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8の扉 デヴァイ 再々
ゆめ 枠外
しおりを挟む伸縮し 飛び跳ねる 樽
木でできた「硬い筈」の それ
それがアニメの様に グニグニと歪み
持っている人の手の中で 暴れていて 。
「あ あれ やばい やつだ。」
そう思っている夢の中
私はそれから逃げて見えない場所へ来たのだけれど
その樽の持ち主が 「それ」に関連する人で
「それ」が。
その人に 会う為に
樽から出て来たのが わかる。
え どうしよう でも
あれ 多分 「関係者」だろうし な
そんな風に 頭の一部では冷静である わたし
しかし それが「枠外」であることはわかっている為
とりあえずその場から離れる様に 逃げていた。
が しかし。
どこを どう通ったのか 小さな区画での追いかけっこは何故だか標的が変わり
「わたし」が追いかけられているのが わかる。
え 無理
なんで。
そうは思いいつも 「捕まったら 」「嫌」「怖くはないけど 受ける」
それがわかっていたので 必死で逃げていたのだけど。
「 っ 」
あっ ぶな~ ~~~ 。
多分 「あと一歩で 手が届くか」という所で。
目が 覚めたんだ。
「異形」 「異端」
「怪物」
「閉じ込められているもの」
「しかし実際 あるもの」
「強い 能力の 存在」。
ドキドキする とか
心臓が跳ねる とか
恐怖で固まる とかは なかったけれど。
その「ゆめの 意味」が知りたくて
久しぶりに見た「ちょっと怖いゆめ」に 私のセンサーくんは 反応していてその「なかみ」を分析しようと働き始めて いる。
「からだ」 「なかみ」
「これまでとの 違い」
「あり得る」
「変形」
「自由自在」
「高い 能力」
「見たことのない もの」
「姿形は 人」
「しかし 中身がこれまでとは 違うもの」。
「 ふむ。」
これから 変化が激しくなる 時代に。
「それ」が本当にあっても 起こっても
何ら不思議はないことは 確かに今でもわかる。
「外見と中身が、違う人が 普通に現れるってこと?」
それは所謂「世界」での 「外見と中身の違い」ではなく
あの夢の意図するところはきっと
「外見と中身」の 違いだ。
そう 「光の種類」が 違う
多分 あの夢の意味するところは それだ。
例えて言うなら 「私達の体の中に 宇宙人が入る」そんな感じに。
「でも。 それって。 どういうこと なんだろうか。」
? ??
確かに 私は 私達は。
きっとこれから「枠外」へ 出て
まだ見たことのないせかいを 体験し
どんどん拡大してゆく
それはそうなのだろう。
「違う光」それを思い浮かべ連想するのは
あの「黒い光」
純粋で高いけれども 意図を持って私達を撹乱していた あの「純粋な黒」それだ。
あれは 「外から来た 違う光」
あの時も漠然とそう思っていたけれど 今 考えてみれば。
確かに わかる その立ち位置
「私達との違い」 「遊びに来ている」
「興味」 「好奇心」
「コントロールの 面白さ」。
「世界」の 見えない場所
高い所に 。
きっと ずっと ある あった光
「面白そうなゲームをやっているから
やってみたくなり 参加して コマを動かす」
その 感覚。
「 ふぅむ。」
それはきっと 「黒い光」だけではなく
「白い光」や 沢山の違う色の光、色んな光があって
それぞれがそれぞれの 「趣向」で 動いていた筈なんだ。
そう 「高さ違えど」「使ういろ」は同じ
「興味」「関心」「好奇心」
「相手があると いうこと」。
ただ その「持っているいろ」が 違うから。
その「出方」も違って 作用の及ぼし方も
違うのだろう。
そして きっと これからは?
「それが 増える? のかな?? でも拡大していけば、そうなるって事だもんね?」
「せかい」が拡がれば
見えるものは変わり また「外」も含んで
拡大してゆく
確かにそれは自然の摂理
だからある意味 ここ「物理次元で体を持つ」私が 「違う高い光」に 「会う」
それを 「実際にやる」とすれば。
確かに 「そうなる」のだろう。
でも
なんか
よく わかんないけど。
「多分。 ちゃんと、よく 見てろって。ことなんだろうな。」
「見た目」は 人でも
「なかみ」は なんなのか。
どうであるのか
なにであるのか
わからなかったとしても 注意深く 見る。
きっとそれが 大切なんだ。
「まあ、超えた変化 。しかし、それも。 「わたしのせかい」で あるからして。 うむ。 」
そう それが
どんな変化なのかはわからないし
実際 特に 想定はしていないけれど
きちんと自分が「真ん中」で 在れば。
なにかが起こっても それが「見え」「わかり」「適切な行動が取れて」「大丈夫」なのだろう。
「あー。 だから 「王権」。」
きっとそれも ある。
いざと いう時
誰かの指示を待つ
周りの行動を見て決める
それは「世界」での在り方で そうしていれば何れ
その「巨大な渦」に 巻き込まれて。
ぐるぐるぐるぐると また周り続ける 事になる。
「 そうか そうだよね 。」
そうして そこまで想像が 辿り着くと。
私の中で回っていた
「ゆめのカケラ」が落ち着き始め
なんとなく 「みんなの納得」色が
感じられたから。
再び重くなる 瞼に逆らうのを止め
光の渦に 融け込んで行ったので ある。
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