透明の「扉」を開けて

美黎

文字の大きさ
上 下
1,311 / 1,684
10の扉 わたしの せかい

せかい

しおりを挟む

 くるくると脱線する
自分の思考を 一旦 戻して。

 「ドン」と 真ん中に据える 

    「わたしのせかい」

それはきっと みんなの言う「宇宙」じゃないかと 思うのだけど。



「   ふむ。」

つい ずれがちな 自分の思考を回収して
光の虚空へ陣取り 「澱」が 紛れ込まない様にして。

「 さて。 ?」

 と 広げて 観る「わたしのせかい」

それはみんなの言う所である「宇宙」、きっとそれじゃないかと最近 思う様になった。
 いや 気が付いたのか。


なにしろ「裏が表」になり
 「みんなが裏を置いてきている」事に気付いたからには
「そもそもの前提が違っていた」からして
「自分の辞書を置き換える」様なことが 必要かと思う。

 なにか 「噛み合っていなかった 世界の言葉」

それはきっと 私の認識が「裏側」を含んでいたからで。


 先ず そもそもの「地に足着いている感覚」

それが私にとっては「世界テンプレート」じゃなくて「せかい裏側」なのだ。


「うん? わかんなくなってきたぞ 。」

言葉にすると なんだかずれる、その微細な動きを修正し
光の中のみんなを 整列させ直して。

「さて。 はい、 それで?」

  眺めて 観る 自分の中の 「図」


その 図の中で先ず
 他人みんなとは 「自分以外の人」という認識で
基本的にみんなは 場所が どこであろうと
 「世界」という「表側のテンプレート」で遊んでいる光達の事だ。

 その人達はみんな「裏側」を背中にくっ付けてあるが
 「見ないで遊ぶルール」の中にいて。

その「見ない」の中にも「表も見ない」という光もあれば
 「裏だけ見ない」という光もあり
 その様相は様々だけれど
「表は見ている」光であれば、それは「地に足着いてある」という事で「生きる」には困らない、ということ

もっと言えば「自分のカケラを集めてある光」、それだ。


 例え 意識 していなかったとしても
きっとその光は自分の「得手不得手」は知っている筈だし それが自分の「カケラパーツ」である事は 言葉を変えれば理解できる筈だ。

だから そんな光はきっと 光の道を進むのも早いのだろう。



そうして 私の言う「せかい」とは
 「裏側」「潜在意識」「宇宙」
言葉はなんでもいいが「見えない側」全般の事で
それは「場所」や 「区切れるもの」ではなく
「まるっとぜんぶ」のこと

 そう 私達が見ない様にしていた
 「自分の背中にくっ付けているもの」、それである。


「てか ぶっちゃけ「宇宙」も 見えない、しな。」

ここまで来るとわかるが、今「私達が宇宙だと思っているもの」、それが本当に「宇宙かどうか」それは わからないので ある。

人は ひとりひとり 「見えてあるもの」が違うし
ある意味それ宇宙は 「イメージ」なのだ。

 「こうであるもの」「こうですよ」

そう「示されてある」、「テンプレート」
 それでしか ない。

それは
 全部が全部 「間違い」「嘘」
そういう話ではなくて「絶対 それであるとは 言えない」そんな話だ。

 だって
 きっと
 多分

 今 「私が思うこと」

それは「私達の」が 宇宙スペースだから

 なんとなくだけど。

 そう 感じるので ある。


「だって 「想像」は「エネルギー」で「チカラ」は「現実」を創り  そしてそれが本当に世界を動かしてあるからして 」

 そう 私達 一人一人が

 「宇宙スペース」を 持っていて

そこで「自由に想像」をし
「自分の現実」を創り そうして「世界」は出来ていて
それを「体験してある」、それは まごう事なき事実だ。


今 思う 「宇宙」は 
 「スペース」「くう」「作業場」
 「想像の場所」「かたちにする 場所」
そんな所で 
それはどこか遥か彼方の見えない場所にあるのではなく
それどころか 「みんなすべての裏側に付随してある」、素敵な「スペース」なのだ。


 しかし「見えないものを否定する 世界」によって
 私達が 見失ってしまったもの 

 それでも あるけれども。


「まあ だがしかし 「見えれば 遊べない」、それに尽きる。」

そう
外を見ていて思うけれど「成功したい」とか
「あの人、私の事どう思ってるのかしら」とか
そんな楽しみ方ができるのは「見えないから」それでしかない。

 どうすればいいのか
 何が 誰が合うのか 合わないのか

それが「全部わかるせかい」、それを人は 限りなく少ないから。


 だから 世界は 今日も荒廃して

 「見かけ」は 普通に回っているけれども

渦巻くエネルギーは混沌とし 
それを流そうと「せかい」は強い風を吹かせ
次々と「瞬間」は「選択」を採用し
 沢山の「場」が出来始めている。


 それぞれの 光が 「自分の選択」をし

 小さな「世界」が 生まれる 世界

その中で「せかい」に触れる光はまだ少なく
それを「どうしてだろう」と思っていた私に やってきたのが「みんなこれから」という今回のカケラ

だから 圧倒的な その世界のエネルギーに
 押されない様に。

 高く 飛ぶ 必要があるし
 自分を更にクリアにして
 その「眼」を保つ必要が あるんだ。


「  そう 、あと 「スペース」ね。」

そう「眼だけじゃ 成らない」
これがこの頃 身に染みてわかってい私は。

  更に 自分の「なかみ」をくうにする

その「想像」を「光の虚空スペース」に自分で創って。

再び
その「自己再生」能力を使い、それを目の前に「アイコン」としてポンと置いて。

 流れの中を 今日も ゆるり

 飛んでゆくので ある。











しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

【書籍化確定、完結】私だけが知らない

綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ 目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2024/12/26……書籍化確定、公表 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

処理中です...