1,091 / 1,700
8の扉 デヴァイ 再々
どっちもどっち
しおりを挟むしかし ある意味それは 「私がどうにかすること」でも ない。
「起こるべくして 起こること」
それなのである。
先ず今 みんながしているのは「現状把握」、しかし現実をしっかりと目に映してしまうと 澱は増える。
「放っておけば 汚れが詰まる」それと同じで。
人間、生きていれば垢も溜まるし
生活していれば埃も溜まる。
そう 「掃除」を しなければならないのである。
しかも 隅々まで 「見たくない所」まで。
排水口まで 裏側まで 角まで しっかりと
である。
「ふーむ?」
でも。
「集まり」が いけない訳ではない。
「その、目的地?なんか、多分 ズレてるんだよな 。」
「良くなりたい」のは いいんだ
「抜け出したい」のも いい
だって「全く変わらない人」も いる中で
「変わりたい」と思うのは寧ろ 「前進」では ないのか 。
うん? じゃあ?
なにが 詰まりの 原因なの だ??
「あー。」
そうか。 「構造が 変わってない」からか。
「目的地」も そうなのだけれど
きっと「する側」「される側」の「構造」が変わってないのだ。
多分 それは 「やってもらう」
「やってあげる」
対価のあるなし 関係無しに
「他者に依存しているやり方」、それなのだ。
「どっち側」かは 関係なくて
それは 「どっちもどっち」そうなので ある。
「はー。それ即ち 「二極」だから ってことだ 。」
やはり 結局「何をしているか」は 関係なくて。
「それ」が 「なに」であれ
「構図が同じ」なのだ。
そこに働いている、「エネルギー」と「意図」
それがきっと「他人任せ」で。
確かに「まるっとひとつ」の観点からして見ると
それは ズレる。
「うーん?でも、スタート?空っぽを 少し潤してスタートできるところまでなら?いいよね?」
空っぽだと 立ち上がれない
ぶっちゃけ「私はそうは 思わない」けど。
でも自分の特性が分かってきた身としては、同じ事を他人に要求するのは酷なのも 知っている。
しかし、そう 問題は 「そこから」だ。
まあ スタート問題は 置いておくとして。
うん。
「そのまま「ぬるま湯」に、浸かっちゃうって こと?」
まあ そう なんだろう けど。
そのまま「楽しいサークル」みたいになっている場所が、多いのかも知れない。
それか、その「隅々まで」の程度が。
まだ 足りていないのか 。
「でもな。 それも自由だしな。」
しかし、それではこの 大地は。
どう なって ?
しまうのか。
「 ねえ。実際。 どう、なの ?」
見上げた岩肌を撫でながら、ポツリと問い掛けて みる。
ジワリ 伝わる 温度
変化した温もり
この島の 成長の過程
私達が 「変化する」こと 。
それは 「自然」なのだけど 。
どう して 。
「ああ だから。 流れに逆らうって、言ってたんだ。」
くるくると 空を舞うカケラの色を読みながら
私の中で展開する 想像
しかしそれは 「本当」でも ある。
「ながれ」 「自然」
「澱み」
「詰まり」
「逆らう」
「別れる」
「分離」
「切り離す」
「昇る」 「あがる」
「降りる」
「おちる」
「自然」
「ながれ 」
「どれも 」
「すべて の 法則」
「循環しないものは 外れる」
「留まるものは 腐り落ちる」
「すべて は 成長するもの」
「流れるもの」
「変化するもの」
その 中で
「変化の風が 強まっている」こと
スピードが 上がっていること。
「 確かに 。だから風も強いのか。 そうしてそれは 自然。そして 「せかい」。 すべてに適用される「法則」。」
実際 現状 現実が
どう 「なる」のかは わからないけど。
「完全に離れ」はするのだろう。
「見ない」「聞かない」
「見えない」「聞こえない」
それは 「自由」で。
「同じ言葉」を 話していても。
通じない人は 通じないし
それは 耳を 「ハートを」。
「閉じているから」なのだ。
背を 向けているから なのだ。
「自分の 本当」から。
「 まあ。 そうだよ ね。」
難しい。
この「焦点」は 難しいんだ
「見ようとしていない人」には 絶対に 「見えない」から。
「でも な。「見たい」じゃん、不思議とか 魔法とか。「見えないもの」とかさ。」
前にも思った それ
「見えないもの」とは
「自分の中身」「エネルギー」「チカラ」
「光の存在」「精霊」「スピリット」
言葉は色々 あるけれども。
「自分に都合のいいものだけ
見える」という事は ないのである。
「成る程 だから。「自分をまるっとひとつ」にしないと、見えないんだ。」
自分でも わかっているようで
わかっていなかった それ
きっと角度が違って 認識していなかったところ
それは
いつでも真正面から突っ込んでいく 私が。
見落としていた部分 なのだろう。
「まあ。私。 避けて通れないしな。」
避ける方が気持ち悪いのだ。
そこに ゴミが落ちてるのに 拾わない
そういうこと だよね ??
「うーーむ。」
でも。
「ねえねえ、でも 貴方は。大丈夫、なんだよね?別れる?分離する ?とりあえずまだ遊びたい人はそれはそれで 自由なんだけど 」
どう ? 別れる? んだ??
想像も つかないけれど。
でも。
なんとなく 「私が心配する事じゃない」のは
わかる。
きっと 彼等は「そんなちっぽけなもの」では なくて。
私と 同じひかり
でも 存在の定義が違うもの
きっと石達と同義で。
同じ場所で 違う時を 生きる もの。
「 でも。それも、またエネルギー で。すべては まるっと?? うーん 」
頭を使ってはいけない。
うむ。
「なにしろ私のできる事は。ただ あって 光るだけだな。」
なんとなく、自分の中も詰まりがスッキリした気がして
岩肌を撫でお礼を 言う。
きっと この子が。
私の「なか」も 共に浚ってくれたのだろう。
「やはり、大地は。浄めの チカラがあるね。」
「ありがとう。」
そう言って、木肌も撫でる。
風が 凪いできた。
下の雲も 色付いてきている。
「 いつの間に。 意外と、経ってたんだね。」
「 ありが とう 」
そう、大地が囁いた気がして。
「うん。私も ありがとう。」
そう言って フワリと羽衣を翻したんだ。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
皇帝はダメホストだった?!物の怪を巡る世界救済劇
ならる
ライト文芸
〇帝都最大の歓楽街に出没する、新皇帝そっくりの男――問い詰めると、その正体はかつて売上最低のダメホストだった。
山奥の里で育った羽漣。彼女の里は女しかおらず、羽漣が13歳になったある日、物の怪が湧き出る鬼門、そして世界の真実を聞かされることになる。一方、雷を操る異能の一族、雷光神社に生まれながらも、ある事件から家を飛び出した昴也。だが、新皇帝の背後に潜む陰謀と、それを追う少年との出会いが、彼を国家を揺るがす戦いへと引き込む――。
中世までは歴史が同じだったけれど、それ以降は武士と異能使いが共存する世界となって歴史がずれてしまい、物の怪がはびこるようになった日本、倭国での冒険譚。
◯本小説は、部分的にOpen AI社によるツールであるChat GPTを使用して作成されています。
本小説は、OpenAI社による利用規約に遵守して作成されており、当該規約への違反行為はありません。
https://openai.com/ja-JP/policies/terms-of-use/
◯本小説はカクヨムにも掲載予定ですが、主戦場はアルファポリスです。皆さんの応援が励みになります!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
罰ゲームから始まる恋
アマチュア作家
ライト文芸
ある日俺は放課後の教室に呼び出された。そこで瑠璃に告白されカップルになる。
しかしその告白には秘密があって罰ゲームだったのだ。
それ知った俺は別れようとするも今までの思い出が頭を駆け巡るように浮かび、俺は瑠璃を好きになってしまたことに気づく
そして俺は罰ゲームの期間内に惚れさせると決意する
罰ゲームで告られた男が罰ゲームで告白した女子を惚れさせるまでのラブコメディである。
ドリーム大賞12位になりました。
皆さんのおかげですありがとうございます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる