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10の扉 わたしの せかい
その 上で 私がやっていくこと
しおりを挟むこっそりと 歩く 暗闇の中
所々に ひかる 覗き穴
さて?
話に聞いた 「リュディアの部屋」は。
どの辺り だった かな ? ?
なんだかんだ
色々 あれこれ ぐるぐる モニョモニョ
していた私が始めたことは
とりあえず「目的の一つの点」の「結婚式会場」に取り掛かる事だった。
あれから 暫く
静かにボーッと して。
色々 歩き回ったり 眺めたり
掃除したり 浄めたり
遊んだり 読んだり 舞ったり
気の 赴くままに 動き回って
「なかみ」は なにもしないで
「からだ」だけを働かせていて。
そうして落ち着いて みて
改めて「上げた 目」で 見る 自分のなか
そう 「これ」は頭の中に直ぐに巣食う、「ごちゃごちゃ」を落とす為で。
"なんとなく編み出した 私の新しい 方法"
それを 「廻して 下に落とし」
「あたまをスッキリさせ」
「俯瞰できる様にする 目」
「視界をクリアにする」
「遠くまで 見透せる様にする もの」。
そうして 見る 今 中にある大きな主題
自分の 新しいカケラ 光
レシフェの話 世界の こと
「世界」を 上げねばならぬこと
「せかい」の為に私が「やった方が良いと 思うもの」
この頃の諸々を加味して、「さて?」と
「自分ミキサー」を回転させ、残ったカケラを見ると
やはりあったのは これだけだった。
結局 「せかいの為に 私ができること」
それは 「自分の位置で あること」
「どこであれ なにで あれ
どこまで行っても
自分で ブレない ズレない こと」
それしか ない。
「私が すべきこと」も「した方がいいこと」も
それは「自分のため」ならば ない事もないが
「世界の為」には「なんにもしなくていい」のだ。
「ただ 私が 私で 存在する」
「今 そうであること」
「自覚」「瞬間」「精度を上げる」「極めていく」
「わたしに対して そうあること」。
それが最善で 最適
そうであるから そうなる
それはいつでもそうで、私がすべての為にできる 「最高の在り方」それなので ある。
「しかし、大分。 うまく、なってきたな ?」
そう 「放置」「俯瞰」「捉え過ぎない」「固めない」、そんな新しい私の生み出した技は
「自分ミキサー」なるものに、出てくるカケラをどんどん投入して。
「なるがままに 任せる」 それだけ
そうして残るカケラは 一つか二つ
そう「わかりやすい」ので ある。
「それに多分。結局一番大事なものだけ残る。 うん、なんか それが最適。」
それはきっと
結局いつでもくるくるカケラを回してしまう私が自分に納得させる為に 編み出した方法
以前感じた
"せかいと 私の 関係性"
その 中で。
「一番高い私」が 認める私であること
それを示す必要が あり
せかいは それを 待っていて
どの私も そうであるということ
すべてが成れば
自ずと 「そうなる」と いうこと。
「完全に 足を抜くこと」
「在る 場を 切り替えること」
「区別していくこと」
「自覚すること」
「ステイではなく」「上げてあること」
「今 最大限で 生きて あること」。
そう 「これまで通りではない 自分」を やるのだ。
そうして その様々な「同時展開」が 今
自分の中を自由に渦巻き 踊る 中で
それを「捉えよう」とするのは、やはり難しくて。
それなら 「その中へ入れちゃえ」と
編み出した 単純な私 ならではの方法
それに自分でクスクスと笑いながら とりあえずそれも放り投げて。
なにしろ「リュディアの部屋の穴」を探す。
確か
この あたり ?
灯り代わりに私が持ってきている杖は
「先っちょ」に星が付いた 「導きの杖」だ。
星 と言っても 「私の 石」
それを チョイとやって あのいつかの 金平糖の 様に。
ギザギザと光を表す棘がついた「私の星」で ある。
「 ふぅむ?」
慎重に 間違えない様 穴を窺いながら
ついでに自分の「創造」の出来栄えを褒め
「やっぱり この材料でよかった」と一人静かにほくそ笑む。
色々 「妥協せずに」「最高を選ぶ」
その「必要集め」、それは中々に時間と手間が掛かるものだけれども
そこを 妥協したならば。
それは 本物には ならない
それなので ある。
「 やっぱり、この角度 う~ん ここの色も。流石だわ 。」
そうして自画自賛しながらも ふと「自分の魔女部屋」を反芻して気が付いた。
うん?
最近 なんか やっぱり。
出来てきてる よね ? ?
あそこは。
元々、きっと「青の子の部屋」で それを私が再現した中 出来た副産物だ。
だから すこし「借り物感」があった あそこ
それなりに「私の空間」ではあったけれど
自分の「欲しいもの」が 絶妙に用意 されてはいたけれども。
「ふむ。 」
それが徐々に「自分の創造」が 増えていく 中で。
確実に 「ものになってきている」
「出来てきている」
「神域」 「現実」
「かたちの ある 神域」
「わたしの現実に 存在する せかい」。
「 それか 。」
そう 「私の創りたかった もの」、その「顕すこと」「もの」「場所」
それが 小さいけれども実現 してきて いて。
なるほど?
それが「実感」として わかるので ある。
この頃 出てきていた 「始まりの合図」
「徐々に かたちになる なにか」
「いい感じ」 「空気」
「風」
「速い ながれ」
「色の変わった 光」
「移動した 場」
「越境」
少しずつ 少しずつ
私に 近づいてきている 「新しい なにか」。
「 なんか。 「取り巻かれている」、いや「取り巻かれ始めた」? 「忍び寄ってきている」? いや、怪しくは ないんだけど。」
そんな感じは して いたんだ。
この頃 特に
上下しながらも 「保ってきている 自分」
「わたしのせかい」な こと
「これまでとは 違う」こと
「それをせかいに 見せていること」
「そうあること」
「それでいいこと」。
「 ふぅむ。」
それに 思うのだけど。
「これ」は 「わたし」だ。
その「細かさ」
「配色」
「光」「輝き」
「多色なこと」
「流れていること」
「デザイン」
「一面でないこと」
他にもきっと 色々あるけれども。
「だから、か。 」
そう それ即ち
「生み出したものと 生まれたものは 同じ」
それはやはり「知っては いた」けれど。
その 「精度」「クオリティ」「微細な部分」が
「変わった」「上がった」
そうしてそれが 「わかるように なった」
それがきっとこれまでとの 違いだ。
なるほど やっぱり そうね ?
そうなんだ だから
やはり「せかい」は「わたし」で。
私は「せかい」から生まれた 小さな光
それがまた「小さな光」を 生み出して。
「 また、せかいは 拡がって ゆく。 」
そういうこと なんだ。
「 ふぅむ。」
ボーっと 立ち尽くす 天井裏の 闇の中
しかし私の周りは「私の星」が 照らしているし
慣れ親しんだ この「闇」は。
私を優しく包み 「ほら もうリュディアの部屋だよ」と 言っている。
「 そうね。 うん、とりあえず 行こう。」
そうして いつの間にかピッタリ「リュディアの部屋の色」の上に導いてくれた星に お礼を言って。
さて
今 いいかしら ?
と ノック代わりにピョンと飛び跳ねてみたので ある。
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