それが一番やった方がいいこと」なのだ。


「   ふふん、じゃあ やっぱり。 どこまでも私は「夢を生きる」って ことだ。」

 そう 一人で胸を張ってみると
真ん中は なにも言わずに落ち着いたから。

 きっと そうなんだろう。


 やはり。

 「ちょくちょく確認にくる せかい」は
「ここぞ」という時にきちんと私に「ホイ」と
壁を提示してきて
 しかしコツを掴めばそれはそもそも「閉じていない」のだ。


  「ただ そこにある扉を 開けて出ていく」

 それだけのことで やはりそれは
 難しくも 見えなくも ないのである。


先ずはしかし その「湧いてきた複雑さ」
 それを ポイと放り投げ
自分の創り出してある 「空間」に 集中していく。


 そこに ある「空間」
  それは「私が自分を総合するための 場」で。

 いつも「カケラを回している 場所」
   「スペース」

    「光の虚空」

  「その 奥にある景色」
  
言葉は なんでもいいけれども
 「自由自在である 空間」そこで
「世界との繋がり」をしっかりと切って。

 きちんと「」で
 その作業選定を する必要があるからだ。


 そうして しっかりと一度 
  目を閉じ
再びすっきりと 開く。




  「目の前」

       「世界 に」

   「展開され ある 事柄」


      「景色」


  「私の 位置」

           「みんなの 位置」


         「関係性」

   「相対性」


    「類似」

          「異部」


  「繋がり」
        「重なり」
             「階層」


    「織り重なり 創られる ハーモニー」


  「全体の なか」

    「一番 最適な ところ」

  「バランス」
      
     「調和」

         「すべてが まとまる」

  その
    「最善最高の 位置」

 それを表す  いろ
 
    もの      こと

       おと

   景色

         匂い


     ことば と  風


   惹かれる いろと 雰囲気


 「死を 扱う ところ」

     「生み出せる ところ」


  「一瞬の 「煌めき」を かたちに」


       「奥の奥」

  「最後」


            「最期」

  

     「変容」


   「せかい言語」


      「かたちを 顕す」



   「創造」

    「想像」

  「最適を 組み合わせる」

      
   「祈り」

       「浄め」


      「また 生まれる」


    
   「洗礼」

  「巡礼」


      「通過儀礼」


   「楔」

      「分岐点」


   「必ず 通る 道」

  

    その「一番深いところに ある 場所」。



「   ふぅむ 。」



 なにしろ その「広大な 景色」を 観て。

きちんと 「それ」が成るまで

 「待つこと」そして
 「気付いて在ること」

それだけ 留めておいて。

 一旦、ペンを置いて

 ぐーっと 伸びをして息を吐いたんだ。





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