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8の扉 デヴァイ 再々
混ざり
しおりを挟む「結婚」
「血の 混ざり」
「光の 混ざり」
「変わらないもの」
「変わるもの」
「混ざり 反応するもの」
「少しずつ緩やかに 変化してゆく もの」。
「 ふぅむ。」
繋がれてゆく 伝統
守るべき もの
それに絡みついた 私利私欲の澱
捻じ曲げられた真実
失われた「本当」
「世界」には様々なものが ある。
「「血」、だけじゃないもんね。」
「神の一族」それだって「そうでもある」のだろう。
今は 何処がどうなって
なにが大切だったのか
血筋だけなのか
能力か 技術か それとも光 なのか。
それは よくわからないけれど 「ようく見れば」。
わかるの だろうか。
「そういや、ずっと前に後継者問題も言ってたしね?」
ラピスでもそうだったけれど、ユークレースがポロリと溢していたのを聞いた事がある。
彼も「失われた技術」を再現しようとしていたから、「継がれなかったもの」が残念なのだろう。
そう「込もるもの」は その本人の「チカラ」だけでなく
継がれる技術も、ある。
それが相まって 反応して 錬金術が起こり
そうして唯一無二の「もの」が出来るのだ。
その「もの」を、どこまで再現できるのか
それは個人の「色の違い」は出るだろうが それもまた「完成への意思の光」で 出来る限り寄り添う様に出来るに違いない。
そうやって 技術者達は。
その美しさを継いでいるのだと 思うんだ。
「 ふむ?しかし、それは「もの」の場合。」
「伝統」
「文化」
「慣習」
「風習」
「正統」
「異端」
「習合」
「分離」
「取り込まれ 飲み込まれるもの」
「上手く 反応する させるもの」
「正しい」「間違い」じゃ なくて。
その「現したいひかり」、それそのものを忠実に体現している
しようとしている
し続けている「もの」「こと」を 守ること
継いでいくこと。
「損得」「私利私欲」でなく
純粋に「本当」を守りたいと思っていた光は
いつだってあった筈だ。
だけど それが。
「そうなる」かは わからないし
今「残っているもの」が そうであるかは わからない。
でも
しかし
「本当が見える」、これからの時代
それは徐々に明らかになってゆくのだろう。
その 土地土地で 守っていたもの
守られてきたもの
「どうしてそうであるのか」
「理由」が あり 「そうなって」いることを
力 暴力 権力で 変えてきた時代
「統一」の 方向性の違い
「言葉」の偏った使い方
「全ての為」という「優しさ」を 利用した
「「すべて」からの 搾取」。
それは どちらが どう という事ではなく
「どちらでもあった 私達」が 齎したこと
その結果を受け取っているのが 「今」だ。
だから
私達が 「何をしてきたか」
「どう 在ったか」「どう存在していたのか」。
それがこれから 誰もが目に見える形で白日の元に晒される
そういうことなのだ。
「 だから。それを受けて、尚 いつでも。 クリアであり、日々を落として ある。 そういうことなり。「せかいの本当」を探しに行くのも、面白いだろうな 。」
ふと 思い付いたカケラ
しかしそれはきっと私の道の上に ある
ポイント
「本当のこと」を知る為の道筋
道標にもなる筈だ。
「沢山の視点、これまでは 見れなかった。
あらゆる角度からの視点ならば、見える 。」
そうなのだろうな 。
本当に そう思う。
「偏っていたこと」
「極性」
「男女の視点」
「年齢」「性別」
「見た目で判断されていた時代」
そこから抜け出して。
「新しい目」で すべてを見れること
それをすべての「目」でできたならば
これからの飛躍はとてつもなく素晴らしいものに なる。
「また、新しい道も見えてきたね ?」
そんな私の独り言に 頷く様に瞬く
光達
その様を感じながらも自分のコンパスを。
くるり 回してまた新しく上がった視点を使い
精度の上がったかたちの細部を 練り直してゆく。
「世界の歴史」「これまで見えなかったもの」
「新しい視点で すべてを 見透してゆく」
その上で、自分の本当の光を 目指す。
それは 今 私にとって
きっと
「清廉潔白」とか
「純粋である」とか そういう事ではなくて
そうでもあるのだけれど
「激しさ」「悲しさ」「暖かさ」
「緩さ」や「脆さ」
「儚い」けれど とてつもなく「強く」
「鮮やか」では あるけれど
「穏やかな」いろ
そう やはり「あらゆる面」を 含んだ
くるくると変わる自分
「すべてを 含み」「そうで ある」もの
それでありたい、ということなんだ。
それは これまで道標にしてきたひかり
それと「同じ」だけれど
より 「詳細が見える」かたち
「クリアになった」ひかり
拡大して 研ぎ澄まし
大きく広くなったけれど 透明であるからして
何処迄も見透せる
そんな いろ 。
「 うん、そうだ。」
それをまた、しっかりと胸の真ん中に 押印して。
大きく 息を吸って 進む道
切り替え 眼球を青の水で洗い流し
クリアに想像して
「 いいかも。」
今し方 やってみた自分の想像の効果に驚きつつも「そうなのだ」と 納得して。
「 ふむ。」
また 進むのだ ゆっくり しっかりと。
そう 一つ一つを
拾い 落としながら練習し
時に躓きながらも
何も持たずに 空っぽで。
パッカリと自分を ひろげて。
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うむ。
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