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10の扉 わたしの せかい
瞳
しおりを挟むそれは 突然「降ってきた」んだ。
私は
いつもの様に 少しドキドキしながらも
それを 現さない様に
「自分」に バレない ように
「意図して」「大袈裟な」「変化を 起こさないように」。
そっと
こっそり 「時の鉱山」の扉を 開けた
筈だった。
筈だった の だけど 。
いつもの 暗い 洞窟の道
なんでもない 鉱山のいろ
「目に映る」景色は「同じ」なのだけれど
「自分の中に 展開している」。
「景色」は 全く 違って いて。
「 ん、? 」
ぇ っ
あ ? ?
そういう こと ??
そう 「なんにもわからなかった」けど
「わかった」んだ。
それが「見えた」から
「映し出されて いた」から
「目で見ているものと 違う景色」が
重なる様に。
私の なかで 展開して いたから
それは 受け入れざるを得なかった んだ。
「視点の 数」
「いろの 数」
「角度」
「重なり」
「透」
「かたち」「なかみ」
「真実」
「虚構」
「幻想」
「現実」
「本当」
「視点」
「違い」 「差」
「それぞれの いろ」
「すべて で ひとつ」
「表と 裏で ひとつ」
「表は 現実ではあるが 」
「本当ではないこと」。
「ん? あれ ? そう か ? そう だね ? ?」
扉を開けた途端 私に「降ってきた 事実」
「知っている こと」
「知っていた こと」
「私の なかにあるもの」
「その 多重展開」
「同時あること」
「それが 映像として あること」
「自分の中に 展開された こと」。
それはきっと 「せかいの 図」
「今の私の図」「球体」「立体」
なんと 表していいのかわからない けれど。
なにしろ「空間として」「かたちある」、それは私の中に新しく展開した「事実」である
それは間違い ない。
「適用 している 真実」
「採用している 信念」
「純度」
「真実への 距離」
「場所」 「位置」
「それぞれの 場」「すべての中の 位置」
「自分が 決めてきた場所」
「そもそも論」
「層」
「重なり」
「視点の位置」「見る角度」
「私が 元々 いた 場所」
「始め」
それが 「一番上の 真ん中」な こと 。
「 ふむ ? ??」
て いうか 。
そうか 。
そもそもの 位置が 違うんだ
いや 場所なのか
なにしろ「見る位置」が違えば それを表現する言葉も 違うけれど。
そもそも。
「私が初めから いた 場所」それが
そこなんだ。
「 はぁ。 ふむ。
ほう ?」
待てよ?
いきなり
突然。
頭の中に浮かんだ 「図」が
わかるけれども 把握できなくて。
暫し 止まる 私のあたま
しかし「なかみ」「含むもの」「意図している ところ」は わかる。
その「意味」は わからないけど。
「 ふむ?」
いや 「位置」が 「場所」が
違う って のは。
散々 あなた わかって
いや
わかってなかった のか
うん きっと そうなんだろう。
だって 今 新しく降ってきた「私の位置」は。
これまで 「思っていた私」とは
やはり 全く 全然
違っていたからで ある。
「 いや 「違う」というか。 なんか そう そもそも論。」
そう
それは「本来の 位置」「場所」
それは勿論「今の位置」として把握していたそれとは違い、
ある意味「記憶」で。
「そう、「今 どこか」じゃなくて 「私は なにか」に 近い。 」
そうなんだ それは。
ずっとずっと 小さな頃から ある「私の信念」
それが「本当の光」
しかしスタートした 時
それが「外の世界」とは あまりに違って いて。
だが
しかし 「そうなの?」と 合わせていた 自分
「学んでいた」「世界のルール」
重かった 世界
再び沁み込んだ 澱
そこに
これまで背負っていた 色
置いてきていた 自分が 合わさって。
「 ? だから、そもそも。私は 初めっから「わたし」で。 でも 世界が 重くて また澱を重ねてきて それが 殆ど降ろせてきたから。今、ここで こうで ? そもそもを 憶い出したって こと ? ?」
多分 そう。
それはなんか わかる。
「ん? でも 待てよ?」
焦るな 跳ばすな
端折るな と 鐘がなる 胸の奥
なにしろその「せかい」を 自分に上手く適用しなければならない。
多分、これは「新しい視界」だ。
そう どう やっても「世界」に
向いてしまう 癖が付いた自分の目
それと「取り替えて」、と 出てきた
新しい 瞳。
「 ふむ。」
だから なにしろ それを慎重に 搭載すべく。
暫し 私のなかは 「無」のまま
ぐるぐると
回っていたので ある。
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