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10の扉 わたしの せかい
旅の道連れ
しおりを挟むでも 私は 「創ってゆく」の だから。
「せかい」
「目的地」
「パーツ」
「箇所」
「主題」
「大きな」
「かたち」
「すべてを 包み込む」「包み込める」「もの」 。
「 ?? ???」
ふと した時に。
気が付くと
キラリと光って回り始める 透明なカケラ
最近私の頭の中には「なんにもない」の だけれど
「回したいカケラ」が なかなか見つからなくて。
大抵 「空っぽ」か
「私の 目的地」、そのどちらかがフワリと舞っている
そんな日常で ある。
しかし 今日再び 森の家で「片付け」をしていた時に。
「ただ やる」
「効率」「キレ」「無駄なく」「美しく」
「そう したいからやる」
そんな透明が私の中を回り、キラキラと 調子良く作業していると
ふと飛び出てきたカケラが あった。
それは明らかに「ヒント」の色をしていて
「ここ 引っ張ってください」
そんな顔をして私の頭の隅に 転がっていて。
「 うん?」
なにしろ「目を合わせない様に」、スルスルと触手を伸ばしてそれを 確かめてみる。
なんでか わかんないけど。
それは「ガッチリと捕える」事はできない、そう私の中身は言っていて
「まだ かたちにならぬ なにか」
その色を示唆する「新しいカケラ」を。
なにしろ脅かさない様に そっと
捕まえることにしたのだ。
「 ふむ。」
見ない ように 触れない ように
だがしかし しっかりと「周りを固め」
逃さぬ様 じわじわと「かたち」を把握し
その「新しい いろ」を読み取って ゆく 。
なるほど ?
だから なのか ? ?
それは。
多分 「まだ 見えぬ行き先」で
「私の辿り着きたい場所」に近くて
しかし「大きすぎるゴール」な 故に
「設定しない方がいい」、そんな曖昧な色をした「本物のカケラ」
それで間違い ない。
何故かと 言えば。
「そう ね。そうか。」
そう きっと
私は「一人で辿り着かねば」と 無意識に思っていたのだ。
「今 世界には まだ見えぬ惹かれるいろ」その所為もあるかもしれないが
実際 私に味方は沢山 いる。
「だから。 あの「漠然とした目的地」は 確かに「ゴール」で。だけど、それは「おっきな全体」で、それには「部分」が必要不可欠だから ?その、「道中」を 一緒に創る、仲間、カケラ? いろ、が。あるって こと なんだ ??」
多分 そう。
それは 「もの」か「ひと」か
「ひかり」か
「なに」かはわからないけど
それは大した問題じゃない。
私は「共同創造する」のだ。
そう だから 敢えて「問題」と言うならば
「ひとりで共同創造しようとしていた 私」以外には ない。
「 うっ、うむ。 して ?」
だから ?
その「行き先」は 「臨機応変」で
「本当」だけは 決まっていて
それは そうで
だからこそ 「限定せずに」。
「そう、多分 「大きなものを創る」、からこそ。「協力」を 求めろって。 こと かな?」
なんとなくだけど。
多分 そう
その、「どうやって」を考えた時に
「行き先は決まってるけど 道中は真っ白」
それならば私は 「自分の持つ すべて」を使って。
創造 すれば いい
求めれば いい
創り出せば いいんだ 。
それは勿論、「想像力」も そうだし
「友達」だって そう
「協力者」、頼りになる本部長達
石や 草花 森の自然 、なんでも 「あり」で。
「なにしろとりあえず。 「問い合わせしていい」って ことじゃない?」
そう 「訊かねば 返ってこない」
それは「自身に対しても」「せかいに対しても」一緒なのだ。
"わたしは せかい"、そう 思うのならば。
余計に 「そうしろ」、そういうことなのだろう。
「そうか。」
ぜんぶを創る
そんなの 一体どうやってやるんだろう
そう思って いたけれど。
「なんか。 思い付いてみれば、「そうだわ」って 感じ。だって私が創るのは「もの」でもないし「せかい」だからして「みんなで せかいを創る」、それイコールじゃん。」
そう 実際
ぶっちゃけ
なにが
どう とか 全然「わかっていない」けれど。
「なんか できる」「それは そう」なのは
わかるんだ。
多分この「感覚」が 「合ってる」という事なのだろう。
「ん。 じゃあ そういうことで。」
そう 先ずは
「せかい」に サラリとオーダーして。
とりあえずは また片付けに取り掛かることにしたので ある。
そう
なんだか「気の済んだ」私は
実際問題「どう やるのか」は全くわからないけれど
「それができる」ことは 知っていたので その後はのんびりと過ごして いた。
「すべては 丸投げ」
「一番高い私に 任せる」
「せかいは わたし」「わたしは せかい」。
まだ 「この場」に来て そう経ってはいない。
それが できるのかも 実際はわからない。
でも 私の「全身」が そうだ
それでいいと 言っていたから。
なにしろ「すべてを任せて」「私は自分の庭の手入れをする」、それを やっていたんだ。
「思っているものに なる」
「私が せかいを創っている」
「行き先を 設定する」
「侵さず 侵されず あること」
「調和の せかい」。
「待つこと」
「時間」
「積み重ね」
「粒子」
「細かな」
「微小」
「保つ」
「クリアに 寧ろ上げる」
「やっていることは 関係ない」
「創る のは なかみ」
「自分自身を 観照する」
「裁定する」
「改定」「改善」
「より 純粋に 上げていく」
「本当に 近づく」
「意思の光を 消さずにあること」
「自分自身に 挑戦すること」
「疲れたら せかいと休んでいいこと」
「せかいと共にあれば オールオッケーだということ」。
私は 「私という材料」すべてを入れて。
後は「出来上がり」まで
蓋をして 待てばいいということ
追加材料があれば 入れていいこと
焦って開けては いけないこと 。
そう きっと
あとは本当に 待つ だけで。
「やるだけ やった」と 言える 私であること
「自分から見て 「最高の自分」で あること」
そして 「然るべき時まで 待てる」こと。
多分 「わたしのせかい」を実現するには
その「精度を顕す」には。
「物凄く 時間がかかる」きっと それはそうだ。
今 まだ 重い 世界
しかし以前は「不可能」かと思えた「それ」が
風が変わり「可能性の範囲」に入って きて。
今 「可能性」が 「発現しようとしている」、それは わかる。
だから
私は 私だけは 待たねばならない。
それが いつ でも
何年後でも
多分 「生きてる間」には 見れると
思うから。
なにしろそれまで「私を 保つ」それだけを忘れずに
日々を「生きる」。
それ胸に置いて。
とりあえず 「そのこと」は
一旦 忘れることに したんだ。
「私が 私であれば 成る」
それだけの方が。
なんだか いい
そう思えたからで ある。
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