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10の扉 わたしの せかい

生み出す チカラ

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 多分 私が 「今 持っているもの」は。

  「大きく なかに あるもの」は。


  「生み出す チカラ」それなのだと 思う。




この頃
 チラリ チラリと掠める「原始の光」

   「交わる ところ」

 「二つが ひとつ」

      「洞窟」

    「深部」

         「地中 深く」

   「地球の 内部」

    「儀式」


       「エネルギー」

    「交錯」

     「運動」


       「加わること」

  「くう

     「発現」


    「天と地」

   「私と あの色金色


なんでか 今 深くわかる浸みる、「私の反対側が あの色なこと」

 「人では ないもの」
 「ひかりに 近い」「若しくは ひかり」
 「澱のなく」
 「光と器 それそのものであるもの」。


私達 「人間ひと」は。

その 生まれ落ちた瞬間から 光であった事を忘れ
この 「世界を楽しむ」「経験する」「自分の色を集める」為に やってきたもの

 その間に 取り込んだ「それ」に。

溺れるも よし
上手く回収するも よし

そうして「上がると決めた」、光だけが。

その 「自分のかけた魔法」から 解け
 そこから光の道を歩むことが できる。


ただ 私は 自覚と自信が足りなくて
 ぐるぐると惑っていた 光だったけど
結局こうして 自分の道を追い求め 見付けて。

 それが 「何故だか」も わかり
 ヨチヨチ歩きながらもそれを 歩み始めた 所だ。



「    この頃の、ぐるぐるは 。 それか 。」

そう
 また 「展開が変わる前」に必ず訪れる
 「ぐるぐる期」

それは「終わった筈」のものをひっくり返してぶちまける様な
そんな様相を呈していたけれど
それもまた そろそろ終わりの気配を見せ始めた 様だ。


 そう 私の なかに  見え隠れする

   「原始の 女神」

  「支配できない」  「女性性」

     「隠しきれない」

   「根本的な」     「根で ある」

  「素」  「元」  「基」


その力強い エネルギーが。

 あちら こちらからと チラチラ色を覗かせて

「そろそろですかね」
「これですよ」
「融けてきたか」
「覚悟はできたか」

そんな いろ本気を。

 示し始めたのが わかる。


「  いや  まだ。  うん、まだ でもないけど。 まだ なのか。」

微妙に その「本気」を観る覚悟ができていない私は
自分の中身をぐるぐる周り 誤魔化してみたり
片付けてみたり
 止まってみたり のんびりしたり
 創って 止まって 進んで  
気分転換が 気分転換にならぬ事も わかって きて。


「       ふぅむ。」

  来る時は 来る

それを期待半分 ドキドキ少し
 しかごちゃつきがちな頭を
「空であること」に 努めて。

結局は 「降参するが 勝ち」それを真ん中に置き直し
日々を過ごすという 謎のぐるぐるを繰り返して いたんだ。



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