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10の扉 わたしの せかい
わたしを 自在に使う
しおりを挟む「違う違う それじゃなくて」
「うん もっと そう、そっちの「いろ」の方がいいな」
「ほら あれ、あるじゃん。あっちの方が 綺麗くない?それに これからには、いい 。」
チラリ 私の元に やって来る
「自我」、「エゴ」「私の一部」
「働き者の それ」「これまでずっと 一緒だった 光」
その 大きな 一部。
それは今も やはり「仕事熱心」で
私に「これは?」「どう?」「大丈夫?」と「心配」や「不安」の澱を 持って来るけれど
それは あれの 仕事で あり。
なんら 「善い悪い」も なく
ただ 私が「それ」を
「判別」「選択」
「意向を伝える」
「あれは要らない」
「これが いい」
「それはもう 要らないんだ」
「必要ない」
「それよりもっと 欲しいいろがある」
そうやって 上手く。
「付き合う」「飼い慣らす」
「使う」「動かす」
まるで 「パレットから 色を選ぶ」様に。
「欲しいもの」を 「自在に選択する」
「そうして 使う」。
そう それだって「自分の一部」なのだから。
「もう 要りませんよ」そんな事は
やはりできなくて「なにをも含みたい」私だからこそ
置いて来れなかった 光
これも あれらと同じで
私の中へ 融かし 含めれば。
「ことは 成る」きっと それだと思うんだ。
「いや、だから。 それじゃ ないよ。あっち、オールマイティーの方 だよ。」
そう言って 根気良く。
仲間にする
融かして ゆく
「自然と私に 馴染む ように」。
「 ふふふ そう 「なにをも 取り込んでゆく」のよ。 そうして せかいは 。 ふむ。 ふふふふ」
「なに、怖いんだけど。」
「あっ、ごめん。」
そうして時折、朝にツッコまれながらも。
私は順調に 自分を平定して いた。
そうして 日々
「順調に」「静かに過ごす 日常」
「浄めある 時間」 「からだ」
「降ろしてゆく 澱」
「仕事熱心な あれ」
「応援してくれるみんな」
「自分のなかみとの 会話」
調ってくる 環境
変化を感じる 空気 風
クリアに感じる ひかり
何度も繰り返して する練習
「私のあるべき 場所」
「ありたい 場所」
「そもそも 自分がなにであるのか」、それを真ん中に 置き直す 日々。
それはやはり 日常 「なんでもない時」にやって来る
「隙間」で
食事の支度や 朝の掃除
お風呂の前や 寝る直前 等。
フワリとやって来る「隙間」に
「どの様にして対応してあるか」 それだ。
そうして 自分を 調えて。
見えてきたことが 幾つもある。
きっとそれは 「知っていたけど」「持っていたけれど」
「澱がついていて」「使えなかったもの」
「使い辛かったもの」「気付いていなかったもの」
だけど「調えること」で それがクリアに 見えてきて。
自分が「犯しがちな間違い」にも、気付いたので ある。
そう それは
「せかいに対して 開いて ある」こと
それが大切だとは 思っていたけれども
だから 「開いて あった」けれども
私が開いているのは「自分の目」で。
それに映る 「もの」は「世界」だし
だからして 澱も多く視界が悪く
あれが「どうぞ?」「これは?」と 何度も差し出してくるのも ある意味当然なのだ。
それは いつもやっていたこと
彼の 大事な仕事の一部 で。
私は だから それを「改定」し
「変更する」からして
「その目」ではなく「なかみの目」を 使って。
「せかい」を 見る
「自分の内側を 見て ある」
それでいいので ある。
「 そうなの よね。」
そう 私は「世界を知らなければ」「世間を見なければ」
「見て いなければならない」という
「癖」「澱」「枠」を まだ持っていたのだ。
それは 「まだ 足りていない」という 澱
「手放しては ならない」「いけない」
「完璧に やらなければならない」という「恐れ」
そんな様な ものだ。
だから それに「気付いた」のだから。
また 「上げて」「せかいを 見る」
そう する。
そうしてせかいに示していく、それが 必要なので ある。
「そうなのよね。 それが 「私の 道」。」
そう そこも 「問題」で。
これは 「私に」適用される 道
「自分の中に引き篭もり 内部を見つめる」、
それはやはり 適材適所 適時適任 タイミングというものがあって
「今の私だからできる」、それが ある。
私は それを「他人に」説明しようと していて
自分と 他の光を「両立しようとしていた」
「同列に扱おうとしていた」から。
上手くいかなかったのだ。
「位置が違う」「そもそも論」「わたしのせかい」
それは 人それぞれ違って それで いい
そこに辿り着くのに時間がかかって 「今 ここ」で
きっと この「狭間の旅」も。
私自身が「まだ」だったならば
「この旅」に 没頭できずに 「世界」へ 戻りたかった筈だし
「世界」が 恋しくなっていた 筈だし
きっと途中で 止めるか 諦めていた筈
それか 「中途半端」か。
そう
「今 ここ」「このこたえ」「結末」に
辿り着いていなかった 筈なのだ。
その「スタート」が まだだったならば。
「 ふむ。」
だから 結局。
私は「それ」でよくて
「裏側」で よくて
なにしろとりあえず 「ここ」で 在っていい
そういうことだ。
「 なら。 「安心」。」
ふわりと 私 自身をみんなが 包み込むのが
わかる。
それはやはり「そうだよ」 「それで いい」
「私の位置は ここ」
そう言って いて。
やはりまだ 私は「心配」していたのだろう。
「出なければ ならない」
「なにか 外でする」
「まだ なにか ある」
「現実」⇆「狭間」⇆「私の世界」
そこを ずっと右往左往し 「迷って」いて。
だけど 「今だから わかる」「事実」
その「それ」は 来なかったのだ。
私を 「現実」へ 引き戻す 手
せかいのその手は 伸びてこなかった。
それが 「事実」
「結果」「今 ここ」の 真実で
"私の 本当"
だから 「これからも安心して 掘り進めていい」、その太鼓判を「せかい」に 押してもらった私は。
なにしろとりあえず この状況を自分の中へ落ち着かせるべく
「慣れ親しんだ視点の向き」を 完全に変えることから 。
始めて いたんだ。
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