1,089 / 1,700
8の扉 デヴァイ 再々
自分の強み
しおりを挟むこの頃 みんなに言われたり
降りて来たり
自分でも わかってきたこと
それは
「自分の強みを把握する」「生かす」ということだ。
これまでずっと 自分を掘り下げてきて、自分の事はよく 分かっているつもりだった 私。
しかしイストリアやフリジアから言われた事で、やはりまだ自覚していなかった部分
視点を変えなければ見えない部分が あったのだと。
気付いたんだ。
それは 知っていた けど気付いてなかった部分
そう「自分では普通だと思っていた」部分だ。
今までずっと 森に行ったり 外を見たり
「自分の他との ズレ」「差異」を 見つけてきたけれど。
「 なんだ、ろう?なんか。「部分」というか、もっと なんかこう、「全体的な部分」?なんだよな 。」
そう、それは 「ふわっと」している。
なんか 掴みどころのない 「なにか」
「概念」ぽい もの。
「でも。そうなのかも 知れない。」
多分 私は「世界」の捉え方が 違う。
「目的地」も そうだけど
でも「目的地」が 違うから?
そうなの かな ???
「いや、これ 誰かに見てもらった方が わかる? かな??」
しかし、とりあえず自分である程度纏めたい この性格
なにしろ自分で自分が わかっていないと。
「違い」と 言われても判らないだろうし
そう 指摘されたとしても 「受け入れられるのか」
それはあるだろう。
そう それに。
それはきっと 静かに考えたい ところ
自分の中へ すっぽりと。
入らなければ わからない 部分 でもあるからだ。
それに きっと「それ」は。
より 高い光 に 見てもらわないと
見えない もの
「より微細な粒子が見えるもの」が
見ないと 見つけられない「細か過ぎる部分」
「自分と同じ」か 「それ以上の光」、
そう「上から見ないと 見えない」のだ。
それはなんか わかる。
「 ふむ。」
なにしろまずは自分の中で解析し、「わかっておく」必要はあるだろう。
そう なんでも 人任せは 駄目よ
うん。
そうしてくるくると回り始めた カケラ
フワフワと浮いている 雲を。
ボーッと じーっと 眺め始めた。
ところ
どころに ひかる 光
規則性のあるカケラ
ないカケラ
バラバラ
グラデーション
同じ 色に見える もの
同じ かたち に みえるもの
遊んでいるもの
止まっているもの
回って いる
凄いスピードで動き続けているもの
緩々と 揺蕩うもの
並んで楽しく 「なんか創ってる」もの。
凡そ 全く 全然。
みんなそれぞれが「勝手にやっている」現場
きっと私の「なかみ」を表す それ
でも 実際。
「勝手にやってる」は そうなんだろう。
なんだか見ているうちに、自分でも面白くなってきた。
てか 実際。
こう なってる のか。
そう、自分で自分の「なかみ」に感心しながらも
とりあえずはその動きを観察する。
うん でも。
なんか 多分。
「ポイント」は きっと
「部分」じゃなくて
「全体」「組み合わせ」「量」
その「複雑さ」と「多さ」
そしてそれを「整理できる」能力。
そうして それを補う「適度な 適当さ」
「楽観性」「プラス思考」と「粘り強さ」
「突き進む勢い」と 「バランス」
「的確な目的地」
「想像すること」
「実践すること」
「気付くこと」
「回収できること」
そうしてそれを纏め上げる
「常に同時展開しながら 自分を観照する視点」だろう。
なにしろ自分でも思うけれど
私は「適当」だけど「細かい」。
そして「自分の基準」を 持っていて
それを「わかっている」。
そして。
自分のやってきた 「いいこと」も「悪いこと」も。
全て 知って 持っているんだ。
しっかりと。
ここまで来て、改めて「自分のやってきたこと」「光の網」「ずっと掛け続けていた光」の 効果を思い知る。
実際 それは。
かなりこの「把握度」に貢献していて
きっとこの「光の網」があるから、私がここまで
自分の特性を把握し 使えているのだと わかる。
これまでずっと 無意識 だったけれど。
それは きっとずっと
私を助け続けていた「自分の強み」なんだ。
実際、「あ、私 もっと適当に生きてもいいんだ」って思った事が ある。
自分がどうしても、気になる事や流せない事
それを最も簡単に「見なかった事」にできる 人
それを沢山見てきたからだ。
私の「細か過ぎるセンサー」には
必ず引っ掛かる もの
自分は無視できない 避けられない それ
「えっ いいの?それって 駄目なんじゃないの?」
そんな場面は 生きていて沢山ある。
「どの私」でも 憶えのある それ
「経験していなくとも知っている」部分に組み込まれているのはその所為だろう。
きっと ずっと そうだった
それが容易にわかるのだ。
「ふむ。」
人は記憶を簡単に削除するし、改竄もする。
「記録」であれば消したり 燃やしたり
「ひと」であったと しても。
簡単に 「消せる」ことを 知っているから。
現代では そうではなくとも
小さな事でも
「言ったことを覚えていない」そんな事は山の様にある。
そう 簡単なのだ。
「自分を騙す」こと なんて。
だから。
それを知っている私も。
あらゆる角度から 自分を見て「大丈夫か」「やっていないか」「ズレていないか」確認する必要が あるのだ。
でも きっと 本気で光を諦めたならば。
この自分の記憶なぞ
簡単に 削除するのだろうけど。
それをわかり 知って その上でしっかりとコンパスを真北に向けて 進むこと
その大切さ
それを続けること
何はなくとも どんなに先が 見えなくとも
一人で歩き続けられること 。
そうして 行けば。
きちんと「そうなる様に できている」
それがわかる。
だってきっと そう「わたしは せかい」だから。
そうして 創造してゆく「新しい せかい」
「10の扉」 「創造のせかい」。
これまでずっと微調整して
トンテンカンカン、軸の周りをまわり
太く しっかりしてきた 「私の真ん中」
それは 大分纏まってきたけれど、改めてじっと見てみる。
「わたし」が「自分」で 「拡大し」
「自身の裁量」で 「自由自在」に創る、せかい
そう
それがきっと「10の扉」だ。
「ルール」も 「枠」も
私が決める、完全に自分の領域
すべてをゼロから構築する それ。
「なんでもぜんぶ 自分で決められるけれど
全ての責任も 自分にある」
きっと これだ。
以前も思ったことのある それだけれども
ここまで来てそれが実感として 「わかる」。
「善悪」「白黒」「二極」「上下」、
その 「ジャッジ」を取り除き
「なんでもあり」「どちらでもいい」
「まるっとひとつ」が わかったから
そうして「世界の窓」でもある 視点を
持っているから 。
だから 「できる」。
「できる」ことが わかるんだ。
そして。
ずっとずっと、自分で自分の道を決め 強い意志で進んで来た私にとって「全てが自分の責任」の 方が。
仕事は やりやすいんだ。
「失敗したら 誰かのせいです」
そんな場所では、自由に創造は できない。
どうしたって「制約」が かかってしまうんだ。
私は「私のエネルギーを 他に転嫁する」事は
決して望んでいないから。
「発した分を 全て自分で回収する」
それを可能にするというのは、そういうことなのだ。
だから。 それで 進む。
ただ それだけだ。
なにも「特別である必要」なんて 無い。
私ができること 特異になってしまっていること
それは一つ一つを取ってみれば
大した事では ない。
誰だって すぐにできる 簡単な事だ。
しっかりと「見て」
「聞いて」「感じ」「分からない事は訊き」
「自分で確かめて進む」。
ただ それだけ。
ただ それを 真摯に続けられるか
誰が見ていなくとも
誰に褒められなくとも
誰に貶されても。
やり続けられるのか それだけだ。
だけど。
続けていたから 「今の私」に 辿り着いて
自分が「最後の光」だと わかる様になった。
それがきっと 自分で自分に贈ることのできる
最高のギフトなのだろう。
そうしてまた 自分の微調整をしながら。
ひたすらに 歩き続けるのである。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
皇帝はダメホストだった?!物の怪を巡る世界救済劇
ならる
ライト文芸
〇帝都最大の歓楽街に出没する、新皇帝そっくりの男――問い詰めると、その正体はかつて売上最低のダメホストだった。
山奥の里で育った羽漣。彼女の里は女しかおらず、羽漣が13歳になったある日、物の怪が湧き出る鬼門、そして世界の真実を聞かされることになる。一方、雷を操る異能の一族、雷光神社に生まれながらも、ある事件から家を飛び出した昴也。だが、新皇帝の背後に潜む陰謀と、それを追う少年との出会いが、彼を国家を揺るがす戦いへと引き込む――。
中世までは歴史が同じだったけれど、それ以降は武士と異能使いが共存する世界となって歴史がずれてしまい、物の怪がはびこるようになった日本、倭国での冒険譚。
◯本小説は、部分的にOpen AI社によるツールであるChat GPTを使用して作成されています。
本小説は、OpenAI社による利用規約に遵守して作成されており、当該規約への違反行為はありません。
https://openai.com/ja-JP/policies/terms-of-use/
◯本小説はカクヨムにも掲載予定ですが、主戦場はアルファポリスです。皆さんの応援が励みになります!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
拝啓、隣の作者さま
枢 呂紅
ライト文芸
成績No. 1、完璧超人美形サラリーマンの唯一の楽しみはWeb小説巡り。その推し作者がまさか同じ部署の後輩だった!
偶然、推し作家の正体が会社の後輩だと知ったが、ファンとしての矜持から自分が以前から後輩の小説を追いかけてきたことを秘密にしたい。けれども、なぜだか後輩にはどんどん懐かれて?
こっそり読みたい先輩とがっつり読まれたい後輩。切っても切れないふたりの熱意が重なって『物語』は加速する。
サラリーマンが夢見て何が悪い。推し作家を影から応援したい完璧美形サラリーマン×ひょんなことから先輩に懐いたわんこ系後輩。そんなふたりが紡ぐちょっぴりBLなオフィス青春ストーリーです。
※ほんのりBL風(?)です。苦手な方はご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる