透明の「扉」を開けて

10の扉 わたしの せかい

美しい パラドックス

　「劇的に重くて」
　　　　　　　　　「劇的に軽い」


　　　「深過ぎて」「浅い」

　　「眩し過ぎて　真っ暗に見える」

　　　　「陽気で　陰気」

　　　「感情的であり　冷静」

　「王権を持ち　品があり　どこまでも下衆」

　　　　「優しい意地悪」



　　　「空虚と　純粋な可能性」


　　「点であり　無限に大きい」


　「死を　迎える場であり　誕生の場」


　　　「天上にある　最も深く　暗い　場」


その　くるくると廻る　パラドックスの中で
　　自在に躍る　「わたし」という　光。

　「両極は　同時に存在できる」という
　　　「新しい場」、それは　

　私自身で　あり

　せかいで　ある。


この　美しいパラドックス空間に　辿り着くと。

　視える　「かたちになる前」の　チカラ

　　　脈動する　エネルギー

　　　　　ひかり　　　生命力

　　　「わたしじぶんのなかにある　もの」。




やっぱり
すべてはまるっと　マトリョーシカで。

　「わたし」は　ミクロの「せかい」で

　からだは　地球

　眼は　本質を「視て」進む先を決め
　体全体は　センサー
　ハートが「選んだ惹かれた」ものを　かたちにする手
　「いい感じのする方へ」運んでくれる　足

　こころ　は　方向性
　思い　　は　エネルギー
　思考　　は　会議室で
　ハートは　ありのままの自分

私の　周りにある「見えないわたし」が　「ひかり」を受け取り
私の体が　大地から栄養エネルギーを受け取って
　それを「合わせて」。

　そこへ　「好奇心」「独自の想像力製造工程」
　　　　なんなら　「遊び美しいスパイス」も　加えて。


　創ってゆくんだ　自分の　せかいを。



「矛盾」ではない　「すべてを含んだ　せかい」。

その　美しいパラドックスを　踊っていくんだ

　ずっと。