透明の「扉」を開けて

美黎

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10の扉 わたしの せかい

人間性

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私達の 細胞の ひとつ ひとつは
粒子の ひとつ ひとつは

その形を創り
物語り
顕して ゆく もの

姿形が「違う」のは そういうことである ということ

それが「どんな いろ」でも。

全体が その バランスを とり
纏め
かたち創り
露わされ あるもの

だからして そこから出る「おと」「いろ」「振動ふるえ」は。

必ず 「共鳴」するもの
必ず 「共振」するもの

同じ「おと」「いろ」を惹きつけて止まない
  "なにをもすべてを融かす もの"だということ


 それが 
 隠し切れない「人間性」
  「ひと」というもの
  「からだ物質の中に光を持つ もの」

 その 真の姿あるべき様
 「ありのまま」「剥き出しの」「ひかり」
 それであること。



だから
その 「おと」を聴く度に こう思うんだ

 「それで いい」
 「これで いいんだ」
 「やはり   それでしか ないんだ」


ありがとう
そう 「真ん中」で ふるえ 在ってくれる「おと」達よ。


いつか 導き 逢える時まで。

ふるえ 合い 光を繋いで いこう。
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