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11の扉 神である ために
ゆめ からだ
しおりを挟む「からだ」とは 不思議なもので。
こうして「なかみの整理」がついてくると
本当にわかるけれど
「外」と「内」は は 全くの別物である。
「私は 光。本体はここにあって
これに入っているだけ」
そう わかっていても
「馴染んだ」「沁み込んである」
恐怖 痛み 疑い
そんなものは 容易く細胞を芯から揺らす。
そう 「粒子に刻まれている」から。
なかなか、「器側が わかる」のが 難しいのだ。
「 わかる って 言うか。 それって「わかる」のかな。?」
なんとなくだけど
「からだ」は 「司令塔の無い 生物」
そんな気がして
「知」の部分は魂にあるから
「わかるのが難しい」、そうも 思う。
でも 確かにある意味 そうではあるんだろう。
「気付き」「こうしよう と思い」
「焔の矢を番え」「目的へ撃つ」のは
いつだって「魂」の部分だからだ。
でも じゃあ どう するんだ ?
何度目かの 「揺れ」を感じて。
「なかみ」は青の部屋へ座ってあるから冷静なのだけど
一瞬にして収縮し 緊張し始める「からだ」
それを再び感じて くるくるとカケラ達が回る。
そう「世界」は 今
「揺れに揺れてある」からして
「からだ」は その影響を受け
私にまた「その機会」を齎してある。
そうなんだ 「それ」は。
"まだ 残ってますよ"
という 澱達からの「お知らせ」で あり
「ここにあるよ」という みんなのアピールでもある。
それ受け取りながらも。
「どうする」
「またか」
「そうじゃない」
「大丈夫なんだ」
「でも 緊張している」
「じゃあどうする?」
「固い」
「こうじゃない」
「なんか違うな?」
「無理矢理じゃないんだよ」
「剥がす」でも
「抑えつける」でもなくて
「癒す」?
そうね
「浄める」。
そう それは あり
いい感じ
「洗い流す」
そうそう
「水」でね
さらさらと
うん
それで
そうね
「粒子を洗って」
「浄め」
「癒し」
うん
「もっと大きなひかりで包んで」。
"大丈夫"
"大丈夫 なの"
そう 「大きく 包み込んで」
「見守り」「癒す」。
「観てるよ」
「わかってる」
「知ってる」
「大丈夫」
そう それは 「もっと大きな 視点」で
わたしが「みんなに」思うこと
成る程? それを。
「からだの粒子にも 応用すれば いいんだ」。
「 ふむふむ なるほど 。」
せかいは 鏡
やっぱり 「まるっと マトリョーシカ」
それがわかった 今回
「わたしは 私を包んで 安心させ」
「いつも自分が世界にそうしてある「安心」を提供している」。
だがしかし「それができる」のも
「わたしが青の部屋にあるから」で
「これまでは 思ってもできなかった」
それも観えて 面白い。
そう まだ「私が物語の中へ没入していると」
わかれないのだ。
「 ふふ。 なるほど して 」
視点を くるりと戻して。
そう 私が みんなに対して
思う様に
「からだ」が「世界」を 「大丈夫」と包み
「わたし」が「からだ」を 「大丈夫」と包み
「せかい」が「わたし」を「大丈夫」と 包んである
その「まるっとマトリョーシカ構造」が 「目を離すと」見える。
だからそれを 「じっと観る」のだ。
それは
「浄め」「癒し」「どこまでも包む」
「究極の大きさ」「無限」で あり
例え どこまで行こうと「わたしは大丈夫」、それを示しても ある。
「 ふむ?」
そう
だから
なんと言っていいか
わからないけど。
どうしても 癖で 「最初に出てくる」
「どうしよう」
「だめだ」「それじゃない」
それを優しく包み
「その 上から観る」。
いや それは「上」というより「まわり」で
私より「高い」とか「偉い」とか「凄い」とかではなく
「大きい」「広い」もの
「同じもの」なのだけど「外側に広がりあるもの」、それなのだ。
だって 私は「充満」で
いつでも「すべてに含まれあるもの」
それだからして「わかる」、その「密度」
「外側に行けば行くほど 微細になる粒子が融かせる度数は 上がり」
「より 強力になり」
「なにをも 融かす」。
そう 「沁み込む「充満」」に なり得るのだ。
それはきっと 私がずっと思っている「なにをも融かす ふるえ」で
ここに来た 今 わかる
それは「せかいの 眼」でもあること
どこまでも広がる「大きな 視点」
「見守る」「観照」「思いやりの 愛」
「すべてを包む せかいの 愛」
それなのが わかる。
でも それは勿論「手の届かないもの」ではなくて
「それも私」で 「自分がそうだからわかる」「見守り」「観照」
"すべての最善を 知ってある 眼"それだ。
だから
成る程な ?
そう しみじみと納得した わたしは。
安心して 再び眠りについた「からだ」
それを眺めて。
また「来たら」「練習しよう」
そう 思っていたので ある。
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