透明の「扉」を開けて

美黎

文字の大きさ
上 下
1,355 / 1,740
10の扉 わたしの せかい

生成の ひかり3

しおりを挟む
 
 そうして。

 徐々に 沁み込む ひかり

 「境界」から 馴染んでゆく 新しいチカラ

その「在り方」をもう一度ぐるりと自分の「なか」へ巡らせると共に
「光の網」を使い
みんな光達へ その祝福を伝達してゆく。


  瞬き  祝福を 返してくれる みんな

   それにより 沁み込むひかり

「 ありがとう 。」

 その 押印と納得と共にくるり
私の中に 展開した「風景」。


   みどり
          山々    川

  清らかな水

       広い空と 自然


   すべてと 循環 調和 であった せかい


そうなんだ。

「  うん。 」

その「景色」を観ると共に頷き 自分の中に巡る「可能性の光」を 視る。


そう
 ずっと 昔から私の中にある
   「世界は 誰のものでもない」という
  純然たる 真理事実

 だから本当は 
 私達は 世界の為に 世界にあるものを使って
 「自由に創造する」、それをなんでも やってよくて。

しかし その「創造の方向性」が「縮小」「分離」を極める流れだった為
 極小単位まで縮小した私達は行き場を失い
 今 反転して「転換と再生」の地点にある。


「  そう だから ここから。 また、立ち上がり「始められる、チカラ」。」

 そうなんだ 
この 旅を始めてから。

   私の中に 

   消えずに「ずっと 燈る」

   あの 「あかり」の様な
    「真ん中の ひかり」。


 ぐるぐる ぐるぐると 旅をしてきて
一番深いところグレースクアッド」まで潜り
  反転して 自分を振り返り 
  立て直して 立ち上がり
そうして その時にのが

  私達一人一人の
     「真実の ふるえ」 。


だけど
先ずそこ真ん中へ辿り着くには「それぞれの道」、それを歩き始めねば ならなくて
それにもやはり 「エネルギーチカラ」が 必要なんだ。

 そう 「立ち上がる チカラ」
    「歩き始める 勇気」
    「それを続ける エネルギー」
 

  その 真ん中へ歩き始める ランプに。

     「火を燈す」あかりチカラ

 それが必要で

それが きっと
 「生成エネルギー」、それなのだと 思うんだ。


  フワリと私の中に浮かんだ
        「燈の灯ったランプ」

 「初めから ある光」
 「消えない ひかり」
 「わたしという エネルギーひかり

  その「いつも真ん中に燈る あかり」。


      ぁ っ 。


 そう 思うと同時に
    ポッと浮んだ 「金色の光」
           私の反対側の 彼。

それは きっと。

 やはり「わたし自身」でも あり
 だけど「かたちとして現すと」「彼になる」
この「物質界に存在し得るかたち」の 私の反対側 
 それなんだ。

 今 自分のなかで それが わかる。


それは 今 私のなか「真実のふるえ」とも 同じで。

 その 「私よりも静かで熱くない」、「より 微細な」彼の光を想像しながら
自分の光の精度を そこまで上げようと 試みる。

 私 よりも 純粋 で
 より 「源」に 近い光
  
    「お手本の光」

    「クリアな目印」

私がそれを目指して進む、


 今 「想像の中」、そこまで「自分のいろ」を ぐんと上げて。


「 うん。 視える。 これが きっと 「今の全体」。」

  わたしの 中にある「光の図」
   
 拡大した「せかいのかたち」は 
 より光り輝いて観え はっきりと私の変わった点を光り示し それを「知り 実行し 拡大する」、その役割を示唆して ある。


「  ふぅむ。」

その 私達の真ん中に ある光はやはり同じで

 なによりも 微細だからこそ

 ただ 教える 伝える 伝わる だけでなく
 その「チカラ」「熱」を 波及させ得るエネルギー

 それを 発してあること
     使えること

 そして 自由自在に乗りこなし 
 「せかい」を網羅し、「生成力自分のチカラ」とすること

それが今「10の扉わたしのせかい」にあって
 私がやっている「役目」 それだ。


「  そう か 。  。」

 そう
「言葉」にすると ややこしいけれど。

 「チカラ」はエネルギーで 光で
 「私という存在」も光でエネルギーなのだ。

だから その「チカラ」自体が「役目」で
 そう あり
 そう して
 こと

それが「普通」で「当たり前」、「わたしのせかい」はそんな素敵な矛盾でできていて
やはりこれまでの世界では成立しようのない、楽しくクレイジーなせかい

 そしてまたそれは「光の創世神話」 
それをやるのに必要な「チカラ」「ひかり」でも ある。

  
 「自分自身」が「ひかり」で「繋がり」で
 「エネルギー」で「チカラ」

  「光の網」の光であり
  「触媒」「触発される もの」
  「火を 燈すもの」
   「真実のふるえ」 それである こと。


 世界を 渡り歩き 
   
    自分で光の網を敷き

  指揮を取り
         美しく描いて

   ふるわせ 「謳う」、「すべてのうた」

それが 「光の創世神話」なんだ。



そこまで 自分の想像スペースが 展開すると。

 ジワリ 沁み込む 新しいひかり
 それと共に補強する為 入ってきた眼
 視える 裏側
  セットで私が「やっておきたい こと」。


「   ふむ。 だからこそ、 そう 降ろし続ける 。」


そうなんだ

 「生成エネルギーを 発してあること」
 「世界を 降ろすこと」
それはきっと 表裏一体で
 「 純粋なひかり」を 発したければ。

 やはり 世界は どこまでも降ろし続けねばならない。


「上がる」「昇る」
「軽くなる」
「わたしのせかい」
 それにやはり 「上限」は なくて。

しかし
 「肉体物質」を 持つからには
 どうしたってついて回る「私の一部染み付いた澱
 「限界」「境界」「もの物質であること」
 「地球のものであること」。
 
そう それもきっと「いずれ変化してゆくもの」だろうが
 まだ 「この時点」では「私の一部」であることに 変わりはない。


 今 ここ「世界物質界」にある私は
  流れ続ける成長する「私という 花」

   「発芽」したからには
   「そうなる咲く」 もの


そうして 時は巡り どう 成長して
          どう 枯れ
          どう 土に還るのか
それはまだわからないけれど
 きっと 進めば拓けるから。


「  うん。」

 「上がる」と 決めたけれども
 持つ「からだ」
 だがしかし 
だからこそ「強く重くしっかりと」、「「かたちを持つ」」と いう祝福。

 そう それはやはり「両面」なんだ。

だから それを ようく わかって。


 まだ 奥に深く 渦巻いてある澱を じっくりと。

 ただ 静かに見つめて いたんだ。






しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

『 ゆりかご 』  ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。

設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。 最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。 古い作品ですが、有難いことです。😇       - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - " 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始 の加筆修正有版になります。 2022.7.30 再掲載          ・・・・・・・・・・・  夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・  その後で私に残されたものは・・。            ・・・・・・・・・・ 💛イラストはAI生成画像自作  

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

処理中です...