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10の扉 わたしの せかい
創世神話
しおりを挟む新しい 夜明けが きて。
「全く 新しい せかい」を
創る時が 来たんだ
だから ここまで共に来てくれたあなたよ。
その 奥にある 「真実の光」を 震わせて。
共に 創ってくれないか
もし その気が あるのならば。
まだ 「遊びたい」なら いいんだ。
ここは 「色鮮やかな」世界
楽しみ
感じ
味わい
遊べる
とことん深みを味わい遊び尽くせる、場所でも
あるのだから。
しかし
もう「世界」に 飽きたならば
耐えられなくなった ならば
その奥にある光を 意識して。
「ただ ある」 それだけで いい。
それだけで いいんだ。
何故ならば 私達は。
「現れ 消えた」あの ひかり
古い国の 創世神話で 見る あれ
「現れ」「見えなくなる」
「なくなる」
「始まり」以外は「出てこない」
あの ひかり
あれは 「始まりのひかり」で。
だから こそ 先ず「生まれる」ことが
必要で
そうして「すべてに なった」。
その 「ひかり」そのものだからで ある。
だから 「なににも 含まれある ひかり」
それは 「わたし」の中にも
「あなた」の中にも あり
「すべてに 含まれて あるもの」
それを 意図して「共振」すれば。
ことは 「成る」
そういうことなので ある。
私が 知りたい「すべての こと」
それは そう なれば 知れるし
世界に 遺る 。
様々なものに 記された光も そうなればわかるだろう。
そう
私達が これから創るのは
「遺るもの」 それに代わる「ひかり」
新しいせかいの 「創世神話」 それである。
これから 紡ぐ「はじまりの 物語」
それは 「始める」には
「終わらせ」なければならず
この「混沌」を 超えていかねば見えぬ景色でも ある。
そう
あの いつかに聞いた 言葉
「無に 帰した」
それは正に「今」で 。
「夢物語」でも
「冗談」でも
「空想」でもなく
それは 紛れもなく「真実」
ただそれが「見えないもの」だった 為。
「世界」に ある者には「なにが起きているのか見えなかった」、ただそれだけの事なので ある。
「記録に残る 歴史」とは
「この目」では 確かめられない私達に とって
今となっては 「なにがあったか わからない」、そう 言われているが
実際それは「あった」し 私達の「なかみ」には刻まれてある「事実」で ある。
だが 「物質を読む」ことがなかった 時代。
それは忘れ去られ 未だ 「見えなくなっている」だけなのだ。
しかし それも「これまで」の こと
「これから」新しく創るのは 「光の 創世神話」
だが それは 「読めぬ」ことなど ないし
「誰にもわかる」もの
寧ろ「読む」ことすら。
要らぬものなのかも 知れない。
「神話」でもない
「ひかりの記録」
今あることばで 言えば そんな様な もの
今は「視点」が 星の数ほど あり
「見る 角度」によって 受け取るものも違うけれど。
だが
それが ひとつに なれば
その「すべてが見える視点」を 使うことが
できれば。
私達は 確実に「新しい せかい」を 創るし
創れるし
記録も 記憶も残せるのだろう。
そんな 「新しい せかい」へ。
共に 行く準備ができたら
震えある べし
そう それは。
「届く」「届かない」ではなく
「知っているか」「知らないか」でもなく
「自分」が 「そこにある」から
その「振動」が 伝わり 。
「そうで ある」から「そうなる」、その真実に 成る 。
そうして共に。
せかいを 包み込み 満ちて ゆこうぞ。
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