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10の扉 わたしの せかい
ゆめ 純粋さ
しおりを挟む上手く 伝えられるか わからないけど。
私の 中には ずっとずっとしまってあった
「気持ち」があって
それは 「か弱きものを見たとき抱く 憤り」
言葉にすれば そんな感じの こと
小さな生き物の 潤んだ瞳や
声もなく滅されてゆくものたち
赤子の鳴き声や
無言で私を見つめる 女子供の「純粋な目」
「それ」が なんなのかって
ずっと思っていたのだけれど。
それは やはり自分のずっとずっと奥に
きちんと「あった」んだ
「無知」という暴力的な純粋さ
その かたちで。
じっと その「展開してある映像」を 観る。
多分 これは 夢なのだけど
「心当たりのある」それ
それはきっと「何処かの私」が。
その「両方」を 経験してあるからで
どちらの心当たりもあるから わかる、その「劇場」を観てある それだ。
「くりくりとした 目で 震えながら見つめる子犬」
「怯えているくせに 甘えてくるもの」
「時所構わず泣き叫ぶ 子供」
「何も言わず 抵抗せず
ただ わかってくれるという瞳で見る 女」。
その どれもは「位置」は違えど
「求めてあるもの」は 同じで
それは 「私からの 愛情」だ。
それは 「覚めてある私」から観れば
「ドラマの中」
「与えなくとも良いもの」
「スタートしていない光」であるが
その 「夢の中の自分」に とってみれば。
「暴力的な 純粋さ」 なんだ。
「無条件に 与えられると信じて待つ愛」
それが私にとっての「愛情」だ。
「愛」の中にも いろんな愛があり
「愛情」は 「無条件の愛」とは 違う愛の形である。
まだ 「始まりの頃」に 在る 「愛情」という 愛
生きもの という「存在」の中には
「まだ 知らぬもの」と
「知ることのないもの」が あり
赤子はこれからスタートして「学びの道」を歩み始めるものだが
「動植物」は 「私達の学びのために存在するもの」であり
「それ自体がわかるもの」では ない。
その 「別の存在」から流れ込む「エネルギー」
それは 夢の中の私にとってみれば
「純粋な搾取」で 「与えなければ罪悪感を生む」、ものだ。
「調和」「バランス」「均す」
「自然」「拡大」の 性質をもつ自分
それは「水は低きに流れる」と同じで
「不足」があれば 「与えねば」落ち着かぬもの
「足りぬところに補充する」のが 自然なもの
それであるからして
「世界」に在らば。
「私という光」にとって
「無知」は 「搾取の性質を持つ光」なのだ。
「 だからか 。」
「解説」を観ている様な 夢の景色
ずっとずっと 一方的に流れ続けてきたチカラ
「その瞳」「その色」に対して自分が抱いていた感覚の混在
「無知」は「罪」ではないけれど
「ずっとそうあろうとする者」が 苦手だった 私の理由。
「 なる ほど 。」
そう それは「私を削る色」だから。
「嫌」なんだ
「そう あり続けよう」とする 者が
「成長できる」のに
「しようとしないもの」が
「自分は か弱きもの」だと 思い込んである
その 「本当」から ずれた 色が。
くるり
キラリと 夜空に光る星々
「純粋に瞬く光」と
それを伝える「空気の層」がつくる ふるえ
その「間に挟まった もの」の不思議さを感じながら
「ひかり」と「からだ」の間にある
「わたし」の存在を 思う。
「 ん 。」
そして
半分 夜空 半分、夢から覚めて。
光の虚空に広がる 星座
その 光が回る様を 目に映し
「犬」「植物」「虫」
所謂「私達とは違う光」、それが持つ純粋さと
「人間」が持つ「無知」
「赤子」の純粋さを浮かべ
舞わし 並べ 比べて みる。
「動植物」「鉱物」
その「私達とは違うスパンを生きるものが放つ光」
その純粋性は やはり濁りなく清らかな美しさを保っていて
私の「想像」の中へ 何の違和感も発していない。
しかし やはり「人間」は。
その 光を追う毎に変化して行って。
その「瞳」「エネルギー」が真に純粋なのは「始まり」だけで
成長の段階を経るにつれて 「曇る目」
包まれる層の増える「澱」
外側だけが 大きくなり
中身が拡大しない 「かたち」のアンバランスさ。
「 。」
そう それが「世界」だけれど
流れの変わった 今は。
そうじゃないんだ。
「 ふぅむ 。」
そうして。
夢の 中でも 澱を降ろし
雑味を排し続ける自分を振り返って
「だから眠いんだ」、そう気付き
みんなにお礼を言って モゾモゾと 起きる準備を始める。
みなさん 、仕事 熱心 ですね ?
「夢」という 自身が持つ「キーワード」
その中で 仕事をしてあるみんな
「繋がりある すべて」
「どの 存在も わたし」
「わかる」 「含む」
「降ろし」
「浄まり」
「光り合う わたしたち」
「共鳴し 増幅する チカラ」。
「 ふむ。」
そう わかってきたんだ
私は私にチカラを与えていて
それが 一番の「栄養剤」なこと
それは きっと「わたしがせかい」だからで
やはり「わたしの担保は せかい」だと いうこと。
だから 「私は 私を癒す為に 夢を見ていて」
「それが 成れば」
「みんなが 上がって」
「拡大できる こと」
その 自分の持つ性質
自然の流れ
「何故」がわかることにより 拡がれる「仕組み」
「解し」 「降ろして」「軽くなり」
「昇ってゆける こと」。
「 ふむ。 ありがとう、みんな 。」
だから また 一つ「解決した澱」を 光の網に流し込んで。
すべての ヒカリへ 伝え癒して
その とびきりの 「瞬きの光」に 。
にっこり 微笑んだんだ 。
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