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10の扉 わたしの せかい
決別と等価交換
しおりを挟む寝て 起きて 把握して
寝て 起きて 確かめ
寝て 起きて 納得して
寝て 起きて 拡大して。
少しずつ 少しずつ 自分の中身が拡大する、その「方程式」が できてきた。
日々 落とし続ける 微細な澱
時々 大きな澱
しつこいもの 思ってもみなかったもの
発見するとなかなか面白いもの
また来たのかと 自分に対して
呆れ返る もの 。
「 ふむ。 だがしかし。」
そう
それはやはり 繰り返すことで「慣れて」「わかり」「使える」、私の方法で
日々「どのくらい上がったのか」、確かめる事によって。
「少しずつでも 確実に拡大している」
その私の意識を方程式に表したものだ。
「出てくる澱」+「浄めの鈴」=「上がる段数」
こんな 風に。
そもそもが細かい私が「物を見る度に」、浮き上がらせていた澱
そこにひたすら 浄化の鈴音を 振りかける事によって。
「 いかん。「シャンシャン」、 それで うむ 「シャンシャン」。」
ひたすら「シャンシャン」する事により
その「物質」「物事」「景色」、なんでも浄め
自分から出てくる「感情」を 送り返していた私
そうなんだ
やはり「視界の調整」が できていなかった頃は。
この「決別」ができなくて いちいち感情が引っ張り出され
「ああでもないこうでもない」が 始まっていた事柄
それが「物」を見る度に繰り出されていたのだから
世界が降ろせないのは 間違いない。
「ふむ。 して 「検分せずに、シャンシャン」。」
その 「シャンシャン技」を身に付けた私は。
なにしろ
「神殿」→「あれから石はどうなっ シャンシャン」
「灰色の道」→「まだ見えて来な シャンシャン」
「果物」→「シャットに果物は シャンシャン」
「チラリと見える空」→「美しいな 」
そんな風に。
「縮小方向へ向かいそうなカケラ」には浄めの鈴音を振りかけ
「拡大方向のカケラ」は そのまま放っておく
という「私の簡単決別方法」を徹底 していた。
そう 結局「物は もの」
その「事実」「物質」に「澱を付けていたのは自分」で
だからして 私がいちいち自分で外さねば
気付かねばならぬことで
そうして「全てを降ろしても」。
私は「なにも」、失わぬし
寧ろ「だから すべてを含める」 それも 視えてきたんだ。
時折 少しだけ 想像が下方へ滑ることはあるけれど。
「? いかん」
そう 直ぐに気付いて「シャンシャン」、できるようになってきた。
そうして それを根気よく続けていると。
「 あれ? ふむ、成る程?」
「シャンシャン」+「日々の更新確認」で格段に上昇スピードが増している事に また改めて気が付いたので ある。
もう「思わなくともいい」、その
「自分に対しての許可」が
「方向の判別」が。
やっと 身に付いて
そして「使える様になり」「わかって」。
きちんと 「自分の方法」として 適用された
その「かたちになった」、物ではない「もの」なので ある。
「 さて はて して。」
そうして 徐々にだが
また格段にスッキリとしてきた 自分のなかみ
やはりそれは「自由なスペース」が拡がり増えることとイコールで
その広々と空いた場所に入ってきたのは 新しい光、カケラ達からのこれから先のヒントだ。
「可能性」
「無限大」
「先行投資」
「信頼」
「すべては エネルギー」
「見えない 道へ 足を一歩踏み出せるか」
これから先の私の道は 正にそれで。
光達との 脳内会話から展開する
毎日出るカード
「無限へ踏み出す」「ゼロのカード」。
「 てか。 ホントに、これ。」
そう
でも
ホントの
本当に
「私達は ひかり」で
「エネルギー」ならば
その 一歩は 踏み出して然るべきだし
私は「落ちぬ」し 「翔べて」「好きな場所へ行ける」のだ。
この頃 本当に 思うこと
それは 「これまでの「人間」を 辞めること」
「証明」「言い訳」「理由」は要らなくて
「辻褄」なんて 合わないこと
そう
「これまでのルール」「展開」「常識」「繋がり」「順序」「方法」は 全く意味を成さないのだ。
だから 「思っても」「考えても」
意味がなくて。
ただ あたまを空っぽにして 可能性で満たし
いつでも受け取れる準備をして
惹かれるままに 遊ぶ
それがこれからの私の仕事なのだ。
大きな「信頼」「光の基盤」の上に
成り立つ そのルール
全く 「新しい常識」が展開される わたしのせかい
だからして「私が思う」、それが ルール
それは勿論 「調和」と「循環」に基づくもので
「せかいとの等価交換」
これまでは逆の流れであった おかしなものが
「正当な持ち主へ還る」、調和のせかい それだ。
「 そうなん だよね 。」
例えば これからの行き先に迷う シャットの女性達だって。
ずっと 家にいて
何ができるのか どう するのか したいのか
迷いや不安が多い人が 沢山いるけれども。
結局 「エネルギーは 出した分だけ返ってくる」のだから、その人が「どう 存在して」「なにをしてあるか」
その結果はこれから返ってくるんだ。
これまでは「お金」という
「対価をもらえる 仕事」しか 価値がないと
思われていたけど。
これからは違う。
「仕事を している様でしていない者」
それには分相応の エネルギーしか返らぬし
「これまで対価を得ていなかったもの
だがしかし 循環に貢献してあるもの」
それには相当のエネルギーが 還ってくるんだ。
「 ふむ。 結局は、せかいとの 共同創造。」
やはり それで。
「循環」を きちんと意識し「生きて」ある者は きちんとエネルギーを受け取れるせかいになるし
反転したせかいはそうして 廻ってある。
その 中で
自分のことを知り こうして 拡大していくと。
「 わかる、様になるんだな 。確かに。」
そうなのだ
私もこれまでは。
わからなかったし、視えなかった「エネルギーの循環」と その考え方
だが 自分が拡大してきて。
やはり いろんな事が視える様になってきたのだ。
「 ふむ。 てか、「それが そうだ」と、わかる様になった のかな?今まで普通のことだと思ってたからなぁ 。 それで、私が 上がれば。 その分、みんなも 上がる。 ?私の スペースが空くから? いや からだ は 光 うん?? 」
やや まだ こんがらがりがちだけれど
チカラの流れはわかるし 「なんでなのか」、その理由がわかるのは 単純に面白い。
「理由」と言うか
「視える」から 「そうなってある」のが
「わかる」の だけど。
いや だから 私の場合は
「視えていたけど そうじゃなかった」から
混乱していたんだ。
「せかいは 等価交換」
そう思っていたのに そうではなかった 世界。
それが 本格的に終わってゆくんだ。
「 やはり それは良いこと。 まあ 良いも悪いもないんだけど それはそれで う~む。」
堂々巡りになりそうな 方向性をポイと投げて
スキップを始める 青縞の廊下
そろそろ本格的に花火がどうなったのか 確かめに行こうと 廊下を歩いている途中のぐるぐる
私の脳内は いつだって常時展開していて せかいを編み その光を広げて ある。
「 よし。 いるかな ?いるな 。」
そうして 白い扉の前で ピョンと跳ね
くるりと回って。
一応、ノックをしてから 返事を聞かずにドアを開けた。
どうせ返事は来ないであろう事が その「中の気配」からわかるからだ。
ふむ? やはり 奥かね 。
そう思いながらも テーブルに置かれた大きめの箱に目が止まり
そのままソファーへ腰掛ける。
「 ふむふむ、だからして。 結局「もの」も、 この架空のボックスから単純化したオールマイティー君から取り出せばいんじゃない?」
そうして 準備も兼ねて訪れた 白い書斎で。
独り言を言っていた私に、普通に入ってくる本部長
それはいつもの光景である。
「は?もう少し分かりやすく説明できないのか?」
「私にそんなこと できると思ってます?」
そう言って 本部長に今日も
溜息を吐かせるので あった。
うむ 。
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