透明の「扉」を開けて

美黎

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8の扉 デヴァイ 再々

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 夜の 。

  ふと した瞬間 心に忍び込んでくる

  なんとも言えない 不思議な 空気

  色  風  闇  
  夜という 「閉じられた」感覚

  私達 ひとが眠りについている 沈黙の 時。



 感情の 満ち引き

    潮の満ち引き

      揺らぎ

  優しく包み込んでくれる 夜の光はしかし

  太陽という「与えるもの」から 照らされ
  その反射で私たちを照らすものであり
  だからこそ浮かび上がる 「影の部分」

  「隠しておきたいもの」
  「深い感情」
  「檻」と「澱」

   光と 影と 陰と陽
   光の裏側にある「女性性」の 部分

  「月」というものが 持つ「陰」の面。


自分が 持つ「陰陽」
 それは どちらの面も大切であるし
私は特に「陰」が 強い。

しかし ここまで進んで来れたのは
それに引き摺られる事のない「強い男性性の部分」も 併せ持つから
きっとバランスが良いのだと 思うんだ。


 だって「ぜんぶは まるっとひとつ」だし

 「なによりも美しく純粋な白い光」も好きで
 「なによりも美しい純粋な黒い闇」も。

 好きだからだ。




 私たちはきっと

 すべては まるっとマトリョーシカで
 それぞれ対応する部分が あり

 「人間」が 「地球」だとすると
 「血液」など液体部分が「海」で
 その外側 大きく私達を包み込む「見えないもの」が
 「魂」、「大気」だ。
 

 その外側に広がる
 「宇宙」  「まだ わからないもの」。

宇宙の魂は やはり。

 「源」なのだ ろうか 。



ある時

 "ああ そうか 大気は地球の 魂なんだ"


ふと そう気が付いてから 思う
「揺らぎのシステム」「見えないもの」
「感情」「サイクル」「私達の 持つチカラ」。

きっと私達 女性には「サイクル」が あるから。

 「揺らぎ」「気付き」「押され」「成長して」
 「無から有を生み出す」のが 感覚としてんだ。

 からだの 中に「虚空子宮」を持っているから。

なんとなくだけど そう思う。

 
 月は 色んな恩恵をそうして与えてくれるけれど
 「揺らぎを齎す」ということは 同時に
 「澱を溜める」という事でも ある。

必然的に溜まる それを浄め続けなければ
どうしたって私達は 「低い方」に引き摺られて。

 結果として 「檻が月まで届いた」のだろう。

 
 今なら それが わかる。

 どうして 私の中で。

 「その かたちで」、降りて来たのか。



しかし 逆を言えば

 「私達は 身の内に 「そのシステム」を

       持っている」とも 言えるだろう。


 だから 「くう」が わかるし

 「無限」から 「何かを生み出す」ことも。

 「直感的に わかる」のだ。



だけど 「説明」を求める人や 「理屈」が好きな人は 「その事実」が受け入れられないのだろう。

「見えないもの」を 信じれない から
          信じたくない から
       
 信じて終えば。


 これまでの 自分の全てを疑う事に なるからだ。


 
しかし それもまた 何もかもが自由であるからして
「見たいものを 見て」
「好きな様に 生きていく」、それは全ての私達に保証されている すべてからの贈り物でも ある。


だから なにを 見ても
    なにが 起きていても。


 「全ての光は 今の自分のベストで

           存在している 」


それだけを胸に置いて。

 ただ ある

 心地良い場所で。


 それだけなので ある 。










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