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11の扉 神である ために

視界調整 2

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「    ふぅむ。 やっぱり 。 そう  だよ ね ? ?」

 テクテクと
リズムよく 歩きながら。

 自分の「なかみ」「受けた色」「世界のルール」
 「新しい私の行動」

いろんな「得たもの」を くるくると舞わしていたのだけど。

 
  「その 場」で
 「なにが起こっていたのか」

その明確な事実ははっきりしたのだけど
「新しい私が取るべき行動」それが いまいち 視えない。


 その人は ある意味「普通に世界にある人」で
 私も「そうだった時」があるからわかるし
だけど
 「その 本質エネルギーが丸見え」の 真実

その「ずれ」「おかしさ」「違和感」の 新しい適用方法がわからないのだ。


 だけど
 とりあえず

「なんか嫌」「なんで」「ぶつけてきた」
その「被った澱」を ポイポイと捨てて
 「ありのままの事実だけ」を 観ようと自分の位置を戻す。


 そう 「なんで」と言っている時点で
私は「そちら側」へずれて在るのだ。

だから 「真ん中」で「それ本質」を視る。

それを 実行する為に。

 とりあえずは気の 済むまで

 歩き続けることに したので ある。












「       まあ。   そう だよね。  そうか。」

大分「なかみ」が 落ち着いてきて。

 私は 「自分が びっくりしていたこと」
    「嫌だったこと」
    「だけど 

その三つを ぐるぐると飲み干してから 
再びカケラ達が私の周りを廻って見守り在ることに 気付いていたし
 そろそろ「次へ 行きませんか」と いう。

 「高い私からの お誘い」
     「その 具現化の 世界」

  「得た 新しい視点と 色」
    「経験」
 「処理方法」
      「速度」

   「やり方」 「練習」

  「マスターすること」

その「まるっと含めてセットの学習内容」が
 腑に落ちて 逆に面白く見えてきて。


「    ふふふ  成る程。 転んでもタダでは起きない。」

 そんな 独り言を言いつつも
「青の少女像」の前でひとり 唸って いた。



「  しかし。 まだ。 いや、いろんな人がいるのよ。 それは、「自由」。」

 チラリと出てきた「悔しさ」
それもまた 青い空に放り投げて。

「その 出来事」
 それまるごと一度 奥へグイと押し
とりあえずはその「エネルギーの使い方」、そこから見ていくことに した。


 そう 「自分が受けた もの」
それに「囚われ」あると。

 「ほんとうのことが 視えない」

それは いつでも真理だからで ある。



「  まあ 結局。 「その光」が 器に入って「何処を体験するか」、それは自由だしな?」

 それは 本当に そうで。

「どの様に エネルギーを使うのか」
それは個々の自由であり 
 それを「無駄だと思うのか」
    「思わないのか」
そもそも「人のエネルギーの使い方」に頼まれてもいないのに言及することから、世界の摩擦は始まってある。

 からして。


「 そう、だから 「なにが駄目」じゃなくて。 単純に「そうなんだ」「面白い」って ことだよね。」

 徐々に 
  段々と

 「自分の位置」へ 戻ってゆくと

こちら側可能性の領域の視点」が自分に適用され始める。


 そうなんだ やはり。

「のんびりと 座っていた私」は
「澱を受け」「びっくりして」「シュンと 世界の位置これまでの通常へ 戻り」
「体験してあった」のだ。


「   これやっぱり、練習が必要ね。」

そうは 言いつつも。

 「不安定」その 「自由な感覚」が戻ってきた私の眼に
もう「狭い枠」は 通用しない。


「  成る程、これ もう「念」だもんな。」

そう言いながら 「その時 受けた色」
それを冷静に分析し始め 

  何故 それが そうだったのか
  これまでの世界では よくあったこと
  エネルギーの使い方
  切り替わる 瞬間
  集まる 「同じ 色」
  練り上げ 発せられるまでの 時間
  「表側では 普通に」「裏側で 念をぶつける」
 その「在り方」の歪さ

 だが 「世界に在らば」「よくある状態」な こと。


「   ふぅむ。 確かに これでは。世界は、なかなか上がらない な?」

そう客観的に思いつつも
 その「ずれたポイント」をくるくると 並べてゆく。


  「世界にある ルール」
  「適用してあるから 遊べるもの」
  「それを 高い位置から観る」

  「その時」「私はどうするのか」
  「どうもしないのか」
  「ドラマを観る姿勢」
  「光達が 今 ここから私に 齎したいもの」。


起こった見せられた」からには
 私には「得る色」が ある。

それを 釣り上げる為に。

先ずは 「その 事実」「ドラマ」「景色」を
 どこまでも「客観的に」、眺めて ゆく。



  「気付かれていないと思って」

    「投げつけられている 澱」

 「エネルギーゲーム」

  
      「自分ルール」

  「一人ドラマ」

        「どんな 物語」

  「悲劇」「喜劇」

  「被害者」「加害者」

 その 「中に入った わたし」


  「観客に投げつけられる 所構わずな 澱」。



「  ああ でも 「これ観客」かも。」

 その「参加していないのに 投げつけられたパイ」
そんな気分がしっくりきて
それまた「何故なのか」、その根本へと潜って ゆく。


   無理矢理 参加させられること


 「強いる」エネルギー

        固められた「枠組み」


   「着せられてる」感


  「ちぐはぐ」

    
     「無限を押し込めた 有限」。



「  成る程?」   

その
「これまで自分が感じていた違和感」
「その劇場版を観た 感覚」。

そう 確かに「外から観た感覚」その言葉がピタリと嵌る それ
 「だからか」と 深く納得している
 「沢山の私」の頷きと 後押しの光。


 そう 私の視るべき「焦点」「その先」

それは「超えた先」にあり
「第四形態の私」である時発動されている「自由な視点」だ。


「   ふむ。 どれ。」

 だから
 そこから 観ると。
  
「世界のルール」を生真面目に守り「主張してある人」が なんだかとても面白く感じる。


   小さな 箱の中で キイキイと
   騒いでいる 小人達の 声

   ~でなければならない
     ~しなければおかしい
        ~で あるべき


そんな「空気」を纏わせ使っている者を色で視ると やはり「不穏な色」を 発していて。


 「それルール」は 「それルール」で
   いいのだけれど

 それを「他者へ」が
 とんでもなくのが わかる。


「 無理矢理、「着たくない服」を「着せようとしてる」、感じ?」

それは以前も思っていた ことだけれど。

 それが 更に ようく視えるから
確かに「世界はドラマ」、それがリアルによく わかるし 
だけどその「自分が感じる違和感」それもまだ 中に混在しているのが わかる。

 だから
  その「はっきりと視える視界」
 それを「どう適用しようか」と 首を捻って。

その「要らない色」が視える故に 感じるもの
 しかし 「その工程」は 終了したものを。

 さて 
 はて
 どう いや「流せば」  うん?

  「光に」?  いや 違くて

  どう だったかな?


すっかり 感覚が違ってしまっている「新しい体」を 
どう「新しい世界」に 適用しようかと 試し始めて。

「   ふむ? いや なんか 違うな。」

 「頭で 考える」、それ自体に違和感を感じた 私は
とりあえず
 なんにも考えずに 光達にお任せすることに したんだ。


 「その 映像が展開してある」「景色」

 だが「」を。


  「より 高い方法」で 処理する為にで ある。






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