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10の扉 わたしの せかい

客観性

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  整然と 並べられた カード
  壁に飾られた 杖達

   その日の気分で コーディネートされる 石達

   並べられた 本のグラデーション
   「中身のわかる」引き出しの収まり。


その 「自分の日常」を 目に映しながら
 ふと 「思うこと」

それはこの頃の自分を 客観的に眺める「視点」で。

 感じる 「流れ」
     「いろ」
     「ここで据えるべきもの」
     「捉えて置いた方がいい カケラ」
その「要所ポイント」を抑える為に 習慣化してある 流れだ。


 普段から「瞬間」で ある為
「今日」は「昨日」の 続きじゃ ないこと
それを「やる」為には 「今日の自分を把握すること」、それはとても大切だ。

 つい 「延長線上」で くるくると回る あたま

それを修正ついでに 「変わった部分」
 「進化したところ」
 「同じ文言を 繰り返していないか」。

日々、確認をしながら「上がってゆくこと」
それは習慣となっている朝の支度から 始まる。



そんな 「今日の私」の前にふわり
 あるカケラ
それを カードを並べ直しながら
 じっと 眺めてみると 
  こんなことを 言ってきてある。


  「客観視」  「わかること」

   「把握していること」「位置」「場所」

 「点」。


きっと その「正確な点」とは 
「これまでと変わった位置を把握してあるか」、その部分で
それを更新しておかねばずれる、「自分の真ん中」
 大切な 位置だ。


でも
  自分で 「自分のことを わかる」って。

    そんな 簡単じゃない。
    それも わかる。


「  まあ。  そう ね。」


だから 人は 「他人相手」を 求めるし
だが 今
内に入ってある裏側にある」私にとって
 「」は ない。

だけど
この頃 「自分のなかに 反響する こえ」
それが 「本当のこと」だって気付く様になって。


 「わたし 
 「私は せかいと会話していて」
   「反響 反射 映して ある」からして

 「ああ なるほど ?」
 「これが なんだ」

そうわかる様に なったんだ。



「  ふむ。 これね?」

 そう それは 「静かにしていないと 聴こえない」もので
 きっと 「世界」にあれば
     「わからない聴こえない」こえ

「魂の囁き」
「真実の こえ」
「ハートの おと」
そんな様な ものである。


それはこの頃
「よく 観て」
「自分のまわり」
「粒子」「チカラ」「エネルギー」
「形でないもの」
「積み上げているもの」
「生み出しているもの」
「発しているもの」
「創られてゆく なにか」
「強さ」
「継続力」
「信念」
「進むチカラ」
「バランス」
「両極あること」

  「自分の位置」を 

そんな様な ことを言っていて
すっきりと晴れてきたあたまスペース
          視界で改めて観ると 
 見えてきたことが ある。


それは 「私は自分が思っているより
      強い」ということ

そう「自分がお門違い」
 それが わかった=「かなり強い」
そういう事なので ある。


「   ふぅむ。」

確かに。

まだ 世界にあった時
 「どうして続けない」
 「言った事をやってない」「すぐ止める」
 「言動と行動が 一致しない」
 そんな光景は 沢山見てきたけれど。

そう 私の中にある「芯」のうちの一つ
 それは 
  「どんな時でも自分の道を進むことができる
       持続力」だ。


だから それは「」で
 「自分はかなり 
それは「積み上げてきた微細な粒子」、それが証明してある 「事実」で
 紛れもない「ほんとう現実
そして それを認めて。

 また 更に「上げて」進む
           飛ぶ
           跳べる

そういうことだ。


「 なんだか ねぇ 。」

そう呟きながらも 今朝引いた「カード」
 その「光達からの声」
それにもはっきりと出ている「強さ」「あるよ」「今 開いて」というメッセージを 見る。

こうして一人、日々裏側で過ごしていると
こうした「ツール道具」は大切な仲間達だ。

 魔女部屋にある 石や カード

   杖や 絵
         キラキラした 謎の道具

 先人が残した 私好みの 色 もの カケラ達。


今 思えばそれもまた「私の一部」で
  「積み上がる粒子の 一部」
 だからきっとこの部屋の先達も 私の「関係者」なのだろう。

 「繋がりのないものは ない」

そう思える様になった今の自分に すんなりと入ってくる その思いは。
 きっと「ほんとう」

そう「しっくりと馴染む」ならば それに間違いなどないので ある。

 今
  「胸の真ん中」に 手を当て 思う

 「ずっとずっと 自分の「なか」に あったもの」
  「感じる チカラ」

  「その エネルギー」

     「感触」「感覚」

 それは 「ほんとう」で 「チカラ」に 成り
 今 正に「形成されてある」と いうこと

ずっと自分が形にしたかった「言葉にできない なにか」は。

 「今 創られてある」と いうこと 。


「確かに。 は 「効果」とか「意味」とか。「お金になるのか」とか 「将来」とか、そんなことを考えてたら できない な。」

そう しみじみと思う 今。

やはり「自分が 自分の道へ しっかりと乗ってある」、それをわかって。

 進むことの 大切さ
       明晰さと 相乗効果
それが身に沁みて くる。

  
  「自分自身を わかる知る」こと

 それは とても大切なことで
 「自分で自分に照明を当て」「照らし」
 「現状」が見えることで
 「またその先が視える」、自己再生能力

 私の大切な 一部分 
  強みである それだ。



「  はて  さて  して。 ふむ。」

 そうして「次」が どう 来るのか

今現在「待ち状態」の自分にできることは
そうない。

 だが
 「今の自分」を わかること
  知ってあること
 だからこそ「拡げてあれる」こと
 徐々に徐々に 上がって あること

それは
 いつも「同じこと」だけれど
  「自分の真ん中真理」は いつもひとつだから。

それをまた 門前に置いて。


 調ってきた 「自分の「スペース」」

それを満足と共に目に映しながら 
 今日も緩り バーガンディーへ 流れ込んだので ある。







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