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11の扉 神である ために
新しい光との関係性
しおりを挟む先ずは 「器をクリアに して」
「新しい光で 満たし」
「塗り替える こと」
「充満」「繋がり」「狭間」の なかの
「間を 繋ぐ こと」
「手を 伸ばしてもらう こと」。
私は「それ」を 「助けてもらうこと」だと
思っていたけれど。
「 それは ふぅむ。 間違いだった と 言うことかな。」
「 」
なんだか。
無言で 微笑みながら私を見ている瞳が 眩しい。
だけど
もう「悔しい」という域を超えたところにある その輝きを見て
私の中にある「センサー」は反応しなかったし
なんなら 「もう一度」、「また」「もっと」「燃やされよう」と
無意識に手が 伸びていたから。
うむ?
ひとまず それに
逆らうまいと
もう一度 「私の中の すべて」が 気の済むまで。
「燃やされるしか ない」
そう感じて
美しい 焔の中へ
飛び込んで 行ったのだ。
くるくる
ひらひら
ふわふわ
さぁさぁ
ゆるゆる
ゆらゆら
くるくる
さらさら
そよそよ
きらきら
ちらちら
ぼうぼう
ぐるぐる
ゆら ゆら
ちろちろ と
その 熱さと
心地良さの 「リズム」に揺られ
「何巡目」か 。
「 ぅん。 そろ そろ ?」
自分の「なかみ」が
「きっとまた湧くだろうけど 今はなんにもない」
その状態になって 暫く。
ああ でも 「そういうこと」なのか
いつもの様に「自分を俯瞰」していた私は
「これまでとの違い」、それが はっきりと見えている自分にも 気が付いて。
「 うぅむ。」と また 唸っていた。
「 そう ね。」
多分 私は。
きっと これまで「下ばかり」見ていて
「離せていた」と「思っていた」けれど
それは「相手側だけ」「自分以外」の 「関係性」の ことで。
だけど
今回 「私が離したもの」は
「私自身」で あり
「自分が含んでいた記憶そのもの」、
もっと言えば「含んである全体の 重い部分」それだ。
結局 あの
「記憶を 記録にする」、その過程がこれで
だから 異様にすっきりと している
「自分のからだ」
それを 寝転んでボーッとしたまま
「沁みてくる 新しいひかり」と共に 確かめていて。
なんじゃ これ は と。
「これまでの重さ」その 「圧倒的 歪さ」に
また 気が付いたので あった。
「 ペースね 自分の。」
そう
じっと 一人で。
再び 落ち着いた 時間を過ごし
都度都度の「焔の 浄め」を終え
改めて 自分の中へ また浸り
そうして「ぐるり俯瞰」し わかったけれど。
私はこの「瞬間瞬間 塗り変わる 」「新しい自分」「展開スピード」「移動する境界」「展開する次元」、その速さに まだついて行けていなかった。
「青紫の部屋」へ ゆっくりと在り
しっかり馴染ませて出てきたつもりだったけれど
やはりそれは「つもり」で あり
「世界へ出れば」、容易く ずれるもの
そしてそれを「実感」「体験」「体感」 して。
また ひとつ「ぐるり」、
それを終えての「今」なので ある。
「 結局 それも。 成長 か。」
そんなことも呟きながら
落ち着いて自分の中身を再び眺める。
暫く何もせずに放っておいた私の「なかみ」は
今
嘗てない程 「澄んで」きていて
まだまだ小さな「アップダウン」は あるけれども
「新しく 生まれた ひかり」
それがきちんと 定着する様に。
未だ嘗てなく 「丁寧に」、「看て」あるのだ。
「 やっぱり。 「生まれた」、もんな 。」
そう それは
「再生の焔」に燃やされた私から新しく出てきた「カケラ」で
まだ「未知なるそれ」は 放っておくときっと消える、なかなかに儚い ものだ。
だから。
落ち着いた 日常の中で「生活」をこなしつつも
裏側の「波」に乗り 流れ
「手入れ」し
「片付け」
「水をやり」
「繋いで」
「解きほぐしたり」
「焚べてみたり」、
なにしろ今度は「きちんとマスターできる様に」
意識的に都度都度掘り起こして あったもの
「そう、 「同時展開しないと」キツイのよね。 慣れねば 練習して「ものにせねば」。 使えない 。「そう 成らない」。」
ふむ。
しっかりと また自分に押印し
一つ頷くけれど
新しく私の中に生まれある光は やはりなんだかこれまでとは違う様相で
「未知から持ってきた ひかり」
それを如実に現す「かたち」を している。
それ は
「白い 焔」か
それとも
「ひかり」なの か 。
「白く」もあるが
「なにいろをも含む」、「わたし」を
反映してある その ひかり
それは 瞬間瞬間 形を変え
虹色に煌めきながら揺れ「燃えて見える」からして
「焔」「灯火」でも ある
真ん中の「小さな あかり」で
それがこの「変容のポイント」「転機」「新しい 標」
それなのは確かだ。
そう
ずっと 私は「どうすれば」、それを終わらせる
燃やせる
変える
覆せる
その「方法」「視点」「角度」、
それは「ポイント」なのか「コツ」なのか
それを ぐるぐるぐるぐる探っていたのだけれど
それはやはり「点」ではなく
言ってみれば「面」
その「ポイントを掴んでなんとかする」のではなく
その「状態であること」だった。
「言っていたけど」
「知っていたつもりだけど」
「沁みていなくて」
「やり切れていなかった もの」
それがこの「より 高い光」「変容の焔」の力を借りて「成った」のが改めてわかる。
そうなんだ
「より 視える」から わかるけれど
きっと「そこ」は「私ひとりでは超えられない境界」で
「まるっとぜんぶで ひとつ」を得て
そこから更に「それを使う意図」「意思」
その"繋がり"の部分 が
ものを言う
「より 外側へ出ていく」
「拡大する方法」の ひとつだ。
そう
その「より高い光との関係性」、それが築けていないと それは難しい。
その「繋がり」
「関係性」
その「太さ」
「強固さ」
これまでの「歩んできた道」
その「どれをも高いレベルで必要とする 拡大する関係性」
私がこれから歩む「光の創世神話」にそれは必要不可欠で なくては歩めない部分なのだ。
だけど まだ持っていた「枠」「制限」「縛り」
その「自分一人でやらなければ」、それが落ち切っていなかった所為で
気付かなかった そこ
それに「必要な壁」として出てきたのが彼で。
「 ふぅむ。」
やはり 彼は。
「一番高い私」 の 意図も知り
「今の私の必要」も 知り
「反対側であるからしての すべてにとっての最善」を 見て
「その役割をきちんとこなした」、そうであるのだろう。
なんだか
おかしな感じだけれど。
「すべては自分の 手のひらの上」
それも否めなくて つい唸る。
「 まあ。 結局 「結果オーライ」なんだけど 。」
そうぶちぶち言いながらも 「揺れる焔」が ある
胸の真ん中に そっと手を当てて。
ただじっと
ずっと
それを 感じて いたのだった。
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