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10の扉 わたしの せかい
場 勧請
しおりを挟む「10の扉」へ 入ってから
本格的に わかってきてから 考えていたこと
それは「私の行き先」は決まっているけれど
「その途中の今」、どう あるか
それで
「新しい私」の 在り方
存在方法
この「世界」に対して できること
「そうありたい」姿 かたち
それって なんなのだろうか。
そう カケラを回した時に。
ふと思い出す「ただ 祈りあること」
「静かに存在していること」
「調和 平和であること」
それが一番 心地良いこと。
いつかのラピスでエローラに言った
「私の本当にやりたいこと」「在りたい姿」
それを思い出して ジワリと光が繋がってゆく。
やはり わたしは。
そう 在りたいもので
そう あるもの
そうしたくて そうしていて
それが 一等 心地良いもの それなのだ。
「 ふむ。 して だから でも な?」
そう、「神社」や「神域」
それを「現してあること」、それは可能であろうが
私は世界に関与するつもりはない。
「 ?? ? だから ? 「神」?「御神体」? ってか、「あの二人」みたいなやつ、ってことだよね ?」
そう 首を傾げ暫く。
ピタリ 止まってはみたけれど
「それ」であることに
私自身は何の不都合もない。
「 ぁ~ ~?」
そう ちょっとあの人が心配するかもだけど
私が 今 「御神体」になったところで
「本当に神像になるわけではない」し
「ただ そこにある」、それを実践するだけなのだ。
「 そう なのよね。 今と、そんな変わりなくない?」
しかし 私は自分が浅慮なことも知っているので
くるくると回る明晰君達の仕事を眺めて あった。
もし なにか「不都合」があるならば。
優秀な彼等が 弾き出してくる
それが わかっていたからである。
「選ぶ」
「選ばれる」
「引き合う」
「相性」
「ピタリ 嵌るところ」
「場所」
「地 と 繋がる」
「からだがあること」
「限界があること」
「それは弱くはないこと」
「寧ろ すべてを使えること」
「 ふむ 。」
「地の エネルギー」
「場の 存在力」
「保持する チカラ」
「独自の 粒子」
「流れ」 「方向」
「いろ」
「繋がり」
「呼び合う」
「ひかり」
「地を持つからこそ ある属性」
「匂い」「血」「色」
「繋がり」「わかる」、「知れる」そのなかみ
真に「私が世界の一部なこと」
「今」「ここ」で 「体」を持つ祝福
それがわかる毎に深まる 理解と翻訳
観える景色が変わるという ギフト 。
そうなんだ
「体を持つこと」は 弱点ではないし
ある意味「存在している」ということにおいて
それは「利点」でも ある。
そう なんでもそうだけど。
「上手く 使えば」いいんだ。
私達は「そう存在していること」に 意味があるのだから。
そう 考えてあると 。
また 新しく「視えてくる ひかり」
「追加される面」
「角度」
「増える視点」と「上がる高度」
「わたしのせかい」の中で 「私が そう あるべき図」。
それは
とても穏やかで 美しく流れる「いろ」で。
浄め 静まり
そう 「なってゆく」からこそ
「尊重される」、私という 存在
せかい からの応答
用意される「場」
そう「創られてゆく せかい」。
その 美しく透明で白い、「景色」の中に。
整然と 並べられた カケラ達
私から派生した ひかり
自分の一部 せかいの一部
その「輝き」「ひかり」が 意味するところ。
その「いろ」を 翻訳すると
「わたし」が チカラを持つからこそ
「そこから派生するもの」が チカラを 持ち
「独自の働き」を 持つこと
その 「道具」を 生み出せること
創り出したものと「一致してある」こと
そうして
「揃って」「ふるえ」、その「効果」を 齎すもの。
「せかいは わたし」
「わたしは せかい」
「わたしはせかいの一部だからして
これもせかいの 一部であること」
真に その「意味」が
光と共に 身体に沁み わかって。
くるり 「場面」が
「朝の浄めの時間」に 転換する 。
シン と 静まり返る薄暗い 空間に 在る
いろ
かおり
空間の 存在
浄めと共に 「上げられた腕」に 天からチカラが透るのを感じ
「満ちてゆく」ひかり
響き合う 細胞
応える 粒子
日々 「浄化する」と共に上がってゆく自身の面白さと
静かに進んである 「移行の流れ」。
そう
「せかいの流れ」を 感じるんだ 。
ただ
ただ 真摯に「生きて」
「存在し」
「ある」と
それは自然に展開して 私に「あるべき景色」を 観せる。
うん。
くるり ひたりと
また「場面」が展開し
「ところであるわたし」に主導権が 移って。
景色が 何処か深淵な森の奥
「秘密が隠されていそうな」場へ 移行する。
そこへ 視えるは
純粋に 静かに
「見えないものをも映す」湖水の様に
静まり
ふるえ
湛え ただ そこにある 。
"「存在」に 対する 敬意"
「わたしというもの」に 対しての
対価
反映
保証
そう ありたい
あるべき
ある
そう するからこそ 成ってあるもの
せかいが私に保証する 「浄まり 鎮め 創り出すもの」としての 場
「ここにいていいよ」
「ここだよ」
「おまえの位置は ここだよ」と。
囁いてくれる
位置
地位
ところ
「存在する」時に 必然である 位置
「かたち」、「シンボル」
もし 私を「象徴として表す」とすれば 「そうなる」もの
その 「いろ」
「かたち」
「なにであるのか」、それを 端的に表す もの。
そうなんだ
その「本質のいろ」
「わたしというものは なにか」、それを 表すものは
やはり「世界」でいうなら「神」で
今 新しく 「自分の真ん中」で光り
瞬き輝く 「透明なカケラ」で。
私が ずっとずっと探してきたもの
それは「本当のこと」だけれど
きっと「神」も その「中に含まれるもの」、そのひとつなんだろう。
この 「進むに連れて 増える 面」「景色」
「重なるけれど すっきりと見易く」
「せかいに唯一無二の 美しい紋様」
それにも似た「自分のいうもの」、その面白いかたちに。
「 ふぅむ。」
感心、すると共に大きく息を吐いて
ぐっと視点を引き「蟷螂」に眼を任せ
あたまの中身を光の虚空へ ぜんぶ 放り込む。
面白い けれど
どんどん来るから 「溜めると」「詰まる」のだ。
そう だから 普段は 「空っぽ」に しておいて。
「必要」があれば取り出す
その気軽さでいたいので ある。
「 そうなのよ。 こんがらがると また 元通り。 「阿保、万歳」。」
そうして
相変わらず意味不明のことばを 呟きながら。
沢山の 「面」が ある 「私というもの」を反芻し
「その 特異な いろ」
「奇妙で」「どこにもない」
「面倒くさい」けれど「そこがいい」、「わたしだけの いろ」を思って楽しむ。
そうなんだ
それは終わりのない旅路で 時折とてつもなく面倒にもなるけれど
だがそれは 同時にたまらなく面白く楽しい、ここにしかない「自分という道の 探求」なのだ。
「 フフフ」
その時
何故だか急に しのぶの事が思い出されて。
「自分オタク」、そんな言葉が 頭の中を過る。
ただ 「こうする」「こうしたい」
「これが気持ちいい」「心地良い」
「すっきりする」「こうした方が より いい」
「こう なりたい」「こっちに 行きたい」、そうやって 自然に寄せて行く。
その 自分の行動 動きが相まって
練られてきた 「私という光」の純粋性
「本質」
その 純粋な いろ。
それはやはり きっと 「透明」で。
何色をも 含む それだけれど
その「純粋さ」が極まってきたからには 「なにかが起こる」、それは間違い ない。
「 なんだ ろうか。 まあ 「起こる」って言うより「起こす」んだけど 。」
これから先の 「具体的な 道」
それは自分がこの頃くるくると舞わしてあったカケラではあるけれど
まだそのかたちは見えていなかった。
だけど
でも
きっと。
そう 遠くない時
私は「それ」を 目にすることになるんだろう。
「 ふむ。 予言、か 。」
自分に対しての カケラに
そんなことを 思いながら。
なにしろそれも ポンと放り投げて。
あたまを 解放するべく
眺めのいい景色を 見に行ったので ある 。
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