1,176 / 1,700
8の扉 デヴァイ 再々
その 違い
しおりを挟む白く すっきりとして
だが 私には見えぬ部分も多い
かなりクセのある 複雑な粒子
金色の 強い輝き
ただただ 純粋に そこにあり私を包む
得も言われぬ 美しい 粒子 。
「 くっ。」
それは。
本来なら 「比べることなどできない」もので ある。
「しかし。何故 出てきた。 しかも 今。」
自分で自分の中身に文句を言いつつも、たしかにその違いについては気になる 部分。
「 ふぅむ?」
日々 変化している 自分
成されている 浄め
無意識下での みんなの仕事
起きている時の 私の行動
両側からの 創造
そこから見えてきた 新しい景色
粒子と ひかり
わたしたちの 本質
本来 そうである こと 。
起きて、朝を迎える度に 更新されている自分の「なかみ」
夕方から夜にかけて 重くなる「世界の粒子」を
流して 浄め 設置し直し
夢の中でそれを また並べ直して。
みんなとの 共同作業で進められている それは
私を日々グンと成長させている
それは間違い ない。
以前も、あの色と 他との決定的な違いは
認識した筈だ。
しかし 「今」
改めて提示された そのカケラの粒子 質を眺め
「何が違うのか」 それを詳細に確かめてゆく。
「いつも そこにあるもの」
「自分と 同等のもの」
「背中にあるもの」「反対側」
「私の 裏側であるもの」
「背中を 預けられるもの」
「それ以外の色」
「楽しい」「面白い」「興味深い」
知らない色を
「試して みて」。
「反応」し 「変化」を起こさせ
「観察」して 「自分に色を与えるもの」
「自分が拡がり 増えるもの」
「拡大要素」「カケラ」「違う色」
「わかること」「理解すること」
「受け入れること」「含むこと」
「何色をも 持ちたい 私の性質 性格」。
「 ふぅむ。」
それが。
「自分の色じゃない」と わかって。
しかし 拒まず 且つ 効果的に受け入れ
自分の色として 取り込むこと
「反応」させて その「変化」を楽しむこと
「浄め」「私の色を掛け」「自分のものにして」。
「 また、拡大してゆく。 そういうこと か??」
「違う色だけれど
魅力的な 色」
「知らない 色」「自分では選択しないもの」。
きっとこれも「高い私」からのヒントだ。
そう 多分 「世界にあることを辞めた」、私からすれば。
それは 「自分にプラス」な事であり
これまでは「拒んでいた」世界のカケラ
それすらも「自分の一部に できる」。
そんな素敵な 提案なのではないか これは。
「ふむ。 なんか、漠然と思っていた「浄めて使う」、「すべては想像の素」 それだけれど。」
きっと 私的に分解 解説 すると 。
そういうことになる って こと
だよ ね??
「なにをも 受け入れる」
「すべては 自分」
「まるっとぜんぶが 自分の中」。
それは 確かにそうであり
でもそれが「実際 どうなっているのか」。
わかっては いなかった
解せてなかった
それが 今、わかったって 。 こと ??
なのかな ???
しかし、粒子の秘密はまだありそうだ。
「 フフフ」
奥の深い、その微細な光に 様々な角度から 光を当てて。
ぐるり その 「かたち」を 詳細に確認してゆく。
「ウイントフーク」 「金色」
違い 世界 せかい
枠の中 外
これまでの道のりをなぞりながら
そのまま想像を 発展させてゆく。
「思ってたのと 違う」
ん? これ かな?
「想定外」「想像の 外」
「しかし 悪いものではないこと」
「自分で選ばない」 色。
「導き」
「ヒント」
「必要 だから出て来る」
「より 高い光からの カケラ」
「拒否」「拒む」事で
閉じていた 「その他の道」。
「 えっ」
でも。
金色の事に関しては、それで良かった筈だ。
確かに 「世界基準」で言えばあの人も 悪くはないし、私の相手として楽しく過ごす事も可能であろう。
しかし。
「「可能かどうか」、そこじゃないんだよ 多分。」
私がよくやる、想像を展開させ 発展していく様子を
ウイントフークバージョンで 展開すると。
「 いやいやいや。」
これ 「お父さんと 娘」になる じゃん。
なんか。
若しくは 「研究者と実験体」?
でもこの 組み合わせだと。
なんか 関係性が 全然違くなる な ??
複雑に、「世界」と「せかい」の入り混じった私の「なかみ」のせかいでは
あの人と上手くやる事はできるが
「それをやるかどうか」は また違った問題で ある。
「 う~ん?なんか 目的?違い??それに より「合う相手」が いるから。なんか変な感じがするのかな ??」
それはあるだろう。
もし。
もしも
もしかして この せかいに。
あの色が 存在 しなかったならば。
「 ふぅむ。」
でも。
そう、「その もしかして」は 意味の無いものだ。
だって 私は。
もう 「あの色が私の反対側である」道を
選んでいるのだから。
「 ふむ。? して??」
なんだか、頭の中がこんがらがってきた。
「 ふぅ。」
大きく 長く 息を吐いて。
「想像 とは」そんな事を思いながらも
青く蒼い鳥たちを眺め
自分の中の 栄養に換算する。
「 そうか。 でも。 「ひと」「相方」でなくて、「物事」とか「もの」で? その場合で、受け入れれば いいって事だ?」
「想定外をも 受け入れる」
「だからこそ 広がる」「拡がれる」
「含んでゆける」
それが 言いたかったのかも ?
そうかも、知れない。
少しずつ 自分にその新しい色を 沁み込ませて。
そうなんだろう か
そうなのだろう な
そう、なかみが落ち着いてくると共に
落ちてくるカケラ
「可能性の いろ」
「未知」
「最初は驚くけれど わかれば最高の いろ」
その「新しいカケラ」の意図が わかってくる。
私の「自分のいろ」が 決まってきたからこそ
降りてきた これ
「決め過ぎている」と
「閉じてしまうと」。
途端に狭まり 見えなくなる「ぜんぶ」、
「すべて」との繋がり
「固くなる」自分の かたち。
「なるほど 成る程ね、そうかも。」
そう なんでもいいのだ。
「私が わたしで 在れば」
すべては 成る のだから。
「 ふぅむ。 深い、深いよ わたし。」
天井の 白を見ながら渡りゆく鳥達の
色とりどりを 眺めて。
やっぱり
ぜんぶの いろが。
確かに 美しい もんな ?
そう 思って。
一羽の極彩色の鳥に視点を借りて、ベンチにボーッと座っている
自分の姿を 見る。
ああ
そう 言えば ?
最近 極彩色 あのいろを
みていない な ?
しかし、「それ」が出て来た という事は
近いうちにあの色も参戦するという事ではないのか
その疑惑が頭を掠め
「なんとなくの嫌な予感」を風に飛ばし 「なんでもありの私」に 取り替えておく。
「 うん。 とりあえず、練習 だわね。」
そうして
再び 大きく息を吐いて。
スルリ いや、ダラリとベンチに
寝そべったので ある。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
皇帝はダメホストだった?!物の怪を巡る世界救済劇
ならる
ライト文芸
〇帝都最大の歓楽街に出没する、新皇帝そっくりの男――問い詰めると、その正体はかつて売上最低のダメホストだった。
山奥の里で育った羽漣。彼女の里は女しかおらず、羽漣が13歳になったある日、物の怪が湧き出る鬼門、そして世界の真実を聞かされることになる。一方、雷を操る異能の一族、雷光神社に生まれながらも、ある事件から家を飛び出した昴也。だが、新皇帝の背後に潜む陰謀と、それを追う少年との出会いが、彼を国家を揺るがす戦いへと引き込む――。
中世までは歴史が同じだったけれど、それ以降は武士と異能使いが共存する世界となって歴史がずれてしまい、物の怪がはびこるようになった日本、倭国での冒険譚。
◯本小説は、部分的にOpen AI社によるツールであるChat GPTを使用して作成されています。
本小説は、OpenAI社による利用規約に遵守して作成されており、当該規約への違反行為はありません。
https://openai.com/ja-JP/policies/terms-of-use/
◯本小説はカクヨムにも掲載予定ですが、主戦場はアルファポリスです。皆さんの応援が励みになります!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
THE LAST WOLF
凪子
ライト文芸
勝者は賞金五億円、敗者には死。このゲームを勝ち抜くことはできるのか?!
バニシングナイトとは、年に一度、治外法権(ちがいほうけん)の無人島で開催される、命を賭けた人狼ゲームの名称である。
勝者には五億円の賞金が与えられ、敗者には問答無用の死が待っている。
このゲームに抽選で選ばれたプレーヤーは十二人。
彼らは村人・人狼・狂人・占い師・霊媒師・騎士という役職を与えられ、村人側あるいは人狼側となってゲームに参加する。
人狼三名を全て処刑すれば村人の勝利、村人と人狼の数が同数になれば人狼の勝利である。
高校三年生の小鳥遊歩(たかなし・あゆむ)は、バニシングナイトに当選する。
こうして、平和な日常は突然終わりを告げ、命を賭けた人狼ゲームの幕が上がる!
罰ゲームから始まる恋
アマチュア作家
ライト文芸
ある日俺は放課後の教室に呼び出された。そこで瑠璃に告白されカップルになる。
しかしその告白には秘密があって罰ゲームだったのだ。
それ知った俺は別れようとするも今までの思い出が頭を駆け巡るように浮かび、俺は瑠璃を好きになってしまたことに気づく
そして俺は罰ゲームの期間内に惚れさせると決意する
罰ゲームで告られた男が罰ゲームで告白した女子を惚れさせるまでのラブコメディである。
ドリーム大賞12位になりました。
皆さんのおかげですありがとうございます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる