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11の扉 神である ために
私の 喜び
しおりを挟む歩き回って 「いろ」の違いを眺めてみたり
「手に取れる本」を めくって遊んでみたり
お茶を飲んだり
おやつを食べたり
ごはんを食べたり
うたた寝したり
水槽を眺めてみたり
まあ なにやら色々 していたのだけど。
なんとなくだけど
ある程度 「この部屋が片付いてきて」
「自分のやること」が ポツポツと視えてきてから。
ほんわりと 私の「なか」に 浮かび始めた
「優しい いろ」「嬉しい いろ」
それが「なんなのだろう」って
思って いたのだけど。
「 う~ん、 でも きっと 。 そうなの かも。 」
そう、私はきっと今 「嬉しい」んだ。
「 そう そうね。 やっぱり。 ほんとうに始まるって こと だもんな。」
改めて 「ことば」にすれば。
「じわり」沁み込む その いろ
なかみ
私が「ずっと 見たかった 景色」。
そうなんだ
「みんなが今まで あまり興味を示さなかった もの」
「その 奥にある 本当のこと」。
「何故」
「どうして」
「生まれ」
「ここにいるのか」
「あるのか」
「生きているのか」
「生きる とは」
「本当に生きるとは
どういうことであるのか」。
「人生 という「道」本来の 神聖さ」
それは こう「言葉にしてしまえば」
やはり少しずれるけれど
それは私に染み付いた澱が拭い切れていないからで。
だが
しかし
これからは 。
「それ」を 真剣に
探求 できる
その「真剣さ」が "本当に 始まる"。
こんなに嬉しいことは そう ない。
「 てか。 そう、考えれば 私はずっと 「みんなでそれをやりたかった」んだ。」
そう それは。
きっと私が 「ずっとずっと 欲しかったもの」で あり
「今 ここ」で 改めて観れば。
"私が 存在している 意味"それにも 近い。
「 ぅぅむ。」
ここまで 来て。
もっとクリアに しっかりわかってきたけれど
自分の位置が しっかりと 把握できてきたけれど。
私は ずっとそれを ひとりでやってきたけれど
「すべてにとっての最善」
「せかい」
「まるっとひとつ」、それを「やるということ」は
即ち 「みんなで真剣に道を探求してゆくこと」
それに違いなくて。
「 成る程 。」
今更だけど。
そこに 気が付いた自分に「お疲れ様」を言いながら
再び視点をくるりと変えて もう一度
「全体」を俯瞰してみる。
それは。
自分自身が大分 すっきり
はっきり
上がってくることで 「視えてきたもの」
「整理された」
「繋がった」
「点と点」
「世界とせかい」
「言葉と ことば」
「真の領域」を創ること
その 「なかみ」。
「 成る程 やっぱり そうだもんな。」
大切なのは やはり「翻訳」で
私達はきっと「自分の色に合わせて 自分のせかいを構築してゆく」。
そうして創られるのが 「真の場所」
「あるべき 処」「自分の領域」
「自分の せかい」で あり
「自分という 光の 真価を発揮できる ところ」
それに 「必要なもの」を 集めるのが
「生きるという旅」で。
それを「冒険しながら集め」
「扱いを習得し」
「学び終わったならば」。
「オールマイティーを使って 創造できる」
その、「次の段階」へ 入れるのだ。
だけどその「翻訳自体」、その「方法」「行程」にも
得手不得手はあり
「自分の必要粒子」の性質と構成
それを「マスターしていく熱意」、それがきっと
「生きる チカラ」それに 違いない。
「 だから。 「その焔」が 足りないから 点ける 、分ける? でもな 」
そう
私が 思う「それ」は
「みんながそれぞれに持っているけど
まだ 眠っているもの」
「忘れているもの」
「起こしたいけど 上手く点かないもの」
それで
そもそもわたしたちはそれをしに来たのだから 持っていない訳はないし
みんな「今の位置」が違うだけだ。
その「スタートのタイミング」
それが 「自由」な だけで。
「 そうだよね。 やっと、みんな。私もだけど 「そうあっていい」んだ。」
「綺麗事」「正論」
「御伽話」そう 言われる世界じゃ なくて。
みんなが すべてが 「自由」に
自分本来の光を輝かせ 煌めき
「裏側で 繋がりあるから」「全信頼で」
ありのまま 在れる せかい
何に於いても「制限」があった
その「ルールで楽しんでいた」世界
それを抜け
「自分の本来のチカラで 生きられる」こと。
始めはヨチヨチ歩きだろう
けれど それは「大変」ではなくきっと
「楽しい」。
それに
「真剣な様」 それは なによりも美しい
それを 知っているから。
「 うん。 そうなんだ。」
今「みんな」が 。
自分の内側に目を向け
その膨大な可能性を知り
そして それに対して真剣に楽しんで
開発 変容
開いて ゆく様
それが美しくない訳はないし
これまで「他所」へ 向けられていたすべてが。
「内側」へ 集約するのだから
そのチカラは膨大で 「すべての光で すべてを創り 共に拡大してゆく」
「そう 成る」のは当然のこと
それはなによりも私の望んで いた 。
「すべてにとっての 最善」それで
最初に思っていた 「みんなの 笑顔」が実現するだろうこと
なによりも「意図」が ひとつになること
そして いつかに言っていた
「みんながみんな 自分で自分を救えばいい」
その「実現」「実行」が 成ること。
私が 観たいのは なによりそれで
失敗しても
間違えても
その時 できなくとも。
「自分の可能性」を知っていれば
「みんなが 全開で在れる場所」
「偏見なく」
「優劣」所謂「上下」が無くて
馴れ合いや お世辞、それでもなく
「真に自己である場所」であること
だから そう在れる
視える
創れる、 その存在であることを
喜んで。
「 えっ 歓迎会? 違うか 。」
でも そんな感じで いい。
そのくらいの 気軽さ 気やすさ
楽しそうで 面白そうな
そう
「あの天の岩戸から 出たくなった 神」みたいに。
みんなが 思える 様に 。
「 成る程?」
私が「向こう側」で 在れば それでいいんだ。
「 なる ほど 。」
そうして
くるくる
くるくる
くるくる くるくると
回りに 廻った 私の「終着点」は
「そこ」へ 落ち着いて。
「 まあ そういうこと。」
ぴったり
しっくり
すっきりと
「嵌った 自分の位置」に 満足して。
成る程? 確かに。
やっとこさ 頷いて
いつの間にか組んでいた腕を解き 大きく息を吐く。
これから 「創世神話」
「国造り」を やっていくこと
確かに 「そこ」は 「場所」でもなく
きっと「国」でも ないのだろうけど
それは 「まるっとぜんぶで すべてを含む」から。
「 ふぅむ。 結果 オーライ。」
そう、呟いて。
なにしろ ポスリと 椅子に腰を落ち着けたので
ある。
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