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10の扉 わたしの せかい
変容するわたし
しおりを挟む「その時」が 来たから 。
「なかから」「現れ出てきた」「光の私」
思えばいつも
そうだったんだ。
「あの子達」、ラーダや慶 ウンや窮
蘭やキラル アンカー 白
月
地球
水
賢者
観音
黎
その 時々で
私の「この旅」を支え 見守り 導いてあった 光達。
それは 「一番高い私」が寄越した「旅の仲間」でも あり
「光の網の中の点」「いろ」「神」「楔」
「私のなかにある性質の 一部」
その全てが当て嵌まる 「変容する光」だ。
だから きっと
私を護ってあった 金の枠も。
ここに来て 「この光」に変化し
「今の私に最適なもの」をもって ここにあるに違いない。
「 ふぅむ。」
「わかる」、を沁み込ませ あった後。
幾重にも重なった 自分の殻が捲れ
光の体が見え始める、その「想像」を して 直ぐに
ブワリと私の「なか」から出てきた その光
それを ようく 視て みると。
その形態は暗闇に光で描く「線」に近くて
中身は無く 「縁取りが光ってある」、そんなかたちだ。
往復した様に 幾重もの線が重なるその不思議なかたちは
ヒョロ長い人の様にも視えれば
蟷螂の様な 線の細く 鋭い 。
「この 世界には ないもの」
「鎌を持つ 光の存在」にも 視える。
「 ふむ?」
その「新しい私」の 役割
何故 今 出てきたのか
どうして このかたちなのか
想像を巡らせながらぐるり 全体を探っていくと
それは勿論「私が上がったから」で その「新視点」で高い位置から観ると。
下にいる自分が「あたまの中でぐるぐるさせている様子」が観えるんだ。
「 ああ 成る程。」
だから して。
そう その「光の存在」は
「古い私」の 殻を破って出てきた「上の私」で
この「私の中の景色」は。
その「一段高い私」が「古い私を観てある」状態が 展開しているのだ。
そして それが示していることも同時に視える 「眼」
光の体の頭部分にある、それは
そこから視える景色に含まれるいろを明確に弾き出し 私に知らせてきている。
「観て いれば終わる」「別視点」
「手を出さない」「干渉しない」「送る」
「別離」「手放してあること」「感じなくていいこと」
正に それを示す いろ
そう 「ただ 観てあれば」。
「終わる」、それをわかる為に
落とす 為に 出てきた「高い私」
一瞬「自分のあたま」で考えた私が その光の存在に視点をスッと移すと 確かに見易いのが わかる。
「 なんでなんだ? あっ ?」
そうやって「疑問」「問題」に直ぐに嵌る、
私を引き戻す 。
そう 何度も同じ穴に嵌ってある私を「観照する視点」、それが「光の蟷螂」なのだ。
「 なんか。 蟷螂って 。いや、強そう? なんだろうか 。」
その 不思議な 線
光の重なり
細長い からだ
子供の落書きを光らせた様にも見えるそれは
はっきりと「なに」とは 判別できなくて。
剣なのか 鎌なのか 羽なのか
その「どの役目もしそうな」背後にあるかたちをじっと観てあると
「確かに」と 納得している自分も いる。
「 まあ。 「かたち」は そうね、イメージ?でも 私の中にある、かたち だしな? ?」
そうも思いながらも その光の線をじっと見つめ
「私視点」と「光からの視点」、その二つを行き来させて「使い勝手」を試す。
「 ふぅむ。 なかなか 。」
でも 「それ」を 観て いると。
なんだか わかってきたんだ
これまで 自分が気が付いて いなかったこと
当たり前過ぎて。
見過ごして いたこと
それは「これまでの人間を辞める」その「こと」とは。
「私が思う 当たり前」を やるだけで いい
そんな単純なこと
だがしかし「世界」では そうでなかったこと。
「他」を 「自分」として扱うこと
「相手は私」だと。
当たり前に そう思って 接すること
返すこと
多分
きっと
私がこれからするべきこと
敢えて「べき」と 言うならば。
それは 「これ」なんじゃ ないだろうか。
「 。」
「当たり前過ぎて気付かなかった」盲点
だかしかし
「見えて終えば」。
そう としか 思えない。
「 ふむ 。」
だって 今までは「そうじゃなかった」世界
それはしかし「せかい」に 在れば
「そうなる」のだ。
それは 「返ってくる」ものが正当であることと
「還ってくる」、そうでもあることを示していて
私に 「それ」は 「そうなる」「そうである」と。
ゆっくり 確実に点灯点滅する ひかりが。
真ん中で そう 示してあるのだ。
「 そう か。 でも そう だよね。」
「それ」を 信じて いい
これまで「そうではなかった世界」を降ろして。
本気で 本当に「せかい」へ 移行する
その 為に私が降ろしてきたもの
やるべきこと
していく 行動
それは「これ」それなんだ。
「 」
言葉にするのは 難しいけど。
私は ただみんなが幸せで
笑顔で在ればそれでいいし
あの 白き神殿にあった頃の様に。
せかいが 美しく廻ってあれば それでいい。
それが「成る」。
だが しかし 「自分が移行せねば」成らない それ
その「点」が見えなかった 私に。
やってきた「新しい眼」
それはやはり より高い視点で
私全体を俯瞰して ただ、観る。
そのことで「得られるもの」、これだったんだ。
そう 世界に在れば
「信じられない」、「ただ 善良であること」
「私はあなた」を 実践してあること。
「そう存在する」事で様々な分離 縮小を迫られてきた私達に 「信じる事は難しい それ」は。
正に これなんだ。
だけど みんな心のどこかで。
それを 求めてやまないから 「続いてある 物語」
「なくならない 夢」
それを「やっていく」、この旅路。
「 確かに。 相応しいな 。」
それに。
そう 「光の創世神話」、それが 完成した暁には
「なんでこんな事がわからなかったんだろうか」、そう言って 笑い合える 夢。
始めから
私の中にあった 光
正に それなんだろう きっと。
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