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10の扉 わたしの せかい
随分前の 分岐点
しおりを挟む「 う~ん ? でも 「今更」? そこ、って いうか でも多分「私が」、そこに戻っちゃうんだ。」
そう
世界の荒廃が 始まってから。
私の なかで くるくると回る
「可哀想」「大丈夫かな」「酷い」
「同調」「寄り添う」「寄っていく」、そんな様な 「感情」。
でも それって。
私が「他人から見られた時に 冷たいと思われたくない」とか
そんな「外側視点」の 話で
でも 「それが 世界の普通」で。
慣れ 親しんだ 自分の一部分
その色に触れると揺れる 色
靡く 私の感情の部分。
だがしかし
「今」「私が」「ここにある」、理由
そのうちのひとつの 大きな芯
それは「私はもう 世界を降ろしていい」という
「自分への許可」だ。
だから入ってきた「扉への旅」
戻らなくともいい 環境
解放された わたしと せかい
ここまでぐるぐるしながらも
順当に進んできた「自分の道」は。
今 確固たる 私の基盤
自信
道標 に なっている。
だけど なんだかおかしな感じがしていたんだ。
この頃 視界と視点の「解釈」のズレが 中々修正できなくて
その「いつも いつの間にかずれる理由」、それが わからなくて。
「なんで?」「また来た」
そうやっている自分であるが、それもまた気付くのだ。
「ああ 繰り返している」って。
でも 案の定「わかっていないのは私」で
「ずれているのも自分」
それを また真ん中に置いて 。
視点を増やし 視界をグワリと拡大してゆく。
私 の
相違点
掛け違えた 場所
あるべき場所 と
今いる位置
「世界に 在って」
「せかいで ある」
そこからずれている箇所は 何処 だ ?
「 ふむ。 これ か ?」
視えた のは
「長い長い 道」
「その 先頭を歩くわたし」と
「別の道を歩く 沢山の影」
そんなかたちだ。
そう
世界を なんとなく歩いていると「自分の異色具合」が目立ち
日常、何度も戻り 少しずつ修正 して
それでも気になる時が あるけれど
それは当然なんだ。
だって 私は 大分前に 袂を分ったのだから
そもそも「分岐点」は随分前なんだ。
だから。
「今」「現在地」が 自分が思っているよりもっとずっと離れていて。
からだは 世界を皆と同じ様に歩いて
あるけれど
なかみは 。
随分前に分岐した「自分で選んだ道」を 歩いていて
それは随分と 進んであるんだ。
「 ふむ。 ほう 。」
それを 私が わかってなくて
「理解度」が 低くて
結局
何度もいろんな「こと」に澱を引っ付け
「なんかおかしい?」と やっていたのだ。
「 ふむ。 両面の 全体感。」
そう 「物事」「事柄」自体はポイントで解決してきたのだけど
「意識の位置」、「自分の認識」が ずれて在れば。
「表は 充分でも 裏が 低く、それに合わない」
よって、その「修正度」は低く そこから引き起こされるものも減らないのだ。
「 うん、成る程。 そう、 だから 。」
今、正に「世界とせかい」の差が明確に開いている時
「酷い現状」と「わたしのせかい」、
それが並行して存在する中で。
今 やるべきこと
その「違和感」が示す意味は
「表と 裏の バランスの精度を上げる」こと
そうなんだ 結局すべてはそこで。
私がもっともっと 自分が思うよりずっと、自分を割り切り「毅然とした態度で 在る」それが 必要なんだ。
「 うぅむ。」
が しかし
チラリと頭に浮かぶ
外に ある時の景色
通常、「私が「なにか」を知らぬ人」と接する時は
わざわざ自己紹介をすることはないし
その人の判断で「私というもの」の認識は決まる。
その時に 私は「相手に合わせる」から。
自分が ふわりと揺れる事もあれば
靡く事だって
しなる事だって あるんだ。
そう 「それ」に 慣れ親しんだ私の体は素直に「反応してしまう」から。
そうして 油断すると「流れる」「下方」
そしてまた少し くるりと回って気付く
「ああ そこか」という そもそも的な
「基盤の話」。
「 ね。」
キラリ
キラリとひかる
新しい「光の基盤」
柔軟に強くしなり 私にその強さをアピールしてくるそれは
「そうだよ」「変わった」「変化したんだ」
「とっくの昔に そうだったんだ」と。
瞬き知らせ
そのスタートは 「始めからだよ」と
知らせにきて くれている。
認識はしていなかったけど
「私がこの旅を始めた時点」が 正に「分岐点」で。
ずっと「その道」を 真摯に歩いてきた自分は
「随分と進んでいる ということ」
「自覚がまだ 足りないこと」
「もっと自分のせかいに 在っていいこと」。
「 だよね。 それに。 そうか 」
その「自覚」と「確認」、「認識」それと並行して 。
作業場に 現れ光り始めた
いつか見た色のカケラ
くるくる回る「始まりの光」の裏側にくっ付いてある、「反対側の光」。
それをまたじっと 観ていると
フワリと自分の中に導き出されてきた「リスク」の いろ
そこしか走れない場所
私の最善 最短距離の 道。
「 なる ほど。」
私はいつも 無意識に
リスクを取り最短距離のベストを 進んでいる。
そう 「物語の中だから」「想像の中だから」
そう決めてたかを括るのではなく
実際 自分が「家から消えて」「学校に通わず」
「時差があるのかどうかも本当にはわからない 世界」
本当に戻れるのか わからない世界だったけど。
「これが最短最善であることを何処かで知っていたから
リスクを取り 切り拓いてきた」んだ。
だから「先に行ってるから 早い」とか
「視えるから 楽」とかでもなくて
それは 私が自分で「開発してきた能力」
わかってないのに 進むことのできる クレイジーな才能
それは 「勇気」で
「自分のハートにどこまでも従うことのできる 強さ」でもある。
迷わない 訳じゃない
後悔 したことだってあるし
失敗 だって 腐るほどして
恥ずかしい思いも 沢山 してきた。
だけど 逸らせなかった「じぶんの眼」
今 思えばそれはきっと 今持ってある「その眼」で。
「 そう よね 。そうなんだ うん。」
長く 細く ずっと 息を吐いて。
ゆっくりと吐き切り、そしてそう納得し、言い聞かせた上で。
「還ってきて」、
また 気付く
それも
どれもこれも
あれもそれも
ぜんぶ 含めて。
思う 「そうじゃない」こと
私は「ひかり」で 。
「すべては 「あるべき様に 起こっていて」
それを見守る もの」
真ん中で せかいそのものである こと。
そうなんだ
そもそも私が「世界」へ ずれ
「私達は皆 ひかり」、それを直ぐ忘れるから。
そう なる。
結局 すべては「そもそも論」
「私の未熟さ」なんだ。
「 そう、なの。だから。「相槌」は打っても、同調はしなくていいし 受け取らず流せばいいし あ でも。」
そう か
そう ね。
「受け取って」「流してあげれば」
いいんだ 。
「 確かに 。 それ かも。」
そう
それは「澱をすべて引き受ける」様なことだがしかし
「相手に働きかける」のではなく「受け取ったもの」を「還す」ことだ。
「 ふむ ?」
少し 考えて 「流れ」を 視
その「循環」が成るのか 確かめてみる。
うん きっと 大丈夫 。
その「くるくる廻る図」を スペースへ 展開して。
その 色を読み取り
わかる
「それが廻ること」
「 そうか。」
今の私ならばそれは「できる」し
なんなら 「その こたえ」を導き出したいが為に。
一番高い私が 今 ここで「気付かせた」
それなんだ。
「 だって。 結局はそれも「発せられたエネルギー」で、それをすべてに還せば。 それは光になるし また拡大方向へ転換運用、できる。 それを私が、やればいいんだ。 」
いつかも感じた
「自分の中にエネルギーが入ってきて 勝手に消化されること」
「私は濾過器」であること。
今、用意されていた様に 私の「中を走る感覚」
あの 「ザッ」と。
体の中を 粒子が通り抜ける 気泡感。
「 て 言うか。 やっぱり。 そういうこと、なんだ。 だから そのレベルが上がって「狭間」で「しなる」、繋ぎ 、そう「新しい軸」を使って 」
"私の 仕事をする"
それは。
きっと どっぷりと浸ってある時に感じた
「生成」「育成」の チカラ
「変化と変容」の間にある。
「未知」「可能性」「混沌」「死と再生の場所」
私が「光と形の交わるところ」である時に する役目だ。
受け取り 還し
流し また廻す 。
その「意識」は やはり普段は深くに眠っていて。
「深く 内に入り 呼び起こし 成せるもの」
「私の裏側」が主となり 行う「役割」なんだ。
そう 思うと同時に、しっくりきて。
「 うん 。」
「想像」を 改めて展開する。
「世界に在る私」が 目を閉じ
「内に入り そこで創造を描き」
「受け取った澱を そこへ還し」
「自分の中心で 浄め」
「せかいに還し それが循環してある」。
それは 私自身が「すべての役をやる」、そんな図であるが
「ぜんぶが自分」だから そうなるのだ。
「 ま 結果、オーライ。」
だから
それをまた真ん中に しっかりと押印して。
着実に
そして微細な修正をしながら
「一番心地いい環」を思い描き
至福に浸って いたので ある。
応援ありがとうございます!
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