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8の扉 デヴァイ 再々
ありのままを 映す
しおりを挟む「核」 「信念」
「波長」
「周波数」
「揺れ」 「思い」
「ノイズ」 「濁り」
「曇り」
「纏わりつく 澱」。
「 ん 。」
くるくると、回る 光の球体が
目の前で収束してゆくのを 眺めながら。
「ああ また 夢なんだ」
そう気が付いた私
マシュマロの上の私
まだ 半分寝ている私 と。
色んな自分を 側から眺めている「本体の私」は、今し方見終わった夢を反芻する為。
「 ふ む?」
とりあえず忘れない様に、虚空へ円を描き始めた。
なんだか その 夢の「キーワード」が。
「円形」 「真ん中の 核」
それだったからだ。
意味の分からぬまま、とりあえず円を描き
拾っておいたカケラの色を確かめ光の虚空へ放り、その 遊び始めた色を見ながら「行方」を見守っていた。
あれは。
なんだった のだろうか
でも
なんか 「高い私」から見た ?視点?
それで 結局 多分「今の状況」を
俯瞰する 様なこと
まあ とりあえず。
なんで 私の抱く 「世界への拒否感」が上がったのか
そんなはなし だった よね ??
この頃色々降りて来ていた事柄を整理する為に、あの夢は仕事をしていた筈だ。
で?
結局 なんだった んだっ け??
なんか ちょっと 解決 スッキリ?
した ような 気になったんだけ ど。
くるくると回るカケラ達を眺めながら、あまり考えない様 その動きと色の組み合わせで
なんとなくのイメージを 探ってゆく。
「不自由」 「出て来た」
「やっと」 「でも」
「もっと 見えない」「見れない」
「息苦しい」 「靄」「霧」「澱」
でも
「変化」 「光達」
「みんな」
「後押し」 「味方が ある」
そんな夢だった 気がする。
でも この間私は「せかいのルールを適用する」と
「新しい目で 見る」と 思った はず
その 練習だって していたし
少しずつだけど。
慣れてきた様な 気も ? して いたのだけど。
「 ふむ。」
しかし、鮮明に思い出せるのは「まだまだ鮮やかな色」
「世界は全て澱」「膜の中」、それだ。
えっ
なんで だろう
なん か ?
失敗 ? そうなのかな
でも 少し?
「やり方」が 違うの かも ???
つらつらと 考えるでも なく
集中しない様に
ただ 美しく回る カケラ達を見ていた。
そう この子達は 「美しく」て
なんでもなく て
私が 私だけが 引っ掛かって いる
それ は
なんなの だ ろうか 。
じっと 目を閉じ光の中を彷徨って いると。
フワリと現れた 「歪な目」のかたちのものが
私の前に 「デーン」と ある。
「 ?」
これはきっと、起きる直前に 見ていた。
「アレ」
なんだか 「中身がズレている 人」とか「もの」
それを体現している様な、かたちの 丸だ。
ふむ ふむ 「本質を 見る」
だから それの 「本質」が 見えて
その「違和感」に モヤモヤして
しかし だけど。 だから?
う~ ん? それって でも
前と同じ じゃ ない ???
ぐるぐると回る頭の中、少しだけ逸れ始めた思考をぐっと 自分に戻して。
その 「夢が示している 焦点」に 光を当てる。
そうして
ぐっと 目に 集中し チカラを込め
自分の中の絡まった「点」を 探ってゆくのだ。
それを 解き 先へ進む 為に。
「ありのままを 見る」
「せかいのルールを適用する」
「どれも皆 同じ ひかり」。
それは私にとって どれも正解である。
しかし 今、それが何故 難しいのか。
「同時発動できる」筈なのに
どうして
「澱ばかり」、目に 入ってしまうのか。
そして どうしてそれが 重いのか。
「何をも受け入れる」、そう決めた自分の突然の拒否感に焦点を当て その「重さ」の原因も探ってゆく。
そもそも「何を見ても」、澱を流せている筈ならば
「重さ」は感じなくとも良いのだ。
しかし、感じているからには。
「理由」が ある。
しかもそれが「今 出てきた」という事は
「今 流せる澱」でもあり、それをする必要があるという事でも、ある。
「 うん。」
その 夢の中での「私のかたち」が 共に出てきて。
「世界の 円」と「私の 円」を 並べて比べ
その 違いから違和感の発生する原因を探っていく。
そもそも 「違う」のだから「違和感」ではなく
「違い」は あるのだけれど
それは そうじゃなくて。
「私が 引っ掛かる理由」、それがある筈なんだ。
そう 狙いを定め 慎重に自分の光の触手を 伸ばして。
じっと すーっと その「各々のかたち」を
確かめて ゆく。
「光の 円」
「澱の 円」
「違和感」 「歪み」
「それぞれの色」
「自由」
「本質」
「世界」
「ノイズ」
「あ。」
これかも。
そう、そうか。
起きる直前、見ていた夢は。
これが言いたかった んだ。
それは 一つ一つは「単純明快」
だけど 積み重なった少しの 微細なズレで。
掛け違いが 起こり 複雑化していること
「見える」と「見えない」が混じっているから。
私の中で こんがらがってしまうこと
しかし「世界」には よくあること
その、「事実」だったんだ。
そもそも、「世界」は。
「私達は光」、そこに「まだ気が付いていない場」でもある。
それ 即ち
「一人一人の最も奥にある核は 光」だけれど
「使っている信念」は 「世界ルール」で
「澱満載」「エゴ」「不足感」で ある。
だから。
世界で遊んでいる人の 真ん中には
「建前の 「核」」が あるんだ。
そうしてまた更にその周りを囲っている澱が
「建前」「言い訳」「同調圧力」「暗黙の了解」で
凡そ「本当」など。
簡単に見える様な ものでもないのだ。
そもそもの「設定」が「ズレている」のだから、その周りの「建前」を剥がした所で噛み合う筈もないし
でも「みんな同じ光」、真実はそうだから。
やっぱり 「私が」 ズレてたんだ。
「 ぇっ。 めっちゃ ややこしい な ?」
ぺりぺりと 捲られる何枚もの皮
積み重ねられる 古い皮の山
薄くなってゆく 形
何度も何度も剥かれた奥にある 曇った核
しかしそれを「光」へ 「矯正している」自分。
「取り繕う」「視界の改善」
「受け取り方の曲げ」
そう きっと 私の中で。
自然にかけていた 眼鏡
それは「視界矯正眼鏡」で。
それは 物事をありのまま 見る つもりでいて
しかし
「世界」の澱を良い方に受け取ろうと する。
私の 「習性」「特徴」
「みんな同じ光」を 適用しようとして。
今の事実は 「澱」なのに。
その 「すべて」を 良く受け取ろう
そんな筈はないきっとこうだと。
勝手に 解釈しようとしていたこと
それは 「絡み合った事実」で
「真ん中は 光」
「覆われた 核」
「ズレている 焦点」「方向性」
「すべては ありのままでいい」
そのどれも「本当」であるが 掛け違っている事を「すべてはまるっと オーケー」な目で見ようとしていること
それ自体が。
なにか どこか 無理があるんだ。
「自分が勝手にすべてを矯正しているから」
「疲れる」
「不快感がある」「辛い」
「私の なかに 無理がある」
それなんだ。
ぇ 。
なに これ
どう する ? ?
「 。」
くるくると降りて来た その「こたえ」に
首を捻りながら「考えない様に」、視点を彷徨わせて いた。
「 ふむ。」
なにしろ私は「ズレている世界」を見ながら「それが光であると思い込もうとしている」、それに近くて。
「 わかる。 わかる、けど そうじゃないんだ、 よな ??」
どれも これも 「事実」ではあって
私の真実でもあるが
「同時展開」すると 混乱すること
なんだかあまり うまくない こと。
でも。
きっと 「違う眼鏡がある」、それは わかるから。
ゆっくりと自分を固定しない様に流れ、緩々と光の流れに沿って 意識的に揺れる。
「絶対的な ありのままを受け止める」
それだけ
「いい」も「悪い」も「汚い」も なくて
それは「事実」で
しかし 「私が負わなくてはならないもの」では
なくて。
「ふむ ?」
そう きっと。
私は「自分の範囲にあるとなんとかしなければならない病」なのだ。
そう「他人の核のズレが気になる」
それを 辞める。
多分 そういうこと なんだ よね ??
ただ 「それ」を「そうである」と
受け止めること
いや 「受け止める」ですら、なくて。
「なんだろう か。「通り過ぎる」?」
「気付かないフリ」?
それは無理な気がする。
わからない。
わからない から、自分の中で順に シュミレーションしていく。
なにか きっと もっと スッキリ ピッタリと。
「わたしに ハマる」、方法がある
なんだか それはわかる。
「割り切る」それは なんだか違う
「存在をゆるす」 許してない訳じゃ
ない気がする
「ただ 眺める」まあ それはアリ
えっ ちょっと 待って
ナニコレ
ややこしい な ??????
きっと少し、頭を休める必要が ある。
とりあえず、そう 思って。
再び回り始めたカケラを放っておいて
そっと 目を閉じたんだ。
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