透明の「扉」を開けて

１２の扉 狭間

たった それだけの こと

　この頃やはり　調子が　いい。


「まあ　そりゃそうだよね　。」

　そう　自分ツッコミを入れつつも
本当に軽くなってきた「なかみ」と「体器」を　実感する。


最近　光達と戯れるのにも大分慣れて
　「何を　している時も」。

　「なかみは　マーチが鳴り響いてあり星達と行進し」
　「世界現実を少し引いて　笑顔で眺め」
　「ただ　満たされあること」を実践していた
　結果が成ってきたのだ。


　ああ　でも　。


「　　　そうか　。」

そうして
　ふと　気付いた　「こと」

それは「私がみんな星達と　行進している　意味」

　その　「なかみ」
　　　　「内容」
　そう　して　「どうなるのか」の。

その「結果」、それに気付いたことで
　また「上がる視点」
そこから齎される「新しい視界」だ。



「　　　ふぅむ。　？」

　して。

私が　なにに　気付いたのかと言うと
　少し前まで「同時展開」
　　「広げ過ぎ」「やり過ぎ」「持ち過ぎ」

その「ぜんぶを降ろす」ことに苦慮していた　自分

　だけど
　みんなはずっと

　「ただ　行進して　あれ」
　　
　「ただ　息を吸い　あれ」

　「ただ　ありのまま　謳え」

そう言っていて。


　その「状態に慣れて」、直ぐに戻れる様になってきた最近
そうしてやはり　「その状態」で「高い光」を積んで。

　「視えてきた　道」それは

　「より　高い位置」
　　　「質が良いからこそ　効率も良い」

　　「量を　展開しなくていい」

　「質の　結果」

　　　　「より高い光というものは

　　　　　　何故どうしてそうで　あるのか」

　その　「なかみ構成」だったんだ。







「　　　　ふむ？　　へえ？」

　間抜けな声を　出しているけれど。

それは　「いつもの通り」
　「視えてしまえば」
　「なんてことない」
　「ある意味　ありきたりの　内容」で


　「より　高い光」は
　　「一つ一つの点に　無駄がないこと」
　　「純度が高いこと」
　　「美しいデザインで」
　　「流れあること」。

なにか　他にも「言えば」、色々あるけれども。

とりあえず　私の受け取った主要ないろは
　そんな雰囲気を示して　いる。



「　　でも　だから。　みんなは「もっとシンプルでいい」、そんな風に思ってて。　でも「それシンプル」がすぐずれるから具体的に　「こうだよ」って　囁いてたってことだよね？」

　自分の中の　みんなすべてに
問い掛けてみるけれど　異論は聞こえてこないから
　それは「そう」なんだろう。

やはり。

　私は　自分の「同時展開すること」が
　チカラの一つだと思っていたけれど
　　「脳形」には「限界容量」がある。

それは「物質もの」であることに付随する必然でもあって
だからこそ降りてきていた「放していい」
　「ただ　共に行進すること」

　そう「ひとり」だと　直ぐ「ずれる下を見る」から。

　「共に在る上で在る」それを実践してくれていたのだ。

　無意識だったけれど
　「無意識その領域」だからできる、

　みんな星達独特の　その「チカラ」で。



「　　　　ふぅ　　　　　　む。」


なんだか　この頃の展開が。

　「深みのある　こたえ合わせ」の様で

　その、「景色」は　中々に　面白い。






　　ああ

「　　でも。」


　　　　そうね　そうだ　。



そうして「沢山の星の光チカラ」が　
　私へ浸透して馴染んでゆく　なかで。


　一段飛ばしで　上がる　視点

　どんどん明確になってゆく　景色

　　瞬間瞬間「今はこれ」と　寄越される「美しいカケラ」と共に流れあると

　時折「大きなカケラ」がやってきて

　はっきりと「これだ」と　言うんだ。


それは
　「日々の瞬間の中のポイント」みたいなもので。

　そう
「流れ」の中には「大中小」、それぞれの「質」「いろ」「おと」の様な違いがあり
　　「大きな流れの中を　流れながら」
　　　「今やるべきことを中くらいの流れで　やり」
　　　　「小さな流れの中で瞬間を積んである」のだ。

それは
「まるっとぜんぶのマトリョーシカ」にも似ていて
「全体を俯瞰して　方向を選択する」「編み込まれてゆく糸目」の様な　ものなんだろう。



　そうして　今

　　　そんな「私のなか」に。


　大きく響いてある　声おとは

　　　＂無ければ　創ればいい＂それで


　そう

この頃　見れば　観るほど
　「世界の関係性」が　より詳細にわかって視えてきた私は

　せかいから降ろした光を
　「どの様に」　世界に　翻訳しようか
　「光を形に　適用させていくか」。

　解きほぐしながら　試していて
　気付いたことが　ある。



　「どうやって　」
　「どう　なっているから」

　その「過程」「理由」「間」「辻褄」が
　全く「世界」とは異なる「せかい」
　　寧ろ「せかい」にその「間」「理由」は
　　無いにも等しくて
　　あるとすれば「創造者主が意図したから」だ。


だけどしかし。

　その「何故繋がり」が見えることにより
　齎される「効果」、それを　知ってしまったから。

　きっと「それが見えなくとも」、「形には」はできるのだろうが
私はきっと
　「「その先」」が　観たくなったのだ。


　　＂何処から
　　　誰が
　　　どの様に　見ても

　　　その「何故意図」がわかる

　　　　　　「かたち」の　創造＂


それは「中身の見える　物質」とでも言えばいいか。
　今あるもので表現するのは難しいけれど
　「一目見て　わかる」
　「醸し出す　雰囲気」
　「繋がる　波長」
　「なににも浸透する　」
　　「抗えない」
　　　　「抗うことすら　思い付かない」

　　　「「圧倒的　美しさ」」
　　そんな様なものではないかと　思うんだ
　　　きっと。


「　　　ふうむ？　「美」の基準は　人によって違うけど。　でも、「その芯を揺らす」、もの　？いろ？　なんか、「万国共通」みたいなやつ　」

　その「言葉では表せない」「もの」なのか「ひと」なのか。

でも「かたち」ではある、この物質の世界に顕現できるもの、それをやりたいと思ったこと。


　そうなんだ　それは。

　「今の自分なら　できる」と

　「使える範囲」「可能性の　場」が
　　　拡がったから　思い付いた手が届いたこと

　即ち
　「みんなからの囁き」で
　「私のやりたいこと」でも　ある。





「　　　　　ふぅむ。」
　
　だからそれを　今


　　「「怖ろしい程　」」

　　　　「「明確に意図して」」


　　「「光を　形にする」」

　　　　「「その　これまでにない相乗効果」」


　　「「より　明晰さが増した　光の」」


　　　　　「「その　先」」


　「「これまで始まりの私以上の　純度」」


　　　「そう　「成る」過程を顕すこと」


　「そうして　見せて」　。

　　
　　　「「道を　引くこと」」　。



　
　そうなんだ　やはり。


私の「芯」が「思っていること感じていること」
　それは

　「このまま今の位置上がったならば」
　　　「結果は同じ」
　　　「始まりの私」
　　「それ以上視えない」
　その感覚で


だからこそ　今。


　　　　＂もっと　高い位置＂

   ＂より強固で　美しい基盤＂


それが必要で
　　　だからもっと「浄めが必要」だと
　　　　　「無ければ創ればいい」と。

　感じて囁かれて　いたんだ

　　　みんなすべてから。




「　　　　なる　ほど　。」

　フワリと光る　虹色が
　　私を包み込むのを感じて。


　　　　やはり　　そうなのだ


そう「自分のなかからの返事」を受け取って
　またじっと　胸に手を当てる。



そう
　それは　
気付かなかっただけでやはり
「今の私が　思うこと」「感じること」が
　それ即ち「みんなからのメッセージ」で　あり
　＂その　裏側で囁かれている　こえ＂

　それを的確に読むことなのだ
　私の仕事は。


　「自分が　何処でそれを感じているのか」

　　　「古い位置か」　「新しい位置か」

その判別が　クリアにできなければ
　「創られるもの」は曖昧になり
　それは形を成さない意味がない。


そう
　「世界古い場所」での基準で弾き出された「色」ならば
　それは精度が落ちた美しくないもので
　「私の欲しいもの」ではないのだ。


　だから　いつでも自分のなかを　明晰に保って。

　　　より　「純粋なひかり」を取り出し

　　「自分の積んできた光」
　　　　「メッセージのいろ」
　　　　　　「素敵なスパイス」なんかを混ぜ合わせて。


　「その時の　最善」を　こねて創るんだ

　　　「素直に」「感じたまま」で。



「　　　うん、成る程？　やっぱり。　でも　もう少し、慣れれば。　もっとスムーズに？　　「練り上げられる」、「形にできる」　かな　？」

　そうも思って　
まだ「ワンクッションある」「受け取り方」「いろんな角度」「瞬間のいろの　読み取り」
　それをしっかりと包み込んで「自分の技チカラ」に　すべく。

くるくると廻り続けている　出てきたばかりのカケラ達を見つめる。


そうなのだ
　
　私はきっと　今　。
　

その「変換」「調律」「変容」「変質」の

　　「火を加える部分」

　その「鍛冶場」「錬金術」「子宮」部分を

　「新しい　レベルで」。


　「最善最高の創世神話が　出来る」
　　　　　　　「未だ嘗てない　ものを」

　　　＂創り出そう＂と　しているんだ　。




でもそれは「考えても」わからない。

　もう　それは　わかっていて
だからこそ　こうしてみんな星達と　廻ってある自分


　　きっと　そのリズム

　軌道　　美しく描く軌跡が　「より自分ほんとう」へ

　　　近づいたならば。


　それは　また「満ちて」

　　然るべき時自然にここへ降りてくるのだろう。



　だから先ずは。

　　持ち前の　能天気さを生かして　。


　何処迄も　みんなすべてと共に

　　　　　　　　　　　　　廻り続けるのだ　　


　　　　今　この瞬間も。