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11の扉 神である ために
運転席に 座る
しおりを挟む自分に 集まってくる カケラ
ひかり
粒子
いろ
ヒント
その「状態でいること」で。
「呼び集めて いる」
「集中させ ある」
「欲しいものだけ 吸い込める」
「必要を 見分けられる」
「行為」「行程」「工程」「段階」。
その 「成ってゆく 様」
それが なんとなく見えてきて 暫く。
まだまだ「油断すると ずれる」、それを わかっている私はしかし
その「様子」が 「実際わかること」
それが 面白くて。
「 ふぅむ。」
こう なってたんだ
へぇ
ふむ ?
ほう ?
そうやって 「自分で 自分のことを試しながら」、その「練り上げ方」を練習していた。
ある意味「どうすれば ずれるのか」、
それも ようくわかっている自分が「創る いろんな色」それが面白くて。
"試さずには いられない"
その「人間としての 好奇心」
それもまた改めて感じながらの 「実験」で ある。
ふぅむ。
だから やっぱり
「まわり」は 全然 関係なくて
「私」は「せかい」に
「その 行き先」を 示されてあり
それを「クリアな瞳で 読んで」。
「どう 進んで行くか」
それを決めるだけ
「運転席に座っているだけ」で
「景色は勝手に変わってゆく」んだ。
「 ふぅむ。」
「なぁに、ふむふむ言ってるのよ。…まあ、いつもの事だけど。」
「 いや 。 朝は でも やっぱり。 「わたし」、だよね ??」
「……………は?………いや、まあ、そう、でもある、のかもね??」
多分 朝は
わかっているだろうけど。
私は 「朝以外に」「こんな質問」は しないし
きっとエローラ辺りに言えば「そうそう」なんて
面白い返事が返ってくる気もするけれど
きっと「私の欲しいこたえ」が返ってくる一番の「外側」は 朝だ。
なんとなく そんな気がして。
その 「綺麗な青い瞳」を 視るけれど
それは「私の朝である」ことを示しているだけだし
きっと私は「訊かなくとも 」「その こたえを持っている」。
だから。
なんとなく それ以上の質問をするのは止めて
ただ四角く切り取られた 窓の外を 観ていた。
「……… なぁんか。気持ち悪いわね。」
そう言って
くるりと丸くなった背中に「心配」の色は見えない。
きっと 朝は朝なりに
私の変化を感じているだろうけど。
多分 めんどくさいんだな
ふふふ
そうも思って フワフワと上下している
灰色の毛並みを眺める。
慣れ親しんだ その「光景」だけれど
「自分の変化した 眼」それも同時に感じられて
つい いつもの様に
この頃の変化を思い起こして いた。
本当は 「ちょっと休憩しようか」なんて
立ち寄った 魔女部屋だけれど。
ふむ。
でも 確かに。
なんだか「朝を目の前にして」思う「感覚」
それは 「わかる」ということ
「視える」
「読める」という
自分にとっての「使いやすい 感覚」であり
「触覚」で「機能」だ。
「 ふぅむ。」
それはきっと。
「今 齎されて ある 私の「必要」」で
「捉えるといい 感覚」
それは「直感」と 言うこともできるし
「能力」と 言ってもいい。
なんと いうか。
そう
「無限を走る 光」「縦横無尽」
あの「光の網の中を走ってある わたし」
その感覚なのが わかる。
「 ふむ? 「繋ぎ方」なのか 。「コツ」、なのは確かなんだろうけど。」
そう 多分
私が「私である所以」
「今ここ」の理由の大半は「そこ」にあって
「すべてのなかを走れる」からこそ
「せかいはわたし」で「わたしはせかい」
それでもある 事実だ。
「 だから 「それ」を。 もっと広い範囲で 「適用する」、と いうことか 。」
「そう思った」ならば
「そう」なんだろう。
「 ふむ ?」
確かに それを「適用してみれば」、わかるけれど
「私が跳べない時」、それは「古い制限の中」だからであり
「自分の場所」ならば自由自在に跳べるのだ。
「頭」を一度 「経由してから翻訳される」のではなく
「直接」、そこから出す
「やる」「できる」と いう その 感覚
確かにそれは。
自分の なかに 昔からある「感覚」で
私は「自分のできること」が見ればわかるし
「できないこと」は 「制限の中でしか できない」。
そう
きっと
やはり「得意分野」が あって
その「範囲が広い」為に「器用貧乏」と言われあった 自分
だけどそれはやはりここに来て 活かされて いて。
「 なるほど なぁ。」
そう思わず呟いてしまう 「感覚」なのである。
「 確かに。やっぱり 「当たり前にできる」と、気付かないもんなぁ 。」
でも多分 「これまでの私」ならば。
それも「他人と比べること」で「わかる」と思っていたけれど
今 ここから観れば「自分が自分をわかっていなかっただけ」
それもわかる。
確かに「世界は鏡」で。
「それを映せば よく わかる」のだけど
本当は「映さなくともわかる」んだ。
きちんと ちゃんと
「本当のこと」を目の前に置いて
目を 逸らさずに 観れば。
「 まあ。こっち側は 「真実」しか ないからな 。」
そう呟きながらも 細い糸端をしっかりと手繰り寄せる。
そう 私が
「新しく掘り出したもの」それは
何処かから得たものではなく
「自分の中に ずっとあったもの」
それは ただ「見つけられていなかっただけ」で
確かにずっとあったものなんだ。
その「跳べる 感覚」
「自分はできる」と知っている 部分
「頭の中を自由に 歩き回って」。
「必要」を 見つけて来れる その
「裏側を歩く」才能。
それは 「この 世界にあるもの」しか見つけられないと思っていたけれど
場を移した私は「無限の空間を散策できる」のだ。
「 ああ 成る程 だから。 「引っ張ってこれる」、「集客」? いや 客じゃないけど なんか 「欲しいもの」を 引き寄せてあるんだ 。 」
そう 「目には見えない」けれど。
今 私は 「無限の空間」を
「ルアーを垂らし」「欲しいものを明示し」
「動き回っていて」。
「 確かに。 「請うた」、もんな ?」
みんなに 呼び掛けてあるんだ。
「これが 欲しい」
「こういうのが 観たい」
「こう 在りたいけど どうすれば ?」
そんな 自分の「矢印の先」「最善」が視えていて
「そのいろ」である様に努め
「虹色の御旗を振って」いるから 。
「 成る程 だから。 「集中点」。」
そう 「集まってくる」のだ。
自分の「必要」が。
「 えっ てか 「自分の席」「運転席」?って。 凄いな。」
そんな 阿保な声を漏らしながら。
「………。」
ムクリと 起き上がって
五月蝿そうに一周 くるりと回り
また寝直した灰色の毛玉を 見て。
いかん。
そうして口を塞ぎながらも ひとり
無言で唸っていたので ある。
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