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8の扉 デヴァイ 再々
探しものは なんですか
しおりを挟む「 ~♫ 」
自分の ハートに従い 謳うこと
心のままに 足を運ぶこと
なにも 持たずに
準備せずに。
ただただ 漂い 「流れ来る星屑」を
「選択し」「掴む」こと
「わたしのいろ」を 集めてゆくこと 。
「ふむ。 」
多分 だけど。
この頃 私は 昔の癖で「探しもの」をしていて
意外と見つからなくてぐるぐる世界を回って いて
要らぬ澱を くっ付けてきては 落として
まあ それも学びになるけれども
なんだかんだ 結局惑って いて。
結果、また自分が 沼にハマっていたのだ。
「探さないと 見つからない」、その世界のルールに。
「いかん、いかんのだよ。 いや、勉強にはなるけど 違うの。うん。」
そう
それはそれでいいのだけれど、「いつまでもそれをやっていると」。
わたしが 進まない
進めないので ある。
「そうなの、だから私は なんにもなくて良くて 流れて。もし、「イテッ」て当たっても 対応できるし、大丈夫だし 構えてなくてよくて その都度ベストを尽くせば。 自ずと「そうなる」、「一番高い私」が 創った道で 「そうなれる」んだ。」
そうなんだ
そして その方が よくて。
「良い悪い」じゃないけれど
この場合だけは「いい」を適用したい、「私のベスト」
それは「何枚も上手の私」が自分の為に敷いた道で
やはり 私が「今の私」で考えるよりも。
きっといや 絶対 数段高い、私の道
なので ある。
「いやいや、私だって。 やるわ。うん。」
つい つい 見てしまうと
「もの」に 引き摺られがちだけれど
私が求めているもの それは「形」ではなくて。
「なる」「前の」「可能性」
「ひかり」「チカラ」「エネルギー」で
「崩壊する 世界」それは形で
それが虚空へ飛び 分解され エネルギーとなり
チカラ、カケラとなって
私の元へ戻ってきて それが「わたしのせかい」を創る 原資に なる。
「 だから。私が、融ける って ことか ?いや、それは そうでもあるな ??」
なんか どうするのか どうなるのか
それはわからないけれど
きっと私の「頭の中身」、だけではなくて。
なんか 私 「ぜんぶ」が。
「解体」されて 「組み直される」、それが必要なんだろう。
「えーっと、だから 「こころ」と「からだ」、「ひかり」が うんぬん。」
なんだか こんがらがって きた。
でも
しかし
それもきっと「必要な道」で 自ずと答えは降ってくる、それも わかっているから。
「そうね、なにしろ。とりあえず私は この 位置からブレずに。まあ 在れば、いいってことよ。それに、そう 「用意しない」のと「探さない」。それね。」
多分 今
光達が私に伝えたかったことは それだ。
「 うん。」
今のところ
それで スッキリできたから。
それは 「そう」なんだろう。
自分の中に 引っ掛かりが無くなったのを再確認して
それが「そうだ」とわかる。
もう長年の 感覚だから。
流石にそれは わかるのだ。
「じゃ、とりあえず。 ま、いっか。」
そう このすっきりとアホな所が
私の良い所で ある。
そう一人じっくりと、頷くと。
とりあえずは「何色が見たいのか」、考えて
「?!」と また気付いて白紙に戻して。
いかん。
フラフラ フワフワと
いつもの区画を漂うことに したのである。
「 しかし。「追わない」、「求めない」ことが。 こんなに、難しいとは。」
しみじみと 歩く 黒の廊下
始めから 少ししてから
その 都度都度出てくる
「何しようかな」
「何処が いいかな」
「なんか ないかな」
その「自分のサーチ」に。
私自身が 辟易しているのは なんだかおかしな感じである。
「まあ、疲れるほどやらなくていいんだろうけど。 なんか、ねえ。」
性格とは 恐ろしいものである。
逐一 細かく なんでもやらなきゃ気が済まない、その自分の性質を噛み締めながらも 歩く フカフカの絨毯
触れる 凹凸が滑らかな壁紙
質感のいい 陶器
やたらと「映りが いい」鏡
ヒソヒソと揺れ騒めく 調度品達。
そうか 。
「そうね ?」
そう 私はついカケラに気を取られがちだけど。
それは それで 「舞わせておけば」いいし
光達は個々に仕事をしてくれるし
私は 感じる器官で。
わたしは ただ 「開いてあれば」いいんだ。
「てか。 そうだった。」
そう
また「忘れていたのは 私」だったので ある。
「 てか。」
ホント 私って 。
「 阿保 、なのか アホなのか。 あのウイントフークさんの「阿呆」、って 結構好きなのよね。やっぱり響きがちがうわぁ 。」
なんだか脱線しているけれど
私はそのくらいが いいのかもしれない。
うん。
「そうよ、あの「バーガンディーで ダレる」感じで、彷徨くの。 うん。」
なんか 難しいけど。
多分 できる、うん。
そうして またひとつ頷き
自分の中に「阿保」というあの独特な響きを染み込ませると。
カラン コロンと
音が鳴る様に 頭を振って
再びテクテクと 歩き始めたので ある。
うむ。
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