透明の「扉」を開けて

美黎

文字の大きさ
上 下
1,206 / 1,684
8の扉 デヴァイ 再々

光の 量

しおりを挟む


  「ひかり」

           「チカラ」

    「エネルギー」


    「物質」

            「粒子」

  「大きさ」    
        「重さ」


          「量」

    「粗い」       「細かい」


    「許容量」   「範囲」


  「可能」           「不可能」


        「可能性」



        「無限」 。



ひかりを、言葉世界にすると。量的に多くなる、多過ぎる から?許容量問題、なのかな??だから 人よって差があって 」

   より  「含むことができる無限」だと

        


   その許容量が 小さい物質的だと

   含める光に限界が あり

   拡大にも 限界が ある


 「ことば」にすると そんな感じ  ????





「 ふむ。」

  今し方 キャッチしたカケラを
  ことばに 翻訳する

それには広い「視野」と「世界」と「せかい」
「バランス」と「審美眼」が問われるが
その 精度上げを練習しているこの頃は以前より上手く表せる様になってきた気がする。


しかし、我ながらいい捉え方だとは 思う。

 光  見えないもの

 その 「解釈」は 人によって違うものだし
 それは 統一しようという「世界」の中で
 「わかろう含もう」とするには やはり無理があった。

 頭の中が 「物質」寄りで あればあるほど。

 本質ひかりは 理解するのが難しい。



「なんだろう、「脳味噌」「意識」、「心」?そのちぐはぐ感が 人によって違うもんね? だから、自分だけの翻訳 なのよね。そしてその内容、深度、位置 含む色によって 表現も違えば見えているものも違って。 そりゃ、混乱するわ。 」


しかし、自分が何故それを理解しているのかと言うと
それは「理解している」のではなく「わかっている」からで ある。

 そう 「わかる」は「含む」

「文字」「数字」「見えるもの」でしているのではなく「やって」「できる」
「やってきて」「できる経験がある」から。

 わかる し やれる   できる、と思える
 もっと言えば 「知っている」

それなのである。


 習うより 慣れろ 

そう言うけれど
もし 全ての物事に説明書があったならば。
 それを全て読むのかどうか
そんな話である。


「そら、子供達も集中力飛ばすわな。」

「興味の無い色」「自分のものではない色」
「好奇心が動かないもの」「惹かれないこと」。

それを延々とやり続けるのは キツい。

「まあ。 考えないのって、楽ではあるからね。」

そう 「言われた事だけ」を、やるのではなくて。

子供のうちに 全ての事に対して「興味」と「疑問」を持って。

 なににでも いや、興味のある事柄に
 どれだけ突っ込んで行けるか
その「やり方」「見方」「解き方」を身に付け応用して進んでゆく「世界」、そうしてゆく事で理解は深まり「せかい」への扉は開かれてゆく。

だけど それを「勉強」としてやると嫌になるし
興味がないと 掘り下げられないし
「導入部分」で間違えると。

「 ふぅむ。 やはり 「自由」が最強。」

  
 一歩 一歩  自分で確かめ 進んでゆく 道

 時に恐怖で 立ち止まってしまっても
       右往左往していても
       何処にも進めないと と しても。

それを超えて見える景色を見る為に、私達は進むのだし
自分で設定している壁に立ち向かう 強いハートがないと
自分で自分を超えて行く 芯がないと。

 道は開けぬし 「せかい」へは辿り着けない。


「ま、なにしろ いつ始めるのかはすべて 自由。」

 そう 呟きながらも
  光が展開してゆく

       わたしの なかみ

 それは 「すべての光の網」が

 ぐるり 地球を取り囲んで いて。

  「すべての 繋がり」

   「全てへの 影響」

      「想像できる こと」

 「把握していること」

   「流れは 普遍であること」

それを、示してもいて
今 私が「せかい」にあることを 如実にくれている。

 そう きっと 澱の残る
 わたしの「なかみ」に。

「知らせて」くれているのだ 光達が

  「大丈夫」
         「踏み出して」

   「オールオッケー」

     「そのまま 練習を続けろ」

そんな風に。

「「見える」、のは みんなからのサインか。」

 でもそれは きっと そうだ。



「ふむ。 」

そうして 練習を 続けて行くと共に
 見えてくる 「含まれているもの」
 
 その「光の配分」
   「物質からだの配分」

「それが、遺伝子? その、遺伝子が 「光バージョン」と「物質バージョン」が あって??ふむ???」

でも きっとなのは わかる。

 なんだか 
 なんでか 「知っている」それ

それはみんな光達の頷きからも読み取れるいろで
私達の 魂に刻まれているものと 
    肉体の遺伝子として持っているもの

 その 両方の組み合わせと
 無数の分岐
  「繋がり」と 「構成図」

 きっと「自分と似た色がある 気配」。

それもきっと 示している。


「 まあ。か。 それが、遺伝。 ? てか、ディーとか ふむ?それが「血の繋がり」か。」

そうきっと 「ひかり」は物質じゃないから。
 
「継いでいる」と言うよりは
「何を回収してきたか」、それにより「含まれる色」は違って
その「質」「高さ」「種類」が肉体の持つ情報に 影響しているのでは ないか。

「ふむ? なんか、私にしては難しい事考え始めたな???」

なんだか頭が。
 こんがらがりそうで ある。


 が しかし

 「いろ」「ひかり」で あるからして
 私の中に「図形で展開する」それは

  文字や数字よりもわかりやすく
 私にそのさまを 示している。


  
   美しく 浮かぶ「かたち」達

  その 「組み合わせ」「いろ」

     「高低差」  
    
   「量」
            「動くスピード」

  「全体感」と

  その 「バランス」

 「ぜんぶが ひとつ」「ぜんぶで ひとつ」と いう。

 その「かたち」が示す

   「わたしのなかみ」の 在り方。



「 ふぅむ。 なんか、よく。 わかんないけど。」

 でも だが しかし。

 「それ」が 「そう」なのはわかるし、
 なによりそれを
 「ひたすらクリアにして」「し続けて」。


私は 私の「本当のかたち」を 見るのだろうし
 知り 感心して
 満足して  気が済んだらこの生を終えるのだろう。


「ふむ。然らば。 」

 そう ある のみ

それを今日も心に留めて。

 また ゆっくり 緩りと
 流れ 揺蕩うので ある。


しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

【書籍化確定、完結】私だけが知らない

綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ 目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2024/12/26……書籍化確定、公表 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

処理中です...