1,296 / 1,684
10の扉 わたしの せかい
才能
しおりを挟む「先入観 なく」
「執着 なく」。
その 「眼」を ひらけ
「かたち」は なにでもいいが
「質」
「いろ」
「おと」
「ふるえ」
その 「構成要素」が
「一定のレベル」と 調和すること
「馴染み」「合い」「ふるえ」在れること
その「場」に 在り違和感のないこと 。
そして最後に 追加するのが
「わたしが それを 好むか」
その 忘れがちな主題
そう ゼロの眼で
「一眼見て」、「?」が 少しでも 浮かんだならば。
それは「わたしのいろじゃない」
もので
「後々 理由は わかる」それ
そうなのだ
きちんと観察していれば 後からでも理由は わかる。
しかし 「安易に選んで終えば」。
「純粋なわたしのいろ」は 成らないし
「わたしのせかい」から また澱を排すという仕事が生まれてしまうので ある。
「 だから 。それだけで いい うん。」
日々 世界を 歩いてあって
その都度都度 観察からの「選択肢」が ポンと出てきて。
その時
なんだ
かんだ
色々引っ張り出してきて
行きつ戻りつ 。
「見える 色」が 多いからか
「見逃せない」からなのか。
それは どちらもだろうが、
結局 ぐるぐると頭で考える癖が 戻りやすい私が導き出した「最新定規」
それが「私のいろミキサー」だ。
実際「真実」「真理」「自分の本当」など
一言で表せる様なものでもなく
「尻尾を掴むと」「頭が逃げる」それ
だから 結局 いつもの様にある程度 ぐるぐるして。
「いや。 違う これは。」
そう言って前回のミキサーから再び改良したのが「虹色ミキサー」
それは「具体的にわたし色の粒子が回る」もので
この 中にポイポイと入れておけば。
「要」「不要」が 勝手に弾き出され
出てくる展開
日々の細々とした澱を いちいち持ってくるあの子は
まだまだ仕事熱心で 休む事なく「私のなかにある」澱を 浮こうとした側から引っ掴んで連れてくる。
そう
私の 目の前に。
だから それが 形を持つ前に
ミキサーに突っ込み 「光に変える」、
それはやはり有効な手段であり 今の私に不可欠な自分の道具でも ある。
「 まあ。 私のなかにある、道具 だけど。 てか、結局「濾過器」じゃない ??」
そう ブツブツ言いながらも
とりあえず「思い付いたもの」は なんでも。
やってみて
使ってみて
想像し
具合を見て
それがまた「進化」をして 「上がってゆく」
それが自分の方法だと 知っている私は。
とりあえず 目下の「行き先」を
「とんでもなく クリアな自分」に定めて
せっせと澱を排して いた。
実際 かなり自分の中が スッキリしてきてから。
明らかに「齎されるカケラ」が変わっているのが
わかっていたからで ある。
「 フフ 。なにしろ 何処へ行けばいいのか 「場所」は わからないけど。こうしていればいい、それだけは わかる。」
そんな風に 今日も独り言を呟いて。
テクテクと 歩く
みどりの なか
今日の私の「惹かれるデザイン」は
なんだか「みどりいろの 美しい生気」
その 木々の間を思い切り 息を吸い込んで。
自然と進んでいた方向は、どうやら小川沿いの道で
もう直ぐ大きな泉に着くであろうことが
その 水分を含んだ気配から わかる。
「 うん。 今日も 美しいな。」
そうして 導きの風と共に泉へ到着して
一息吐いた ところだった。
「ほらほら」
「綺麗 だろう」
「美しいだろう ?」
「一体 いつまで。」
「離れてあるつもりなんだい ?」
そんな みんな、せかい からの
囁きが聴こえる水辺
キラキラと光りある水面は
私を明らかに「応援して」あって、「浄め」てもくれている そんな頼もしい仲間達だ。
それを暫く 眺めていて。
「 うん、でも。 なんだろうな これ。」
明らかに
これまでと違う せかいの 声
「私達はチーム」、そう思って 感じて からの
せかいが「わたしを取り巻く」感触の 変化。
そう それはきっと「眼」でもあるが
どちらかといえば「全身」
「わたし 全体」で 「感じる」
様なもので。
そう
以前も思ったけれど。
「私」は 「感覚器」でセンサーだ。
だから それで 感じてわかる
それが必要なんだ。
「 ふぅむ。 だから、「研ぎ澄まされてきて よりわかる」、 なるほど?」
そう それはきっと
「感じられる 範囲が拡がった」
「感度が 上がった」
「より 詳細に見える様になった」
そんな様な もので。
ずっとずっと
私に囁き続けていた せかい
それにやっと しっかりと自分が。
応えられる様になった
それなんだろう。
「なにしろそれなら。 善きこと哉 。」
そう 呟きながら自分を労うと共に
「なにが」「私にそれを齎したのか」、その変化の点を知りたくて 自分の中を探る。
「 ふむ。」
これ かな ??
ぐるりと「わたしのなか」を巡った光
それがくっ付けてきたカケラを ようく、観る。
そう きっと その「変化」は。
私が「具体的に動くこと」によって
培われてきた
成長してきた もの
「創ること」「光を 共有すること」
「繋ぐこと」「学び」
「それを自分のかたちに翻訳して」
「自分のひかりに 合わせ」
「拡大してきたこと」。
「私」が 実際に「わたし」に 見せてきたこと
それが 成ってきて。
「わたしのせかい」が 形つくられてきた
そう 思うんだ。
なんだ かんだと
いつもぐるぐるして 惑って 回って
進んでいる様でいて 同じ場所を周り
そうして少しずつ上がり 且つ
それをきちんと自分の「糧」「パーツ」「ひかり」と して。
「着実に 拡大してきた 自分」
私は自分の「才能」が
「なに」かは 表すのが難しいと 思っていたけれど。
「 これか 。?」
"自らの栄養を創り出し
自ら成長 していけること"
"目的に向かい 自己再生して
粘り強く 歩き続けられること"
"今 その集大成で 在ること"
これまでの すべて
いろんなことが 相まって。
全部が ぜんぶで
そうなんだろう。
パッと見には「何をやっているのか 全くわからない」それ
そう「俯瞰できる眼」が ないと。
それは「認識すること」、具体的に「見る」ことすら難しくて
「一点だけ」を見ようとすると「見えない」のだ。
「 多分 でも。「人生の旅」って そういうもの かも。」
そう 思うんだ。
まあ
「私の旅」が そうなんだろうけど。
サラサラと 流れる水音
頬を撫でる風
木々の囁き
目を惹く様に 差し込む光の 細い 道。
その すべてが「そうだね」と
言っているのが わかって
その「会話」が成り立つ様になった 自分をまた 労って。
「 さぁて?」
それなら、と 今日も一日 心地良くある、流れる 為に。
とりあえずは
再び水面を見つめながらぐるり、
ゆっくりと 歩き始めたんだ。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる