1,336 / 1,684
10の扉 わたしの せかい
阿保の星
しおりを挟む「 ぁ」
そう か
そういうこと か 。
ある朝
一発目に 出たカード
それは「冒険の始まり」
「すべてを降ろした 信頼」
「虚空へ踏み出す」 いつもの絵柄
それで。
共に 並ぶは「星」と「二つの光」のカード
そうなんだ やっぱり 。
それが 示すのは
「今なら それが できる」ということ
「今が その時」
「わたしは できる」
「星で あること」
「同時に 観ること」
「家に あれば
それだけでいいこと」。
「なんにも なくても」
「用意しなくとも」
「構えてなくとも」。
事実
わたしが 欲しいものは なにもないし
「安全」「安心」「調和」「信頼」
それだけあれば よくて。
それに「相手」は 必要ないし
わたしがせかいと在れば いい 正にそこで
「 「あたま」は 空っぽに して。 アホのままで、いれば いいんだ。」
そう
ある意味私の得意なこと
「私が私である」、それだけなのだ。
自分は もう 到着してある
できる
既に 持っている
それをわかるのに 時間がかかって。
「 いや ?」
そう それに「必要」だったのは
きっと「時間」ではなく「信頼」で
それは「積み上がるもの」「光の実績」
「自分という 粒子の積み重ね」
そしてその「検証」「翻訳」、なんだ。
だから この「世界」という時間の概念がある場では
「時間」が必要でその「量」も必要で
それが「満タン」に なったから。
"やっと わかった"それなのだろう。
深いところでは 知っていたのだ。
「私の真実は 真実」であること
だがしかし 「世界」という空間にあって
それを「わかる」「自分に証明する」には
時間や 量、距離
そんな「離れてある」「分ける」「分離の概念」
それを「自分の中で覆してゆく」「一緒にする」「合わせる」「両方適用する」
そんな「矛盾」を取り入れる事が必要で
「正解は一つ」、その「世界」にあっては 成らないもの
それが ここにきて 成って。
「わたしというもの」、それが 完成したんだ。
「 ?まだ 完全、じゃ ないんだろうけど。」
どこまでも「上」はない
それは無限を適用してあれば 自ずと知れるし
だからこそ面白い、これからの せかい
私が自分の足で一から創り上げる
「想像の せかい」。
「 ふむ。 やっぱり、アホで 良かった ?」
首を傾げながら そう 呟き
くるくると回りそうになるあたまを 止めて。
チラリ 上方にある
金色の「眼」を視界に入れ 両方から観る。
「 ふむ。」
そう これがあれば 大丈夫なんだ。
そう信じられる 自分
これまでの 澱
共にあってくれる 光達
私を包み 充満する「せかい」。
それに また目一杯、感謝 して。
なにしろ「阿保」を満喫することにした。
そう
準備は 整ったのだから。
私は「その時」を 待ち
ただ「自分であれば 成る」
それをわかって。
存在する
その「難しかった 単純」を実行すべく。
鼻歌を歌いながら 起き出すことにしたので ある。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる