透明の「扉」を開けて

美黎

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10の扉 わたしの せかい

狭間を超えて 2

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  「かたちにする こと」

     「かたちになる こと」


   「創造 の 場」

       「光と形の 交わる 


   「織り上げられてゆく 



「   やはり。 「捕まえると 逃げる」か。」

 暫く 遊ばせておいた後
 「見えてきた真理」は やはり逃げ水の様な もので。


  「陰陽の 間」
          「接着点」

    「揺れる為の 隙間」

   「固く閉じる のではなく」
      「柔軟に しなり ある」


「 ふむ。 耐震用のゴム? あの 隙間がないと 逆に困る、壊れる やつみたいだな?」

 言ってみれば 緩衝材
        緩い接着点

その「矛盾を繋ぎ合わせる」「表と裏を合わせる」、ための。

 「必要な 隙間」それに視える。

そしてきっと 私がある場所 が そこ

 「どちらでもあるが どちらでもない」場
それだ。





「  ? いろんな私を超えて?その、焦点が「緩衝材」なの ?だから それに対する、?澱と、それを流した 結果 。かたちに、なる  ふむ?」

 やや 混乱してある 自分の「あたま」を 鎮めて。

 改めて 俯瞰してみる 「超えるべき 山」

 その「一番高い私」が 敷いてある 道の途中の 内容ポイント

その 撒かれてある広い 光の道を 
多色の中から掻き分けて。

 「私の いろ」「ひかり」
その道を しっかりと眼で見極め 選別し
 順当に並ぶ様指示をしてカラカラと 整えてゆく。


「   ふむ。」

 私の 大切にしてきたもの
 チカラ
 思い 想い
 エネルギー
 意味
 いろ
 感じること
 
 それ に。

  「意味がなかった」?

 いや 違うんだ 「そこ」じゃ ない。


ぐるぐると回り始めた 私の頭の中にスッと入ってきてくれる「新しい眼」
 その「選択力」「識別力」に任せて。

 「自分のなかみ」の 混沌を 邪魔しない様
 静かにゼロに戻して展開し
  再びその「いろの流れ」を 観る。


   「いろ」
        「チカラ」

 「思い」
         「エネルギー」

     「なかみ」

      「粒子」

   「構成」

        「分解」

     「創り直し」

   「浄めに清め」

        「最終浄化」

      「わたしの いろ へ」


  「純粋な」

     「ひかり」

   「原初」

         「そのまま」


   「あるが ままの いろ」へ 。



「  」


  ああ  なるほど 。

その「眼」が 今してくれている 仕事は。

 私の 絡まりきった 糸を解すことで
 一番奥で固結びされていた 結び目を 解くこと
 「思い」の中に蔓延っていた「異色の粒子」を
 取り出し「紡ぎ直すこと」


そもそも「チカラ」「エネルギー」とは「光」で純粋なものだ。
 
 「思い」も チカラで エネルギーで  
  それは 純粋だけれども
 「世界の色が着いた部分」は。

  もう 要らない必要ない
  ある混じっている
  「真実のふるえ」それには 成らない。



「   なる ほど。」


そう思って ぐるり、自分のなかを 確かめてみる。


 そこに 光りある のは

   「感情」との 決別
  「気持ち」「想い」に。
    "振り回されあること" の 終わり
 それだ。

その キラリ美しくひかる、いろが。

 ジワリと 沁み込んできて 自分のなかに滴が 落ちる 。



 ああ でも 
      そうかも 確かに。


 もう 私は 「好き」とか「嫌い」とか  
   「世界にある 愛」とか「恋」とか
 「恨み」「嫉妬」「恐怖」まあ 色々あるけど
  「澱を含む色」は 。

  必要ない もん な ?



そうなんだ 確かにもう「喜び」ですら
 「浅い色」、それは 必要なくて。


 これからは 「本質のいろ」だけでいい

その せかいへ移行する 私に対して投げかけられた 本質の 光
    それをわかるための 最後の 色。


  「これまでの存在全体世界にあった私」 に対する 送別会

 「善悪」では なく
そもそも「思うこと」全てに対して「フラットである事に気付かなかったこれまで」の
「私の思い」に対する 労いの様な ものなんだ。

 「全部 意味がなかったじゃないか」
 「いや ここまで来るのにだった」
 そのループを経て知る
 「制限が あるからこそ 学べた」事実。


世界に揺られ 浮き沈みを暫く繰り返して 
 ようやっと少し上がり 「その時」が来て。

 「だから 最後に出てきた大きな 山」

 「この頃の 戻りかえりは それ」
  「今 それを超える為に ある」

 そう みんなが。

 キラキラと 元気よく光り
   「ようこそ」と 私を歓迎しているのが 視えてきた。



「 。」

カラカラと美しく並び始めた カケラ達を見
そう理解し 
    融かし 
      飲み込み 

   ようやっと 落ちてきて 

「    くっ 。」

だから、
 それをも超えて 。


「ポン」と ジャンプした景色
 その視点は「最近の私」の変化を映して ある。


「  なるほど ? だから 。 して 、。  ふぅ 」

 大きく 長く 息を吐いて。


やっとこさ 観えてきた 景色

  "私は わたしの仕事を する"

その一点を観て 流れ進んできた 結果

 「やり続けていれば そう なる」その 実証。


 それは自分自身で 実験し 今 実感できた 
「積み上がった 粒子かたち」「成果」で
 「どんなものでも 濾過し 回収できる」
 「自浄作用」
 「解し 融かして 飲み込み 自分のチカラ」
それと併用して
 「放っておくと どんな景色現実でも次の日には流れている」という 圧倒的事実
 それも利用し 使

 「自分で自分を創り変える」と いう
 私の「実践」に対する 明らかな結果ギフトなんだ。


「  なるほど 。」

 ここから観ると わかるけれど。


今「この時」私がやっていたこと
 それは
  「見えない 部分なかみの基礎を 創り変える」
  「ここが成らねば すべては 成らぬ」部分で

それは 結局。

 無理をして 抵抗して
 「辞めよう」「止めよう」「降そう」とするのではなく
 「ある」と「知って 在り」。

 「だけど 大丈夫」
 「それでも いい」
 「いや それでいい」
 「揺れても しなればいい」

 そう ドンと構えられる強い「光の基盤」に座ること
 
 それは「耐える」のではなくて
 ただ「観る」「共に ある」そうすること

そうして自分をただ「受け入れて」。

「真ん中に保ち」「過ごす」「寝る」
若しくは「ある」、それを続けた 結果

 今
  徐々に 大きく開いてきた
  わたしの「むこう側」 。


ずっと 前に 。
美しい檻デヴァイで感じた「大きく息を吸うこと」、それと同義の「ハート真ん中の解放」
  私達が
  無意識に自分にかけてある「呪い」を解くこと

 大きく 息を吸って。

 「自由に 充分に呼吸する」
 それすら できていなかったことを 改めて認識する。


 だから
 「この世界では このままありのままでは 生きていけない」、そう 思っていたハートを 解放して。


「ただのわたしのままで 生きていく」
「それだけでいいこと」

「それがわかるということ」自体が 「祝福」だと いうこと。



 今 ようやっと「その時」が 来て。


  大きく 開いた 私の「展開図」

 また光の網に加わった 新しい点
     それを繋ぐ 光の いろライン 。


そうして 。

「繋がり」「道」が 増え更に強固になる基盤
 「固く古い 接着点」を 捨てたことで
 新しく手に入れた「柔軟性のある 狭間」。

 「新しい わたしからだ」と「光の基盤」を
  最適に繋ぐ 狭間 なんだ。


それはきっと 確かに「なんでもあり」で。

 寧ろ「離れてたって あり」くらいのもので
 ぜんぶであるから くっ付いてなくともいいんだ。


「 なんか 。意味は わかんないけど。 でも、まだ「固かった」?「掴んでた」って ことなんだろうな。」

 それは わかる。


そうして 廻る 
 纏めに入る明晰チームのカケラ達
 それらが並べ示す 「今回の光」は

 「制限」を外し「解放」してゆく為の 必要な「理解」

始まりの 純粋な私から 
 絡まりきった 糸を解いて 浄め
   また 美しく紡ぎ 織り直して
     調え 敷いていく過程の 奥の 奥。

その最大の絡まりが この山で 
 これからの私に必須なもの
 「わたしのせかい」を 創る為に 必要な。

 「圧倒的 基盤」
 「表裏バランスの取れた 理解」
 「表と裏を繋ぐ 軸の更新」
 「かたち創る為に 必要なピース」なんだ。



「   ふむ。」

 今 真っ新な 自分のなかの 空間にあって
 ぐるり観て 思うこと
それは

「   やはり 。」

私が 今やっていることは
 自分の中に連綿と続いてきた「掛け違い」を 直して。
  「織り直していくこと」
 そして その すべてを。

 自分の「なかへ」 収納包含していくこと 。


 やはり すべては 自分の なかにあって。

 「意外な発見」、「いろんな 色」
  その 「どれもが 自分」で
  それを愛しく抱きしめて 観照し 
  そうして次へと進んでいく ことなんだ。


そうしてそれを真ん中に収めながらも 見る「言葉字面
 その なかみと外側の ずれをまた自ら回収しながら一つ大きく 頷く。


「  うん。 」

 「言葉」に してしまうと。
 見えにくく また
 陳腐な よくあるセリフに見えるけれど。

それは違うんだ。

「眼」それを持ってあれば 視える もの

「だから。 それでいい。」

そう自分で決めて。
進んで行くんだ 

「だから できる。」

そう自分に 
 いつもの様に 声を 掛けて。





 





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