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8の扉 デヴァイ 再々
机上の空論
しおりを挟む何故
机上の空論に なるのか
どんなに偉い人 でも
「見える人」でも
所謂 「肩書」がある 人でも。
どうしてそれが 「机上の空論」に見えるのか。
私の「見えないものを見るセンサー」に
何故引っ掛かるのだろうか。
そう 思っていたのだけど。
それは「生きる」が 含まれていないからなんだ。
ある時 突然気付いた それ
私にとって 「生きる」とは。
「本当」であり、
「からだ」「なかみ」「魂」の バランスが取れていて
「どちらか」ではなく「まるっとぜんぶ」を含んでいること。
取り入れるもの全てを吟味し
自分が発している「もの」を わかり
この「せかい」と共同して 生きること
その「循環の中」へ いることだ。
沢山の人が いる中で
大きな声 鮮やかな色
まだまだ多い それが見える 中で。
「なぜ そこまで豪語できる」のか
「本当にそれが正しい」と 思えるのか
とてもしっかりとしている「大人」に 見えるのに。
どうして そうなのだろうか と
思っていたのだけど。
やはり それは 「視点」が足りないからで
まだ 「見えていない部分が多い」からで。
「自分が 知らないということを 知っている」というのは
とても大切なことだと思う。
まだ 不完全である
途中である
それを知っていれば もっと違う色を 含ませられるのではないか
角度を変えれるのではないか
あまりの「言葉の自信」に 「暴力」に
そう感じてしまうけど
しかし それも。
「 全ては 「学び」か 。」
「て、言うか。なんで また、出てきたんだろう ?」
この前、この点ではカケラが回ったと
思っていた けれど ??
くるくると再び回るカケラを見ていたら、「固い色」が見え 自分の原因が わかる。
「ああ、 成る程。」
この頃図書館へ行く事が、多かったから。
その著者に男性が多い事
「哲学」「数学」所謂 学問と言われる
私にとっては「難しいこと」、それが自分から見て机上の空論にしか、見えなくて。
なんだか少し 澱が溜まっていたんだ。
「ふーむ。」
今、この視点から見れば「本とは人の色が着いたもの」
それがわかるから もう殆ど本は読まない。
読んでも パラパラと興味のある部分を
齧るだけ
そして「検証されている部分」と
「私の頭の中の想像」を 照らし合わせて。
「あ やっぱり 合ってた」
そう、答え合わせに 使う様なもの
「人の色」ではなくて「純粋な実験結果」ならば、「こたえ」はとても澄んでいるから。
それが わかるんだ。
結局 なにを どう 論じていたとしても
「産み 育てて 育み 終わる」
「見えるものを支える 確かな基盤」
「人間同士の 関係性」
「人間以外との 関係性」
「自分が せかいの中である」ということ
「始めから終わりまで」、「生きるということ」を自分できちんとしていなければ。
わかって いなければ。
それはきっと 机上の空論となるのだろう。
これまでずっと「偉いと思っていた」、「著者」「知っている人」「解っている人」。
しかし沢山の事が その 奥の奥が
自分の中で開示されることによって
見えてきた 「本当のこと」。
せかいには まだまだ私の知らないことが
沢山あって きっとこれからも沢山の枠を発見するのだろう。
「ふむ。なにしろ、囚われない事が 大事よ。」
そう 何をしていても
どこにいても
どう あっても それは「自由」。
「違和感」を感じる理由は、それは「私の道ではない」からなのだ。
「正しい 間違い」じゃ なくて。
「私の真ん中」との ズレ
「違うよ」 「それじゃない」と反応する 光。
そう その都度微細な澱を感知し
教えてくれる幾多の光
自分の持つ 「自分だけの 光」。
それを目印にして 私は。
ただ 一人静かに進むのみだ。
「ふむ。」
そうして今日も ポンと一つ 軽く跳ねて。
見えない微細な澱を、軽く落とし
軽やかに 飛んで行くので ある 。
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