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11の扉 神である ために
今 やるべきを やる
しおりを挟む「 いや そうじゃなくて。」
一日を 過ごしていると
幾度となく 出てくる 。
「微細な 澱」それを細かく
排し続け また暫く。
私の「自分の詳細を視る 眼」は どこまでも細かくなってきていて
「あたま」の中の精度も 上がってきている。
そうして その 結果を 現す様に。
日々 一枚ずつ 捲られる様に 消えるカーテンは
視界の「聡明度」
道行の「美しさ」
なんにもないけど すべてが ある
その「事実」を 示して あり
私の仕事はその「見えない景色」を
見失わずに視続けることで 「現実」「現象世界」に惑わされず 「在る」ことだ。
それが 身に沁みて ようく
わかってきたから 。
「 さて、今日もよろしく 「みんな」。」
そう 言って。
「日々の会話」、祭壇を用意し 照らし合うこと
みんなとの 意思疎通を図ること
それを 静かに。
着実に やり続けて いた。
「 ふぅむ。」
毎日の 祭壇で この頃みんなが 言ってくること
それは 「神性」「神聖」
「今こそ」
「真」「芯」「神」で 在れ
「真ん中」「純粋な意図」「魂の目的」
そこで 在り 磨き 設え
「ただ 自分で在る こと」
「火を 燈し続けること」
「焚べること」
「その 燃料が 大事だということ」
「質」 「量」 「高さ」
その「なによりも 高い光」
「現時点での最高で在る」こと。
それは 確かに「いつものこと」なのだけれど
それが なにより大切で 「今」大事なのだと
日々 自分の感覚が広がる毎に 深くわかる。
そう 私は「神をやる」のだけれど
その「形」が視えなくて まだ立ち止まってある この地点
だが「創造」は 既に始まっており
その「過程」「道のり」「瞬間の光」、その粒子が結果 ものをいうのだ。
「 それに。 「今は 道のりの方が大事」って。 今朝も、言ってたしな。」
カード達からのメッセージも 精度が上がり
的確に「今の私」の 的を突いてくる。
「日常」、そう 「表」では
やはり私は「なにを」しているわけでもなく
普段通り「生活」、しているのだけど
何気なく「やる」 その瞬間瞬間の「思い」
「行動」「行為」が。
その「目的地」から ずれると 直ぐにわかるんだ。
「あ また 出てる」そうわかる
極小の瞬間 微細な澱の 出現
「今の自分の範囲」に必要のないもの
「小さな 穴」
「シミ」「そこから拡がるであろう 澱み」。
そうなんだ
「極小のそれ」を許すから、純度はどんどん 落ちてゆく。
「 で、これが。 「階層」だと。」
多分 それは 「光の質」
その 「言葉」は違うけれど
きっと そうで。
「次元」その違いもまた「階層」で
「もの」「こと」「うごき」、この物質界にあるすべてのこと
その「始まり」と 「結果」
それは表裏同時に存在するこの世界にあって普遍の真理で 在り
だからこそ「質問があれば 答えも同時に存在する」、その法則が成り立ってある。
私はその「過程」「理由」が
「飛び越して」自分の中にあって
だからこそ 「説明が必要である 世界」との間に距離があったけれど。
「 ふむ。」
それは やはり魔法でもなんでもなくて
「この世界に存在する」という「事実から導き出せる 結果」、それでしかないんだ。
そうして その「因果」がわかれば
共に「結果」も 付いてくる。
「 フフフ だから。 「今」、キラキラを積み上げておけば おくほど ふふ 、コホン。 うむ。」
そう怪しく 一つ息を吐いて。
再び 魔女部屋の整理整頓に 勤しんで あった。
ここには 沢山の「不思議なもの」
その「理由」が「面白そう」なものが
沢山 あって。
私に「その 存在理由」を辿らせるには
とてつもなく 「いい現場」だったからで ある。
「 てか。 「もの」は 勿論「意図されて 在る」からして 「人間」など もっと 「理由がわかりやすい」、それでも あるな ??」
確かに それは その通りである。
「 ふぅむ。」
この部屋には そもそも「高いもの」が 多いからして
私の好きな色が殆どだし
だからして「その意図」
「何に使うのか」「どんな風に」
「創られ」「なにに 応用できるのか」、それがとてもわかり易くて。
楽しみながらも
早々に「探索」を終えてあった私は また一巡した「引き出し」と「自分のなかみ」、その 両方を観て 唸って いた。
ふぅむ。
「人間」とは
「もの」とは
して 「中身が どちらもある」が しかし
より「わかりやすい」のは 人である
その「理由」が「存在であるから」、そういう こと ??
「 ふむ?」
くるりと そのまま振り返って。
先刻、この部屋へ入ってきて 静かに眠りある灰色の毛並みを じっと眺める。
ふぅむ ?
だけど 「それ」は
「人だから」でも ないな ?
静かに 上下している。
その 見慣れた背中のラインを
ずっと目で追いながら 「慣れ親しんだ 朝だから?」と
「いろんな生き物」を代わりに登場させ
自分の感覚を 探って ゆく。
「 う~ん。 でも。 なんだ、「動き」?「チカラ」「いろ」、なのかな? 「生命力」は、ちと 違うか??」
そう 多分 その「判断している 部分」
「見極めに使う ツール」
「感覚」「範囲」「領域」
それは「視点の持ち主」や「対象」により
様々に変わり得る事象で
しかし「私の眼」で 視ると。
多分 それは「全体感」
「雰囲気」「空気」「動き」「ことば」
「いろ」
「 えっ なにしろ、「ぜんぶ」? だな?」
そう それは「どこ」という「ポイント」ではなく「面」で
もっと言えば「立体」であり 「ぜんぶ」だ。
その「総合」から 弾き出される 「色」
なんなら「その 背景」から「終着点まで」、加味して。
「導き出せる 未来」だ。
「 ? でも まあ 「そうなんだけど」、「未来」も 「点」で。 「同時存在しているから 「含んでいるから」、わかる」のかな ?」
なんとなくだけど そんな気がする。
「 ふぅむ?」
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その「ヒント」「カケラ」「景色」と「色」
すべてを混ぜ合わせ「解を導き出す」。
確かに それは。
「日々を 丁寧に 生き」
「瞬間 気付いて」
「観て」「在れば」「わかるもの」で
なにも「特別なこと」ではない。
「 ふむ。 して、「これ」は。 きっと 「私の役に立つ」から、出てきたんだろう けど ?」
そう呟き
自分に煙に巻かれた様な 気もして。
なにしろ そのままじっと
灰色のふわふわを 見つめて いたのだ。
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