1,525 / 1,740
13の扉 創造
巡る 思い
しおりを挟む耳に
「入って くる 音」
「無音」だけれど
「聴こえる 花達の声」
「窓の外の 風のうごき」
ふと「我に返った自分」が触れた
「カサリ」という紙の音を 聴きながら。
くるくると ペンを 回し
「今 何処なのか」、その「現在」を確かめ 「いつものハーブの香り」を胸いっぱいに 吸い込む。
ふぅ む ?
いつの間にか 自然と
「その 回想」を終えて。
再びメモに目を落としていた自分の「視点」が 無意識に
「ある ことば」
そこに留まっていることに 気が付いた。
「 ふぅむ。 」
その「死 ということば」
それに目を留めた自分の全体像を 省みながら
「自分の 立ち位置」
「世界での 私」
「みんなとの距離」
「みんなとの距離」
そこから導き出される「これからの私」を。
「視ようとして」、ふと 思う。
て
いう か
そもそも。
「私 が」
「どこに」
「存在するのか」
その「場所」や「やり方」
そんなことを つい考えてしまう自分を修正しつつ
「それ」は「考えてわかることじゃない」し
「その時」が くれば
自ずと わかる
そう思い 過ごしていて。
その 上で、二人に会えば
また「新しいなにか」がわかると思って
そして「わかったこと」も 勿論あるのだけど。
「 てか。 「まるっとぜんぶが 自分」だから? 結局 外へ出て、なにか じゃないしな 。?? だから ?して ?」
ふぅむ ?
そう 呟きながらも
くるくると回転し始めたカケラ達を じっと眺め
「自分の質問のこたえ」が 「かたち創られてゆく」のを。
じっと 「その ピースや かたち いろ」
その「詳細」を興味深く眺めながらも
「決めてしまわない様に」、しっかりと捉えず 自由に舞わせておく。
そう その 「今 回っているカケラ達」は。
「きっと今 私が捉えるべきもの」で
「この頃の世界を観て 私が感じていたことのまとめ」
「そこから抽出できる ヒント」で あり
「今 既に私が持っているもの」でもあるのだ。
「自分が 今 既に含んでいるもの」
それは「確かに そう」で
「背中にくっついている」
「その 上に立っている」様な構図だからして
見えないだけのもの
だからこそ ふと
その「死」ということば それを見て。
ああ なるほど
そういうこと ? なのか。
そう唐突に 思ったんだ。
それは「含んでいる」、確かに そうで。
「私の一部」
「死んだことがある」
「自分で自分のことができなくなったら 死ねばいい」
その「いつでも私の中にあった 考え」
「当たり前だと 思っていたこと」
それは
「知っているから そう思えていたこと」で。
そして 今カケラ達は
それを「表しており」、それがまた「真実であること」
その「共鳴する ふるえ」が。
今 自分の 指に嵌めてある
「美しい 指輪」から 発信されていたからで ある。
ふぅ む。
思うに。
すっかりと 「馴染み過ぎて」、自分の一部と化しているこの指輪だけれど
そもそも「これ」はディディエライトの石でも あり
今はセフィラでもあって
そしてまた「私の一部」でもある 大切な「部分」だ。
その 「繋がり」
それは「血縁」、それも含むけれど
どちらかと言えば「光の繋がりが強い 私達の性質」からして
「私達は 重なり合っていて」、
「だから わかる」
「多重」
「幾重にも 重なる次元」
「同時存在」
その「複雑さに 違和感を抱かないこと」
それが「自然な こと」。
そしてまた 今 その「繋がり」は「死」さえも含んで。
"より 強固に なり"
" 幅が広がる"からして "より跳べる"
その
「これまでよりも 深い理由」が わかる。
「 ? ぇっ 。」
もう一度、自分の中で 確かめてみるけれど。
やはり 私は
「あの時 自分で死んで」
「意図して その姿になった」
「その結果になった」からして
「そうできることがわかる」し
きっと「今の私」も もっと上がれば。
「それが適用できて」
「死ぬ その時までベストを尽くし」
「そうして 終われる」、それが わかる。
そうなんだ
それは「不自由になる」とか
「できないことが増えていく」のではなく
「その時」まで 「最善最高を やり」、
「きちんとやりきって 死ねる」のだ。
それに 「この 気付き」は
「私がそれをやるから」今 手が届いたもので
きちんと自分の道を歩いていれば これまでと同じ様に
「最適なタイミングで」
「それが開示される」
「それに気付くだけ」の筈だ。
せかいに 「開示されて ある」
「だけど 「目」には見えない」
「ヒント」
「カケラ」
「宝物」
それは 「撒かれている パン屑」の様で。
「 やはり。 ヘンゼルとグレーテルなのか 。」
そう、始めに「森」で。
そんなことを「思っていた自分」に思いを馳せながらも
その「繋がり」がまた面白くて
「やっぱり どこまで行っても自分」なのかと気が付いて また笑う。
「 ふむ、 して? まあ、確かに。「死んだことがある」から、わかるし そして「それを超えてゆく」からして 視える景色が 変わる、 んで ? ?」
その「自分の回想」を振り返りながらも。
「始めの要点」を導き出そうと
キラキラと巡っているカケラ達に「今の必要」を示して 持ってきてもらう様に明確な いろを提示する。
そう「私が観たい 景色」
それは「自分の世界の位置」であり
「これから どう生きるのか」その場所で
「なにをしていても いい」のだけれど
存在するからには「拠点を決めたい」、その「人間としての方法」だ。
勿論 それは
「これまでに ないもの」だがしかし
「そこ」に拘るわけではなくて。
それはきっと
「私がやるもの」だからして
「形」は「世界にあるもの」かも知れないが
「なかみが全く違うものになる」、それも わかる。
だからして、
きっと 「今 私がそこを視たいと思っている」のは
「それが近くにあるから」
「導き出せる ヒントが揃っているから」なのだ。
「「気になる」」 、
それはやはりサインで。
「こっちだ」
「そこだよ」「そこを 掘って」と いう
光達からの導きであり 流れに沿うこと
逆らわずに進むこと
それ即ち「自分で自分の 邪魔をしないこと」
それでもある。
だから そのまま
「いろんな 思い」
「いろ」
「カケラ」
様々な流れを巡らせながら。
その 「ほんのりとした いろ」
それを 見逃さない 様に。
自分を 緩やかに解放して
流れてみることにしたので ある。
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


『 ゆりかご 』 ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。
設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。
最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで
くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。
古い作品ですが、有難いことです。😇
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作


王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる