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10の扉 わたしの せかい
本当は
しおりを挟むわかってるんだ。
みんな 「神になんてなりたくない」って
「女神になんて なりたくない」って
思ってるって。
だって
「そうなりたい」と 思っているならば
「そうは していない」筈だし
「本当にそれがなんなのか」、知って いれば。
容易く 「なろう」なんて 思えない からだ。
よく 「なりたいものを思い描いて 難しさを知り止める」
そんなことは 生きてて沢山あるけれど
その「表面的な部分」で終わる所 それが
「神」に対しても。
そうであるのが わかる 見える
わかって 見れば 。
それは 滑稽な姿だ。
しかし 人間は
憧れるもの だし
なりたい と 思っていいし
挑戦することは素敵だし
味わい 感じて 楽しみ ドラマを繰り広げる為に。
ここへ 来たのだから
ある意味それは 当然の事なのだ。
だけど
あまりにもずっと。
そうして 遊んでいるから
くるくる回っているから
私は耐えられないんだろう。
世界が 自分の中に 「展開する」ことに。
でも、それならば私のやる事はひとつなのだ。
「私が それを 下ろす」
「持っていない様で」「持っていた」それを。
完全に手放す時が 来たんだ。
「現実世界」 その 全てを。
いつも 「わかっていない」私
「そうあった つもり」だけれど
それはやはりつもりで。
なんだかんだ 同じ所をぐるぐると回り
少しずつ 少しずつ 微細な階段を昇り
きっと 今 「大きな扉」の 前に来た。
全然 全く 別の「段階」に。
続く扉を 開く時が 来たのだ。
それもまた 迷い 惑いながら
慣れて
知り
わかって ゆくのだろうけど。
もう 「時が来た」のだろう。
「そろそろ 上がれ」と。
私の「なか」から 「こえ」がするのだ。
だから覚悟を決めて
一歩を 踏み出したいと 思う。
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