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11の扉 神である ために
未知への一歩
しおりを挟む「 まあ そう、だよね。」
「方法」 「場所」
「どんな」
「色」 「形」
そもそも「想像すること」「その なかみ」。
椅子の背をツルツルと撫ぜながらも
「落ちてきた 新しいカケラ」
それが沁み込むに連れてまた奥からは「あれこれ」と 釣られたカケラ達が飛び出てくる。
「 て、言うか。 そうなんだよ、「あたま」は「スペース」なんだから。 そこに古いものを浮かべちゃ、そもそも駄目なんだ。 わかってだけど、「足りなかった」のか。 ふむ、深み 多角的。 「角度」って言うか、「徹底力」?」
そう 「上がる程に 増える視点」
そして「そのそれぞれの明瞭度が上がること」
「そのこと」から弾き出される「角度による数多の組み合わせ」
それを俯瞰する「総合的視点」
弾き出される「最良 且つ 幾つかの選択肢」
「補完される いろ」
そして「その時」の最善がはっきりと視える
「私の眼」。
「 成る程?」
そう
わかっちゃ いたつもりだけど
「変える」「変わる」と 言っていても
その「代替えする原資」が世界にあるものならば その行き着く先は収縮してあり
「行き止まりになる」、
それは ある意味「当然」「既に わかっている結果」だ。
だから 「そこ」を 変えねばならない。
それは ずっと 私の中にある
同じ「やり方」「繰り返してきた言葉」だけれども
その「なかみ」が 深くわかる様になるにつれて。
「視えてきた やり方」「その 意味」
「視点が 」「角度が 」
「増えることにより観える 全体の構成」
「本当に変えるべきところ」
それができる場は
本当に「真のゼロ」で。
「 やはり。 まだ、「浅かった」と 言うか 「狭かった」? 拡大しないと、視えないんだ。」
そう
「これまでの ゼロはゼロではなかったこと」
「真に 視えない場所へ」
「ある」こと
「やる」こと
「視る」こと
「居る」こと
即ち
本当に「無限へ 踏み出す勇気」 それだ。
「 む。 」
思わず 口を噤んで しまうけれど
それは「ただ 目で見えないだけ」じゃなくて。
「ほんとうに 視えない」もの
まだ "この せかいにない もの"で。
だけど 。
そこを進まねば「視えない」し「見えてもこない」のが
私のやりたい「姿」で
なにより純粋な欲望を燃やす 真の姿
人間であることの意味 本質
その 「美しさの 体現」「顕現」。
なにいろも ついていない
「すべてのいろを含んだ透明」。
それを 「あらわすこと」。
それは 「この場」で在れば「容易いこと」で
「ただ わたしであれば いいこと」
それだけれど
それを「形で現す」、それが視えなくて
私はここへ入ってきた筈なのだ。
「 「本質」としては。 「わかる」んだけど 。」
そう 「ありのままであればいい」、
それは 一言で「済むこと」だけれど
そして「そう すれば」「そう なる」のも わかるけれど。
それを「そのまま」
「せかいを信頼して」
「どこまで真っ直ぐ歩けるか」
その 話なのだ。
「 そう、私は「もう充分」で。 だから 新しい体も着れるし、そうして なんにも持たぬままで。 外へ出て、「空」で在れば。 「そう なる」って こと。 」
その 「なんにもない 大きさ」に。
暫し 胸が一杯になった 自分の真ん中に手を当て
「大したことじゃない」
「大したこと」、それを。
「私のいろ」に染め ジワリ 沁み込ませて ゆく。
「人間の 身で 神をやる」
一体全体「どう やるのか」それも全く視えない
現時点で
わかるのは 「それでもいい」し
「それでも私はそれをやる」ということ
結局 この部屋へ入って
落として
降ろして
落とし続けて
気の 済むまでのんびりしていたけれど
やはり「得る」とか「知る」でもなく
結果私が「わかった」のは 「無」で「空」で
「なんにもなくていい」ことであり
「「無限」ひとつを持って 世界に在る」
そのことだけなんだ。
「 結局。 踏ん切りを つけに来た、って こと。」
そうなんだ
自分の なかで 。
少しでも ずれると出てくる
「恥ずかしい」
「そんなわけない」「綺麗事」
「嘘」「大袈裟」「馬鹿なこと」
そんな澱を幾度も落として
だけど
「それも またいい」「あり」と。
「 そう。」
受け入れ
"すべてと共に歩むことを 選んで進む道"
言い換えれば「澱が出てきた時が チャンス」で。
それが気付かせてくれることにより、
「逆にバランスが取れる」もの
澱は「すべてを含んでまるっとひとつ」の
言ってみれば「反対側からの視点」だからだ。
「だから 結局。 なんでも、「利用できる」んだ 私は、もう。 」
そう 呟いて。
「そう せぬならばここにきた意味がない」
それを 真ん中に置き
自分のペースで 「拡大する」こと
ワクワクで 「挑戦する」こと
その
「揺らぎ 流れと共に成長する 性質」
「自然」という 「環境」「場」「状態」を
最善で適用して。
やる こと
やりたい こと
やるべきことでも ある 「それ」
"真に観たい せかい"。
「 うん。」
だから 「自分の想像より 数段高かった 齎されたもの」
なにしろそれを 得て。
「いや 「得る」じゃなくて「そのいろである」、ふむ。」
そう逐一 言い直して。
「何度も 繰り返す自分」それも 認め
「寧ろ だから 今ここ」それを適用し
徐々に 「なってゆく」
「沁み込む」「そう なる」
その「時間」という 圧倒的な摂理
味方に転じた「流れ」を 身に付けた私は。
「 さて 。」
いつの間にか 腰掛け
上を見上げていた自分を また立たせて。
ようやっと
この部屋を
出ることにしたので ある。
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