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10の扉 わたしの せかい

閑話

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流れる 時を 

 ただ 見つめる

 ただ 流れる

 ただ 泳ぎ

 ただ 息を吸って 吐いて

 ただ 「必要」を取り入れ

    「不用」を 棄て


ただ
ただ
「なんのために」も
「どうして」も
「何故」も なく

  「存在する」ということ


 私に 「ある」「理由」と 言えば

  それは 「すべてにとっての最善だから」

それしか ないこと。








そうして。

 暫く じっとずっと

 「世界」を眺め
 流れ
 せかいと共に あったけれど

 みんな光達は常に優しく私を包んであるが
 やはり 「みんなが私に言っていること」
それは 変わっていなかった。



そう

     「私の場所」

それは 。


 「もう ここ世界ではない」と

 「移動」「境界線」

   「神をやる為の 場所」

   「準備」


  「移行せよ」


そう 言っているのが はっきりと聴こえてきた。



 いや
「聴こえては」いたんだろう。

でも。

私の どこか 
   なにか

 いろんなことが まだ「深く」に落ち切っていなくて
 それが 「どうなるのか」
     「なんなのか」
     「その はなんなのか」

それが わからなかったんだ。





でも 今なら わかる。


 もう「違う」ということ

 「同じ場所」に立って「神はできない」ということ


そもそも「発することば」
    「発する空気」
    「発する粒子」からして違っていて


 「」のだ。



でも その「区切り」「区別」が
つけられなかった

 いや
つけるのに時間が必要だったのだろう。



 そう

 


それも
どれも
なにも
    意味なんてないからだ。





だから。


 ここからまた しっかりと「新しい焔」を
                 燈して。



真っ直ぐに 進んで行こうと 思う。



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