透明の「扉」を開けて

美黎

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11の扉 神である ために

古い本を閉じる

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とりあえず 「古い本」を閉じた。

 なんだか そう
  「これが 」。

私は これをめくってしまう

 それがわかるからだ。


そう 多分
 「閉じて」「見えるけれど」「手の届かないとこにある」

 そこが ポイントで
それは そう「失くせはしない」けれど
 「もうめくらなくていいもの」
 「不要」であることを「自分にわからせる為にそこにある」、それを徹底するのだ。

 そう 「わかるまで」。

だって「世界」はまだ存在していて
 私は「外には出るし」「そこで 神をやる」からだ。


そして それと同時に。

 この 部屋にある「全ての 色」

その全ての色に「お疲れ様」を言い「感謝」をして 
 改めて 「全ての色」に 目を通す。


  私が集めた 色
   名もなき光の 色
     月まで届いた 澱達の 色。


なにしろ、それは「ほぼ ぜんぶ」で
私が「ここで色を集めてある間に 見た色読んだ本
 「今 私に含まれる いろ」
 それ即ち「すべてのいろを含んだ透明」
それだけれども

 きっと この「感謝」「浄め」それをやれば。

この場青の部屋」、全体が上がり
 また新しい景色が見えるのが わかる。

 そう ここにある色は
 「私が知っていればいい色」で
 「もう使わない色」なのだ。
だから。

この「含んである色」、その段階を一つ上げて
 「光の創世神話」へ組み込む
そう すればいいんだ。


「    なるほど? 確かに。 この部屋が、不要になる訳じゃないもんな。 」

 そう
 きっと 「部屋自体」が
 「重い」から。

私は まだここに座ってあり
 「光の創世神話新しい本」を開かず
 お茶を啜ってあるに 違いない。

だから 先ずは。

 「すべての色」に感謝して
 みんなの助けを借りて。

    そう、みんなは私の中で ずっと
    囁いてるんだ
 
目を瞑り、「部屋全体が明るくなる」その光景を 想像し始めたので ある。





















 じっと
 静かに 
 目を 閉じていて 視えてきたわかったけれど。

 ここは 今
 「すべての光が繋いできた 灯火ともしび
 その 「集まり」「集合体」「粒子」でもあり 
 その「倉庫」「私の部屋」「青い沈黙」「知性」
 それでも ある。

そう
 「ことばにすれば」、長いけれど

 本来「光」とは 数多の色を含むものであり
 一面だけ見ても「なにいろか」は
 わからないものなのだ。


そして その 「これまでの光の蓄積」

 その 「充満の中」で 静かにしていると。


 「それすべて」が 

その「あかり」が 灯る。


   そう 私の奥にもある 「焔」

 その「決して消えない 
  それのことだ。






「   まあ。 なんだろうな 。」

  
     みんなの言いたいこと

それはもう 充分受け取ったから わかるし
 それを私が纏め上げ「新しい物語ストーリー」を歩む
それもわかる。


  して 。


   みんなは  この 光 燈は

   一体 私に。


  「なにを 知らせようとして」出て きたのだ ?



そう思って とりあえず。

 暫く 「それ」と 一緒にいることにしたんだ。





















 「なにいろでもない いろ」であること
 「始まりの 光」
 「生じた 瞬間」
 「焔が 燈る瞬間」
 「意志を練る 場所」
 「揺らがない 芯」
 「繋いできた 光」
 「灯火」
 「循環」
   「輪廻」

     「上下」
 
        「揺らぎ」

            「生み」


               「生まれ」


            「消え」


        「死んで」


    「また 生まれ」


 「繰り返し」

「繰り返し」

 「繰り返して」

「繰り返し」

 「数え切れないほど 繰り返し」

「また繰り返して」

 「飽きて」

 「ようやっと」

 「繰り返し 終わって」 。



   「へと」 



       "出て行く" 。





「            ふぅむ。」

その 光達は。

 くるくる くるくると廻り
  私に「輪廻の輪」を示して あり
 だが「それ輪廻」が 「言いたいこと」ではない
 それもわかって 私は まだ 見つめて いた。


「 でも。」

 そう 思うのだけど。


 多分
 私の中には「幾つかのキーポイント」が あって
それは まあ挙げればズラリ並ぶけれど
 
とりあえず「今のキーポイント」は 「美しさ」それだ。

 なんか
 わかんないけど。


その「くるくると廻る光達」
 それを観てあると 

 「いつかのみんな光達の 昇って行った様」

それが思い出されて。


   "ああ やっぱり  みんな

     「美しかった」もんな"

その 思いが湧いてくるんだ とても。


 そうして
その「いろ」をジワリと自分に沁み込ませると。

 その「みんなの伝えたいこと」それが
  視える様に なってくる。



 「破壊」

    「再生」

       「繰り返し」

 「重さ」

     「月まで届いた 

   「営み」

     「人間ひとというもの」


   「循環」

        「その 中」


   「本質」

    「ひかり」

    
   「 


  「火花」

       「発光」

            「鮮やかさ」


  「様々な いろ」

      「楽しみ」

           「味わい」


  「遊んで」

   
       「思い切り」

             「弾けて」


  「自由に」


     「」。



 「  こと」。




「    ふぅむ。」


 「それ」は。

私に「超えた 光」を 示して いて

 「私がこれからやること」
 「必要」
 「示してあること」
 「そう あること」
 「見せること」
 
 「燃料であること」
 「その「場」であること」
 「エネルギーチカラであること」
 「変容すること」「できること」
 「創り変えてゆくこと」

そんないろを 示して いる。


「    成る程 ?」

多分だけど。

 私は 今「狭間」に 在り
それは光の虚空でもあって だが「裏側」
「光の領域」へ 在るのだけれど


「その結果得たもの」を "光に変えて"。


 「世界物質界」へ 持ってゆき

いのち生命の水」を与え
  「分け火繋がり」として 使い

  「みんなすべてに 火を燈して」。


  「に する」んだ

   きっと。




「   ふむ?」

そう 私がまた「世界へ戻る」、それは
「本の中へ入ること」それを示してもあるが
私が次に入る本は「光の創世神話」で勿論「」で あるからして
 「私は「新しい体光の体」を着て 神をやる」

その 上で。

 「水槽の中にある 感情」に 光を加え
 上手く扱い
 「世界に充満させ」「満たし」

 「なににも浸透する ふるえ」で 在り


 「光に変えた 灯火」を 分け

 「これまでの世界縮小の流れ」を たが

 「自然と」「光の基盤に乗せ」

 「それをで」「地盤」を創り
   「星屑を 撒き」

 「この部屋の知性を使い」
   「光を加えた 意図の矢を 放ち」
     「風に乗せて」。


   "せかいへ 青を 充満させてゆく"


ことば にすれば。
 そんな感じ なんだろう。



「  そう「せかい」と「世界」を 合わせて。 光を? 精霊?元素? とりあえず、「共同創造」。」

 そう 「最善最高」に。


  「せかいへ かたち存在」を 持ち込み

 「新しい世界」を 創造するのだ。

それは
 「ただ 二つを一つにすること」それではなく
 「より 高く広く 深く 浸透するもの」
 それであり
 「なににも沁み込む ふるえ」それでも ある。



「  もの物質、では。 あるんだろうから?  なんか その「間」「工程」は よくわかんないけど。まあ そういうことに なる、のかな。」

 まあ 「今 わからなくとも」、問題はない。


 とりあえず 「今」は
なにしろ「ここにある焔」「継いできた灯火」を 「すべて光に変える」
 そう 「すれば」、「次が見える」そう知って
 その 重大任務を遂行すべく。


 どう やればいいのかは わからなかったけど

 とりあえず 目を瞑って。

ずっと
じっと 静かに 座っていたんだ。



















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