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10の扉 わたしの せかい
自分で自分の 庭を見ていく
しおりを挟むことばの 紡ぎかた
リズム
根底を流れる いろ
曲
独特の おとの運び 抑揚
選ぶ かさね
また
その 中の 「どこを」飛ぶのか
縫って 進むのか
繋いで ゆくのか
そのもの 「独自の」「いろ」「おと」
「におい」を。
どう 「表現」する のか 。
「謳う ように 自由にありたい」、そう 思って。
この 旅を始めてからの「自分の変化」
始まりの「固かった 自分」
縛られていた 旋律
枠にはまっていた 音
決めつけていた 他ならぬ「私という楽譜」
それをほぼ 解き放った「今の私」を改めて また感じて。
「ルールなんて ない」
「もっと 自由とは」
「そもそもきっと 今あるものじゃない」
そんなカケラを回しながらも
自分の 中にある道に通った「一本の いろ」それを、見ていた。
ただ 「始まり」から私の中に あり
「真ん中」に 存在していたがしかし
「変化してきた もの」
「拡がってきた もの」
「含んできた もの」
「絶対的に 真ん中に居座ってある もの」。
それはきっと 私の「意志」で。
「だから 私は強い」
「誰も 見ていなくとも」
「誰も 知らなくとも」
「誰に 認めてもらわなくとも」
「他に なにも 無かろう とも」。
「私は わたしで ある」
「いつでも そうである」
「それでしか ない」もので 在る 。
きっと その「こたえ」を 明確に導き出す為に
ぐるぐる ぐるぐると 同じ様な所を回り
だが着実に 昇ってきた 自分
それを踏まえて 「前提」として。
ここから私が 向ける コンパスの先 とは。
「 ふむ。」
そう 暫く
自分の「なかみ」と 静かに過ごして。
私は 見失っていた「カケラ」
「今の 行き先」
それを見つけて しかし「とりあえず 把握する必要がある」
そうも思っていて。
「 いや 「なんもしない」。 しかし ふむ。」
そう 「考えない」で 「見る」のだ。
「リュディアの結婚式」
「旧い神殿を創る」
やること、やりたい事は色々 ある。
けれども一旦 それを横に置きつつ「自分のかたちが見えた方が 最善になる」、それも知っているから。
なにしろ 自分のなかみと
ずっと 睨めっこをしていた。
「 ふむ。 」
なんで そうなのか
どうして 今 こうなのか
何処から ここで こうなって
「起点」は どこか
「方向性」は どうなのか。
そう 「これまでのぜんぶ」が「相まって」「今 こう」、それはこの頃私が強く実感している 自分の中身だ。
「すべてには始まりがあり」
「そのすべては わたし」
それが適用されているから 「今 こう」で
それを きちんとわかれば
「自分の「式」が 創れれば」。
更に 「強まる」「強められる」
「確実に」「創造できる」
それがわかるからで ある。
それは「自分の庭を手入れする」事にも似ていて
先ず 「創ろう」ということから始まり
「土」「水」「風」「空気」「建材」、なにをどこまで
拘るのかは その光それぞれの持つ色により違うだろうが
そう 「私の創る 庭園」は。
勿論 「ゼロから わたし」
それそのものなのだ。
今更だけど 「とんでもなく細かい」、私が。
その「構成粒子」からして 妥協する訳は
ないのである。
いつかも 思った 「だから強い」こと
それはやはりこの「10の扉」に在って
更に自分を強化する「装備」でもあり
且つ「原資」「エネルギー」「自らを創っているもの」
「そうである」から 「そうなる」、もの
私は「それ」を わかっていなかったのだろう。
そう
「撫でただけ」で 「置いてきて」いたのだ。
「一番大事な こと」それを置き去りにして
相変わらず「着実に進んでいるつもり」で「突っ走っていた」こと
「そりゃ いかん。」
なんだかおかしな感じになるのは、ある意味当然なので ある。
「 ね。」
大きく 溜息を吐いて。
虚空に 問い掛けてみるけれど
実際私は「へんじ」を 期待してはいないし
なんなら 「少し休みたい」とも 思っているし
「まだ 見つからない」それも知っていて。
そう 「片付けないと 次は見えない」のだ。
「ぱっかりと開いた」その蓋は
気付いていなかった私の目をすり抜けて
あちこちへ遊びに舞っていて
とりあえず「なにいろなのか」、それを把握し
「然るべきところ」へ収め
「美しいかたち」に して。
「初めて 起動する」、それなのだ。
が
しかし
「今回」ばかりは。
そうじゃ ないかも 知れないけど。
「 なのよ。」
だから 「考えても仕方がない」ことも よくわかっているのだ。
「 ふむ。 でも 単純に「どんなかな?」ってのは。 あるよね うん。」
そう一人で呟きながらも なんとなく周りでカケラが舞い始めたのを 眺めていた。
「 でも 。 なあ ?
ねぇ ?」
誰にでもなく
漏れる いつもの独り言
返事の様に舞う カケラ達は新しいいろを迎え
楽しそうで
「また違う光り方」をするそれは 確かに「新しいなにか」を連れてくるものなのだ と。
私の真ん中は 言って いる 。
「 まあ でも 。 そうか。」
思うに
どう 「創り方」が 違うのか
それはやはり「等価交換」の 部分で。
「やっていること」は 同じでも
「なかみ」の違い
それはある意味「料理」にも似て
「同じ料理」を同じ材料で 作り しかし
その「作り手の在り方」によって 「味が違う」、それにも似ている。
材料 時間 手間暇
それもあるだろう けれど。
しかし
それよりも「ものをいう」のは。
その「在り方」
「なにを 思うか」
「意図は どこか」
その 「なかみ」なので ある。
「 ふむ 。 だから して そうだって 。 こと ? ?」
確かに「人が違えば 出来上がるものも 違う」それは そうだけれど
それが どう「かたちになる」のか。
言葉にするのは 難しいけど。
でも
「なかみ」は 確かに以前とは違っていて
もっと
「本当の 光」に 近づいたから。
「ホントに? 「もの」に、具現化? せかい が ? うん ?? ?」
「なる」って こと ??????
どう やって ?
「なに」が どう なって ??
全然 全く 今は わからないけど
でも。
そうなんだろう
きっと それは「まだ」見えないけれど。
それは「そうであれば」「そうなる」、せかいの普遍的法則だからだ。
だから 私は「外へ なにかを探しに行く」のではなくて
「自分の庭を 丁寧に手入れ」して。
そうしてきっと「その時」が 来れば
「コン」、と「なにか」に 当たるのだ。
そう 「原資」は 私の中にあるのだから。
「 ふぅむ??? ?」
だから 実際「なにが」、具現化するのかは 私は楽しみに待って いて。
後は 「一番高い私」に 任せてあれば
いいので ある。
「 ふむ。 そういうことか 。」
なら とりあえず「方向性」は 定まった。
そう
結局「なんにもしない」こと
私は「私を わかってある」こと
「自分の庭の手入れをすること」
ある意味それだけなのだ。
だから そこまで導いてくれた新しいカケラ達に 感謝を して。
自分の庭に 水をやるべく
光の虚空へ帰ることに したので ある。
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