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8の扉 デヴァイ 再々
更新
しおりを挟む「古き もの」
「新しき もの」
「歴史」
「深み」 「浅い」
「造り」
「続いているもの」
「更新されるもの」
「新しくなるもの」
「守られているもの」
「保存」 「修復」
「新規」
「式年遷宮」
「重要文化財」
「国宝」
「遺産」
「かたちあるもの」
「かたちのない もの」
「ひかり」 「魂」
「澱」
「物質」
「折り重なり 積み重なるもの」
「軽重」
「高低」
「差」
「含」
「その ほんとうの かたち」 。
「 ふむ。」
私は 以前「古い方が好み」だった。
それは勿論、今でもそうだけれど
今の目で見れば
「含まれているもの」「込もるもの」
それにも 色々あることが わかって。
「結局、「なかみ」って ことだ?」
ずっと前にも思った
「式年遷宮」の こと
「新しくすること」
「自分も 「新しい場」が好きなこと」
その時私が納得した 理由は。
確か「重要なのは 形じゃない」、それに気付いたからだった筈だ。
「御霊」その 観念がある国
「継いでいくこと」と「祓う」その両立ができる
式年遷宮。
それは 今の視点で見れば「私の新しい場好き」と 同じで。
「どうしてもものに溜まる澱」があるから なんだろう。
「もの」に着く澱を排して
「なかみ」は 変えずに外側だけ新しくする
確かにそれは 今「世界」にあって。
「飛んでくる埃」を払う必要がある自分にとって とてもよくわかる話なのである。
「 ふむ。 えっ てか? 私も。この、「からだが更新している」って こと? ?」
いやそれは あながち
ないとも、言い切れない。
「 ぇっ 」
ペタペタと 自分のからだを 触ってみるけれど
羽衣の上から触れる「からだ」に そう大きな変化がある様には 感じられない。
「 ? 、 ?!」
いやいやいやいや
ちょ 待って?
「他に」、確認してくれる人を 探そうかとも思ったけれど。
「誰に」訊いてもなんだか返り討ちにあいそうな 気配がする この「危ない雰囲気」
確かに「変化は した」私のからだは。
今 どんな風に なっているのだろうか 。
「 ? でも。」
"ひかりに 近く"。
なる
なろう
なりたい ってか
「あれと同じもの」に。
なる ということ は ???
「 ??? ??」
ぐっと 傾けた自分の 頭が。
「受け止めてくれるもの」が なくて
「おっとっと」と よろめいてみるけれど
そのまま転ばず耐えた私の頭の中は 未だクエスチョンマークでいっぱいで ある。
「 ?? ま、そのうち。 わかる か。」
とりあえずは そう呟いて。
このくるくるを、ポイと放り投げ
再び歩き出す事に した。
「在り方」
「存在」
「概念」
「無限」
「かたち ではなく」
「ひかり」
「これまでに ない もの」
「方法」
「やり方」
「手段」
「段階」
「手順など 無い」。
その 「存在方法」 とは 。
「 ふぅむ。」
しかし なにしろ。
この頃 私の中を回っていた
みんなの カケラ
仕事 やりたいこと 夢
これからの こと
それとは 「全く違う 在り方」それなのは。
わかるんだ
「場所」「位置」「原資」「等価交換しているもの」が
違うから 。
「ふむ。 いや、ふむふむ言い過ぎでしょ 。」
自分で自分に ツッコミながら
歩く 道
その 間にも 溢す ひかり
湧き上がる 気泡
上から降るは 光の泡
その「上下から浄める」、新しいやり方も。
この頃「ピンときて」やっている、自分をチャージする 浄めの在り方だ。
ゆっくりと 進める歩から 感じる空気
絨毯の呼吸 その下にある「場の呼吸」。
共に 合わせる「振動」、それは「大地からの チカラ」で。
この「場」が 何処にあれど
「繋がっている 大地」
ものがあるからには必ず ある
「生み出した存在」 それはやはり「大地のチカラ」だ。
そして
この前 煙突で 感じて在った
震え 共にあること
感じる「かぜ」と「おと」
「ふるえ」と 「共振」「共鳴」。
「なんでか。 そう なのよね。」
そう それは多分だけど。
「生命の チカラ」と 「光の チカラ」
その「いのちと光の交わる」、ものに。
包まれてある、それが最近編み出した 「私のスッキリ方法」で ある。
音のしない 微細な泡
それが私のからだと光の中を 透り
すべてのカケラを 揺らし震わせある
その 心地良過ぎる 方法。
きっと 「私の真ん中」と 共振してある それは。
「浄め」なのか
「チャージ」なのか
しかしそれはこの前 感じた 「回復」それにも当て嵌まり
元から持っている「私達の天と地」それを示しているのではないかと 思うんだ。
「 なのよ、多分 そう きっと。」
テクテクと 歩きながら
チャージ 回復 浄め と
「すべてを補完する」 私の 方法
「これぞ自己再生」と自分で頷きながらも歩く道は やはり少しずつ変化が見える。
それはきっと 「私の目」も「世界」も 変化していて
だからこそ考えがちな「私は どう なるのか」、その疑問をまた 空に飛ばして。
「いや、「今の私には 想像もできない境地」へ 行くのよ、うん。」
そう呟くと共に、「一番高い私」へ
「よろしく」とカケラを共に送っておく。
そうなんだ それは 「世界」を見ていると
ついつい「私も」なんて
思ってしまう けれど。
「無限」
「予測のできない」
「無から」「混沌から」
「生まれ出る なにか」で。
まだ ぐるぐるもふよふよも
しがちな私が「予測」しては いけないもの
それなので ある。
「そうなの。 結局、ねぇ。出してくるのよ、 物凄い、やつを。」
そう だよね ? ?
そう言って 自分の中の虚空に呼びかけてみるけれど
カケラ達は くるくるとご機嫌に舞っている ばかりで。
が しかし 私はそれが「YES」だとも
知っているんだ。
これまでずっと そうだったから。
「だけどそれも、「これまでずっとそうだった」すらも 超えて。「なんでもあり」を 適用するからして 「そうでなくともよく」て、なんだ? とりあえず「無限」。」
適当なのは 私の良いところである。
そう 迷ったって
適当だって
フラフラしても
ちゃんと 「戻ってしまう」。
「私が 私であれば」大丈夫 だから。
「ふむ。 じゃあ今日は、新しい素材を探しに行こうか。」
そうして くるりと踵を返し森の方向へ自分のコンパスを変えると。
そのままスキップをして
いつも通り 鼻歌も歌いながら 向かったので ある。
うむ。
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