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10の扉 わたしの せかい
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しおりを挟む「 だからか 。」
そう 私が呟いているのは
ふと 気付いたから
知っていたけど わかっていなかったから
確かに「古来言われてある」
「目先」ではなく「遠くを 見よ」
その 言葉は。
意味が あって そうなのだということ
その真実に また ふと気付いたので ある。
「 ふぅむ。」
日々
細々としたこと あれこれ
なんやかんや 考えていた自分であるが
「自分にそれが できるのか」
その「不安や心配」が付き纏う その理由は。
私の「視点」が ずれていたから
やはりその一点であり それ以外にはない
いつでもそこにある「真理」なので あった。
「 だよね。 うん はい、私がずれてました。」
強く 吹く風のなか
そんな言い訳を光達にしながらも 歩く 灰色の島
私が「なにに」気付いたのかというと。
そう
「どうやって 上げた結婚式を やるか」
そこに嵌ってぐるぐるを回していた自分であるが しかし
「本題」は そこではなくて
「私達は 光の創世神話を 創る」
それだからして 「その過程」は 成る
結局「そうなるようにできている」、それなので ある。
「 成る程 なぁ。」
なんだか 「意味」は わからないけれど。
でも その「過程」は 考えるべき部分ではなくて
私の「焦点がゴールに合っていること」
いつだって大切なことはそこでしかないんだ。
「そこ」「土台」がずれれば
それは 成らない
その 自分の沼に 再びハマっていたことに 気付いて。
「 なんだか なぁ。 まあ うん、そんなもんよね 」
わたし って。
と 言いながらも。
くるくると回る、自分の周りにある
金色の枠に お礼を言うのであった。
この「金の枠」は 私の護り
出たり消えたりするけれども
私が「ずれ過ぎないように」「見守る」「ある」、それなのだと。
なんとなくだが、わかっていたからで ある。
「 多分? これの外は 世界?「私の内側」じゃ、なくなるのかも。」
じっと それを眺めながら
なんとなく思う「私がはみ出ない様 護る色」
それはいつもずれがちな私に「境界線」を知らせるべく
周りに蔓延る 金色の蔦の様な もので。
高い 「光の風の中」を 風を受け飛びながら
「自分の波に 乗る」
「流れを 読みながら運転する」
そんな「光のからだの航海」に 乗っている様なそれ
なんとなくだけれど 私の中の イメージで。
それは 「枠だけの透けた球体」で
「私は その中に入り」
「せかいのなかを 自在に飛ぶ」
そんな映像が 浮かんでくる。
私はそれをくるくると回しながら 「飛びやすい場所」を選び
「惹かれるいろ」を 読み
「今 できる最高高度」を維持し
時折「縮小」して休み 避けて
そうやって「自身の光のからだ」を 運転して。
きっと「目に 見えない裏側」を飛んであるのだろう。
自分の「想像」に ある
「流れの中を飛ぶ 図」「絵」
それはまだ「見えないチカラ」をしっかりと私の中へ留め置くための
自分の中の映像の具現化だ。
「目に 見えるもの」と「なかみ」が
違い過ぎる現実
それはきっと「積み上げる粒子」が細か過ぎて
時間がかかる所為もあるだろう。
それに なんか 「範囲」は
広大 だし な ? ?
「 しかし な。」
落ちない様、ゆっくりと 細く息を吐く自分
いつまで
どこまで 飛べば 「現象界」への「具現化」が成るのかは
まだ掴めていないから。
やはり 少しずつ「疲れ」は溜まり
だがしかしそれを排して「そうじゃない」と飛び続けて 暫く。
「 ありのまま ありのままで いい。」
その「標語」の様な 言葉を呟きながらも
ギュッと目を瞑り 一旦クリアにしてまた目を開ける。
必ず 流れは ある
変わり始めた チカラは光って
キラリと視えるから。
「広範囲に 小さく 生まれ始める光」
その 片鱗達
それも「私が見たいせかい」は特大 特別
「まるっとぜんぶ」だからして
きっと「わかりやすいかたち」では ない。
ただ 時折感じる「美しい色」を 眺めて。
「じっと 待つ」
それは 私の苦手とする所でもあったけれど
それ以外には どうしようもない、それも わかっていたから。
なにしろ 「渦」「波」「流れ」「サイクル」の中を
「自在に飛ぶ」それだけ意識して。
必要に応じて くるくると護りを 回していたんだ。
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